スイカを冷やす
午前中に親戚からスイカを貰った。夕方か夕食後にでも食べようと思って裏の水道の所に持っていって冷やしておいた。大鍋にスイカを入れて上から細ーく絞った水を流す。さらに気化熱を期待してスイカの表面にはタオルを掛けた。
晩飯の前にサーモグラフィーで測定してみようと思い立ち、慌てて測定したのが左の画像。井戸水の温度は20度を下回っているので相当冷えていると期待したのだけど、期待を裏切って表面温度でも24.8度までしか冷えていなかった。
井戸水の温度は今までに何回か測定したことがあり、18度くらいで20度を下回っているのは明か。だからもっと大きな断熱された鍋にスイカを沈め、鍋の下にホースを持ってきて全開で出せ20度以下に出来たはず。何時間かかるか解らんけど。それに対して今回は24.8度までしか下がって居ないわけで、原因は何だろうと考えてみた。
まず、スイカに水が当たる部分の温度が24.8度な訳で、と言うことはこの部分の水は24.8度まで上昇しているという事だろうか。だとしたら水量が少ないからここまで水道管の中を流れるうちに、周囲から熱を貰ってここまで温度が上昇したとか。
若しくは水量が少ないから熱量の大きなスイカの接触した瞬間に温度が上昇し、今回の測定では落下地点で有っても24.8度にしか成らなかったのかもしれない。
もう一つはタオルの気化熱が期待したほどでは無かったこと。井戸水よりも低い温度までガンガン冷えるんじゃ無かろうか?とか期待もしてみたのだけど、結果は水が落下する地点が最低温度でそれから離れるに従って温度は上昇すると言う結果に成った。
子供の頃に読んだ「ビールを冷やすにはタオルを巻いて・・・」的なコラムに影響されて居たのだと思うけど、よく考えたらそんなに上手い話は無いかもしれない。極端な例として鍋に水を入れて蓋をせずにおいて置く。水の温度は気温よりは下がると思うけど、経験的にグングン下がる事は無い。
少し進めて鍋の水の表面にタオルを置いてみる。表面積が増えて気化熱でグングン冷える・・・訳も無かろうと言う気分がしてくる。そして今回のスイカとタオルの組合せは、定量的には30cmくらいの鍋と水と表面のタオルに相当すると考えても良さそう。やっぱりグングンは冷えない気がしてきた。
じゃあ効率よく冷やすにはどうしたら良いのだろう?。18度の井戸水限定なら水の温度を最大限に利用するのが良さそうな気がする。そうなると容器は外気の影響を排除する為に発泡スチロールなんかが良さそう。
内寸が400mmx400mmx400mmくらいの発泡スチロールの容器を用意し中にスイカを沈ませる。蛇口の水は勢いよく出して水道管中の吸熱の影響を排除する。この状態を維持するのが最も良いと思われるけど、水も電気代も勿体ない。と言うことで水は一旦止める事にする。そして水の温度が20度まで上昇したら再び井戸水を注いで中の水を入れ替える。水の温度が18度に成ったら水を止める。これの繰り返し。
スイカの熱を素早く水に移すために、スイカを回転させる装置を準備しても良さそう。手でかき混ぜても良い。。。次はこんな感じで冷やしてみようかね。
午後の暑い時間帯に走ってみた。連日の猛暑で身体が慣れてきたのか7月辺りの日中の方が暑くてキツイ気がした。そのことを息子に言ったら「老化で暑さを感じん様に成ったんだろう」と言われた。そうかもしれん。。。
ラン 11km
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コメント
缶ビールとか 缶コーヒーとか
大急ぎで冷却するのに
氷の上で 回転させると 急激に冷却できます。
スイカも 回転させれば。。
アッ!! 5-axisな 例のあれで
回転させれば。。ガハハハ
スイカ冷却用で売った方が 需要があるかも。。
投稿: MASA | 2016年8月14日 (日) 22時16分
スイカが載る5軸はデカイよ。本職用の中でもデカイ方に成ると思うからウン千万?クラスかも。
投稿: みつやす | 2016年8月14日 (日) 23時15分
カッパを着ずに雨に濡れながらバイクで走ると、真夏でも寒くてたまりません。
扇風機の強で、風をガンガン当ててみてはどうでしょうか。
投稿: スパイクのいず | 2016年8月16日 (火) 12時16分
スイカに縦に軸を通してゆっくりと回転させ、表面にはピッタリのタオル地の"ウエア"を着せて、上から少しずつ水をしたたらせ、横から工業用の送風機でガンガン風を送る。。。感じですね。これは出来るかも知れんなあ、やってみようかな。
投稿: みつやす | 2016年8月16日 (火) 12時26分