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2016年4月 4日 (月)

フィラリア陽性

04041 夜中に蚊が出た、顔の回りを五月蠅く飛び回るので目が覚め、1回目は取り損ねてウトウトし、2回目も取り損ねてウトウトし、3回目にやっと仕留めて指で質量がゼロに成るまで潰してやった。俺を攻撃するヤツは蚊でも象でも許さん。

 蚊と言えばフィラリア。ちゃしろは熊本のお爺さんが外飼いしていた犬で二夏を過ごしている。当然罹患している可能性が高いわけで、病院に連れて行こうかな、でも素直に車に乗ってくれるかな・・・と悩み続けていたわけ。
 それとは別に人でも感じるのだけど、寿命だけが長くなって施設で余生を過ごすライフスタイルを見て本当に幸せなのだろうか?とも感じていた。こないだのニュースで犬でも同じ現象が起きている事を報道していて、幸せな死に方ってどういう事だろう?とか考えるわけ。生きる過程でため池で溺れる子供とかフィラリアで死ぬ犬は田舎の生活では普通の事かもね、とか考える事も有った。
 色々と思うことは有ったけど夕方に成ってちゃしろを軽トラの助手席に乗せ、一番近くの動物病院に連れて行った。取りあえず検査で白黒付けて貰い、それから今後を考えようと思って。

 結果的に陽性でモニターに映った血液中に幼虫?が1匹ウネウネ動いていた。先生に今後の段取りを聴いてみると2種類の治療方法を提示された。1つは強い薬で一気に退治してしまう方法、でもショックとか副作用も有るからお勧めしないと。
 2つめは消極的な成虫の駆除で、幼虫用の駆除薬を通年で使い、幼虫は駆除し続けると同時に成虫に対して若干の攻撃を期待する方法。相談の結果とりあえず後者で行ってみましょうかと言う事に成った。速ければ2年くらいで陰性に成るかも?と言ったような気がする。
 10日くらい予備的な薬を飲んだ後で初回の投薬は病院で注射を行うらしい。2回目以降は自宅で飲み薬。初回が一番リスクが高いから病院で行うのは非常に納得できるけど初回だけ注射なのは何故だろう?。薬の種類が違うのだろうか?、それとも同じ薬だけど身体への吸収が速い注射を院内で行うことにより、重篤な副作用が起こったときの対処を容易にする目的だろうか?。どっちにしても十分理解できる理由なので次回の注射前に聴いてみよう。

 でも、飼い主としての問題は別の所にあった。始めて入る動物病院の受付で問診票を書いているとき、足元のちゃしろはカウンターの下にマーキングのオシッコをしたのだ。「あぁ・・・」と声が出ると同時に背筋が凍り付いた。お姉さんは手慣れた手つきで処理をしてくれたけど心臓がドキドキした。
 「どうも済みません、こんな犬で」とか頭を下げていたその時、私の後に回ったちゃしろは入口のドアに向けて2回目のマーキングを開始。もう背筋がガタガタで顔が火照って心臓が飛び出そうだった。お姉さんに御免なさいと言いながら、これ以上被害を広げないために直ぐに外にでて診察が始まるまでずっと外で待っていた。
 ここまで迷惑をかけて支払いは2,160円だった。オシッコの処置代として追加で2,000円くらい払わないと気が済まない感じ。ああこんな犬で御免なさい。こんな飼い主で御免なさい。

 夜は走った。気持ち的に打ちひしがれて居たけど(笑)体調は問題なかったので長いコース。最後は脚が怠かったけど今までで一番良かったような気がしている。

ラン 18km

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コメント

注射なのは副作用軽減のためのステロイドでは?薬本体は飲ませる方で

投稿: 通りすがり | 2016年4月 5日 (火) 12時00分

 なるほど、初回のみ軽減処置をするわけですね。

投稿: みつやす | 2016年4月 5日 (火) 12時32分

また、しゃしゃり出てきました。フィラリアは生活環の中でいったん蚊の体内を経なければならず、追加の感染がなければそのうち成虫も子虫もいなくなってしまうので、重篤な感染でなければ予防薬の投与だけしていればいいはずですが、気分的によくないので駆虫薬を使うんでしょうかね。私が学生の頃はよい駆虫薬がなかったので、投薬後一気に虫が死んで塞栓を起こしてVCS(大静脈症候群だかなんだか…昔のことで…笑)で死亡する事があり、カテーテルを入れて心室から外科的に虫体をを取り出すなんてなオペもありました。今はやらないでしょうが、主治医はその心配をしているんでしょうね。それから、動物病院での犬の粗相はそこまで気を遣うことはありません。それが普通ですし皆さん慣れてますから。お大事に。
あ、犬用の水筒が我が家にあります。犬用と言っても飲みやすいように受け皿がついているだけのものです。中古ですがほとんど使っていないのでまだ十分に使えます。月に数回宮若のインターや鞍手インターをつかっていますし、一度お伺いしておりますので寄り道します(土曜日午後のことが多いです)。ご入り用でしたらもらってください。

投稿: 元ミニ乗り | 2016年4月 5日 (火) 17時19分

フェラリヤと分かっただけで、チャ白ちゃんは、
大丈夫かと思います。それを知らずに、初代ワンちゃん、モモに、ごめんなさいする、おじいさんでした。

投稿: ラモ | 2016年4月 5日 (火) 18時21分

>元ミニ乗り さん

 たぶん「投薬後一気に虫が死んで塞栓」の部分の事だと思いますが、最初の1回目の投薬が一番気を使うから病院でとか、量を調節して行く・・・的な話でした。
 何となく納得できるような話しぶりの先生だったので、何年になるか解りませんが一緒に治療してみようという気分です。
 水筒、戴けるなら嬉しいです。土曜の午前中はスイミングなので午後は在宅の可能性が高いです。詳細は直接メールでお願いします。

>ラモ さん

 うちの先代犬も腹水と血尿の後に死んだのでフィラリアの可能性が高いと思います。まあでも、この世に生を受けるのも自然なら、病気に成ったり事故にあって死ぬのも自然だと思いますから、それはそれで良いのでは無いかと私は思うわけです。

投稿: みつやす | 2016年4月 5日 (火) 19時00分

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