真面目にサーモグラフィー
今日はドリドリ君を長時間使う作業が有ったので、良い機会とサーモグラフィーで各部の温度を測ったりして遊んだ。今の季節は外気温が20℃前後なので平均的な環境という意味でも悪くない。
まずは全体の温度分布。これ以降のデータは全て4時間くらい連続稼働させた時の物で、今の外気温と切削負荷に対して十分にサチレートしていると思われる。
一番温度が高いのはステッピングモータで次が主軸を駆動するタイミングプーリ。モータは予想していたけど次点がプーリとは考えてもみなかった。そして機械全体ではテーブルよりも主軸回りが高温だと解る。これはベアリングの発熱だろうか。
次はモータ部の詳細を見てみる。この部分は見た目的に只の箱にしか見えないけれど、1次減速のタイミングベルトのカバーとモータの放熱版を兼ねる構造と成っている。
形を纏めるのに意外と苦労したのだけど、熱がちゃんと板の方に逃げているし、駆動用ボールネジとかテーブルと距離を取っている事から、そっちにはあまり熱が伝わって無い事も確認できた。設計時はカンジニアリングだったけど結果オーライだ(笑)。
オマケで切削部も撮影してみた。見える範囲の切りくずでも129℃とかなりの高温になっている事が解る。切りくずを掃除して切削部が見えるようにしたら200℃とか300℃まで上がっているのかもしれない。まあこの部分は今の私の仕事じゃ無いので後回しだ。
今回の測定だけでも沢山の事が解った。ステッピングモータ回りはかなり余裕が有る。それに対して主軸回りは予想以上の温度上昇だった。今回は2500rpmしか回して無いけど、これは試験機で6500rpm位まで回るように改造している。でもこの温度上昇具合だと6500rpmはおろか4000rpm辺りでも何か問題が出るかもしれん。予圧の構造変更とかグリースの品質とか、色々と検証する事が沢山ありそう。
午前中はスイミング。今日はバタフライのキックが沢山あったのだけど、いつもの様に全然出来ずにお婆ちゃん達と一緒にヒーヒー言って泣いていた。特に仰向けの姿勢でドルフィンがまったく出来ん。
悔しいから終わった後の自主トレでもそればかりやっていた。隣では高校が3校も来てガンガン泳いでいる。その横で止まるような速度でキック練習を続けるのは精神的にタフさが要求された。でも耐えた(笑)。
スイム 1.8km
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