少年技師ハンドブック
午前中はスイミング。今日は平泳ぎのドリルの後で最後はクロール12本。平泳ぎはいつもの様にできない。今日始めてやらされた足だけ左右交互にやるドリルとか全くできない。訳が解らん。クロールは身体のポジションが把握できる時が有る。それをコントロールするとか修正するとかは先の話だけど。
隣のコースでは強い人妻が一人でガシガシ泳いでいた。こっそり眺めていると50mを43秒くらいで帰ってきている。そしてトータル60秒サークルで回している。恐ろしい・・・。
帰ってから昼飯を食い、雨が降って無いので生垣の剪定を開始。その前に発電機のオイル交換をずーっとしてないことに気がついて急遽交換。傾けて出そうとするけどほんの少ししか出てこない。どう見ても500ccも無い。やっちまったな、と思いながら新油を補充。こっちもコップ一杯くらいしか入らない。あとで調べたら0.25リットル!!だった。
残りの剪定をして葉っぱや枝を集め、休憩をしてさらに集めたら直ぐに夕方になった。田舎の人はこうやって死んでいくのかな(笑)。ある意味自然と共存している事を感じる。
夕方になって注文していた古本が来た。トランス自作の人が紹介していて読んでみたくなった「少年技師ハンドブック」。早速読んでいるけど凄すぎる。最初の画像は自作モータの界磁を作る部分。電磁鋼鈑は固くて工作が難しいし、どこにでも売っている物じゃ無いからトタン板かブリキを切り抜いて作れと有る。
次の画像は内部のロータ。こっちも板を切り抜いて、中心に釘で穴を開けて、重ねて、中心に軸を通せと有る。模型趣味を極めた中高年向きの記事じゃない。題名も「少年」だし(旧制の)中学校と高等小学校向けの本だと最初に書いてある。。。
全部の子供がこんな工作ができたとは思わない。でも一部の子供は途中までやっただろうし、その中の一部は最後までやり遂げた様な気がする。
材料を手配して物を作って組み立てる。もしかしたら近所の鉄工所のオッチャンに手伝って貰ったかも知れないけど、それも含めてその子の能力だし経験に成る。そう言う人達が大人になってキーマンとなって日本の高度成長や技術立国を支えて居たのでは無かろうか。
今の時代にこんな本は絶対にあり得ない。売れる売れない以前に出版されるわけが無かろう。でもそう言った一部の尖った子供達を育てて行かぬ限り、技術は衰退して今の技術を維持する事すら困難な国に成ってしまうんじゃ無かろうか・・・成ってるか(笑)。
コンピュータや新しいビジネス関連では尖った若い人の台頭を感じるけど、バーチャルな物では人を動かしたりできんし腹も膨れんもんなあ。
スイム 1.2km
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コメント
また中古の発電機が入って来ないかいな?
9か16が欲しいなぁ
投稿: 越前会長 | 2015年12月 5日 (土) 23時32分
ここに書いたら誰かが不法投棄してくれるかもしれん(笑)。時々油谷産業で3台セットとか出るぞ。ジャンクやけど修理するなら落札して送るわ。
うちに残した奴が一番オイル下がり?が酷い感じで、調子が悪い2st並にプラグがオイルまみれだわ。
投稿: みつやす | 2015年12月 6日 (日) 08時28分
こっちの発電機は年1回はオイル交換してるけど問題ないな
毎レースのタイヤウォーマー電源に使ってて活躍してるわ
投稿: 越前会長 | 2015年12月 6日 (日) 09時55分