終わりは5軸
2015年最後の日なのに普段とほとんど違いのない1日を過ごしていた。違うのは息子が全員揃っている事くらいか。昨日の餅つきの片付けをしたり、"ちゃしろ"の散歩をしたり、仕事とも遊びともつかない事をしていたら1日の終わり。
テレビだけは普段と違うけど、12月31日なんて人間が勝手に作った区切りの日だから普段通りに過ごしたら良いような気がする。何回も書くけど春分の日とか秋分の日なら区切りとしての意味が有ると思うけどね。
で、薪ストーブの前で紅白を見て、身体が温まったら作業場に出て遊ぶのを繰り返して居るのだけど、相手は画像の5軸ユニット。今回は安物ウォーム減速機に見切りを付けてもう少し真面目に作っている。基本段階の試作なので無骨だけど、エンドユーザー向けの製品として設計すれば格好良く成るはず。。。?
今回もドリドリ君シリーズ同様に、小さくても金属が削れる機械を目指している。何故なら自分がそう言う機械が欲しいから。それに販売まで考慮すると樹脂しか削れない機械は3Dプリンタと競合して厳しいと思うから。
問題はコストで、画像のヤツみたいにハーモニックドライブと削りだしブロックなんか使ってしまうと、超小型に纏めてもかなり高価な商品に成ってしまう。本物MCの5軸仕様に比べたら激安だけど性能もかなり低い。そんな中途半端な物を買う人や会社は有るのか??。私は欲しいけど普通の人は要らんわなあ。。。
まあ色々と見えない部分が有るのだけど、実験を繰り返して自分用にタービンブレードが削り出せる様な1台は完成させるつもり。売るかどうかはその後で決めよう。儲からん仕事は仕事とは言えんからやらん事に決めたし。
売るのは鈑金製の激安バージョンの方が良いかな?。。。除夜の鐘でも聞きながら考えてみよう。
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