電動マップケースの修理
妙な機械が送られてきた。アルミで出来たタッパみたいなケースの中にモータとギヤが入っていて、コピー機の中のようなシャフトが通っていて、中央部に電子回路の乗った基板が有る。。。オートバイのラリーで使う電動のマップケースらしい。
今はGPSしか使わないのかと思っていたけど、こういうローテクの機械も健在みたいで興味深い。地図を読むって部分も競技やゲームのうちと考えると、GPSに頼るのは面白くないしね。
機械や用途と組み合わせて初めて意味の解る興味深い回路だった。手元スイッチで正転と逆転が出来るのだけど、そのどちらともロール状の地図を引っ張る方のトルクが強く、引っ張られる方のトルクが弱くなるように成っていた。
2個のトランジスタがおかしい感じで、念のために4個有るトランジスタは全部交換した。あとは数値がずれていたチップ抵抗を1個。復旧以外の改良点としては2枚目の画像で解る5本のピンに絶縁チューブを被せた。
ここはアルミの筐体をコネクタの端子が貫通しているのだけど、少なくとも私が分解したときは何も絶縁物が入ってなかった。相手の基板はビスで止めてあるけどバカ穴なのでガタがある。状況によってはショートすると思う。
新品時はなにか入っていたのかも知れない。今は無いのだから入ってなかったか耐久性が無かったかのどちらか。ガラスチューブにシリコン含浸のチューブを使ったのでしばらくは持つと思う。
昨日に続いて今日も8kmのランニング。流石に脚が怠い気がする。と言うことは今の段階では8kmランの疲労が24Hでは抜け切れていないという訳だ。まだまだだ・・・。地道にゆっくり行こう。
何故かメチャ腹が減ったので晩飯の前にもかかわらずプロテインを飲んだ。しかもご飯も半分くらいお代わりした。風呂の前にエアロバイクを漕ぐ必要があるなあ。
バイク 12km
ラン 8km
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コメント
それは電動! ローテクではありません。
まだまだ手巻きロールマップケースが多いんです。
(でも照明用のバックライトが無いような)
ラリーの2輪部門では GPSはCP通過の確認とかがメイン。
いまだ競技自体は、主催者から渡されるロールマップを
参考に走ることで行なわれます。
さすがにダカール(と言っても南米開催)とかになると
イリトラックとか衛星電話が緊急時用の標準装備になりますが
それでも基本はロールマップ!
あとフロントホイルから取り出す距離計なんか。
投稿: | 2015年9月15日 (火) 22時21分
手動の方が多いんですか。そう言う意味ではハイテクですね、電子的に回転方向と巻き取りトルクの制御までしているし。
筐体の電極通過部、これがオリジナルだと何時かトラブルが起こる構造だと思います。その先のコネクタも屋外で使う構造とは思えないので、使用前にシリコーンシーラントなどで固めた方が良さそうです。
投稿: みつやす | 2015年9月16日 (水) 07時46分
興味深い機器だ。道路地図がロール状になってると思った。ほぼ直線の道路ならば問題ないが、道が東へ曲がったら、その続きはどのようにロールを操作するのだろう?・・・と思っていたが、調べてみると、ラリーのコマ図の連続らしい。”例:5Km走って右折”を1コマとする略図が連続して記入されている。関東では、カブ号で1000km/24hラリーが開催されているらしい。楽しそうだが過酷だなぁ(o^-^o)
投稿: ラモ | 2015年9月16日 (水) 08時14分
自転車で1200km走る人達もいますし、エンジン付きで1000kmなら楽かも知れません。私はやりませんけど(笑)。
食品ケースとタミヤのギヤボックスで自作出来そうですが、競技機材と考えると実績有るのを買った方が良さそうですね。
投稿: みつやす | 2015年9月16日 (水) 08時47分