やっぱ超硬でしょ
随分前にも中古の超硬中ぐりバイトの事を書いたけど、今回も同じネタで中古の超硬中ぐりバイト。使用径が前回は14mm~だけど今回のは少し小さくて8mm~くらい。
バイトの刃先とかチップに超硬が使われるけど、これは主に超硬が硬い事を期待した使い方。同じバイトでも中ぐりバイトのシャンクに使われるのは意味が違って居て、こちらは変形のしにくさ(剛性の高さ)を期待しての使い方になる。
一般的には・・・と言うか技術系でも販売とか修理の分野では誤解されている事が多いけど、品物の「強度」と「剛性」は別の物。前者はどのくらいの力を加えたら壊れるかであり、後者はどのくらいの力を加えたときにどのくらい変形するか、の指標。
品物の「剛性」は材料的な「剛性」と形状的な「剛性」が組み合わさった産物だけど、前者の材料的な剛性は「ヤング率」と呼ばれる。これはゴムみたいな感じかガラスみたいな感じかを数値で表した物で、ゴムは小さくてガラスは大きい。
このヤング率は材質事にだいたい決まっていて、鉄を基準にすればアルミは1/3しか無くて超硬は鉄の3倍も有る。別の言い方をすれば鉄の部品をアルミで作ると3倍変形しやすくなって、超硬で作ると1/3の変形で済むというわけ。
色々な要素が有るから全ての機械部品を超硬にしたら良い訳じゃ無いけど、変形に対して厳しい中ぐりバイトのシャンクとかは、一番に超硬化したい部分だったりする。全ての部品が超硬に成ったら日本タングステンの某氏は喜ぶだろうけどね(笑)。
中程に誤解と書いたのは材質毎のヤング率は大して変わらないと言う部分で、アルミ系の超々ジュラルミンは「強度」で鉄を超える物が有っても、「剛性」では鉄の1/3くらいしか無いし、マルテンサイト系ステンレスをチンチンに焼き入れしても、表面の「硬さ」は上昇しても「剛性」は鉄と大して変わらない。
一例として、翼が撓っても軽さ第一で飛行機をアルミで作るのは解るけど、固定して使う工作機械をアルミで作るのは訳が解らん行為だし、「アルミは硬い、クロモリは柔らかい」と言う自転車乗りは感覚がおかしいか、材質の特性を逆転する程の形状的な変化が有る筈だから、材質では無くて形状的な変化に着目すべきだろうと言う感じ。
夕方は飯塚のプールへ行った。泳ぎは普通だったけどちょっとした事件が起こってしまった。いや、起こしてしまった。泳いでいたら受付のお姉さんがプールサイドまで来て私の顔を見ている。そして「ライトが点いてますけど・・・」と。
ヘッドライトを忘れることは無いけど、中途半端な明るさの時にスモールを消し忘れる事は2年に1回くらい有る。白骨号も軽トラも古いからキーを抜いたときに警告音が無いから自分の注意力だけが頼りだ。
お姉さんに消しに行って貰ったから帰りの受付では平謝り。綺麗で感じの良い人なのでメチャ恥ずかしくて堪らなかった・・・あまり書くと田舎の竹内まりやさんから「私の時は綺麗とか感じが良いとか一度も書かれた事が有りませんけど」と言われそうだからこの辺で(笑)。
スイム 1.0km
バイク 12km
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コメント
田舎の竹内まりあさんとか、田舎の中島みゆきさんが、いるらしい。今度26のOH仕上げ慣らし運転を兼ねて行ってみるかぁ。
投稿: ラモ | 2015年9月10日 (木) 16時16分
中島さんは居ないです。メッキ屋にはaikoが居ます。明日の夕方行きますけど。
投稿: みつやす | 2015年9月10日 (木) 17時06分
プール・・・最近、B&Gに行ったら、脇の細い上りの道が通行禁止になってました。所田・羅漢寺?方面につながる道を作ってる様で、それで通行禁止でした。ポルシェは停車してませんでしたが、自分が変な自動車?に乗ってるので、現地の人が、「何処で、そんな自動車が買えるんですか?」と、インタビューされてしまいました。・・・・えたいの知らない自分に対して声をかけるとか、好奇心アリアリの筑豊の方たちです。
投稿: そクラテす | 2015年9月10日 (木) 18時55分
またにしますm(__)m
投稿: ラモ | 2015年9月10日 (木) 18時57分
宮田のB&G前の道、素直に通すと凄い勾配に成りそうな気がするのですが、どうなるか出来上がりが楽しみです。
システムが変わって券を買うのが面倒なのと事務所のオッサンが横柄なので、レッスン以外はB&Gに行くことが無くなりました。プールの人達は感じがいいんですけどね。
投稿: みつやす | 2015年9月10日 (木) 20時40分