DMEリレーの故障形態
今日はDMEリレーの改造が2個入ってきた。いつもは1個ずつポツポツと言う状況だから2個同時は初めての事だ。毎日10個くらい注文が来れば数年でナローが買えるかもしれんし、毎日30個くらい注文が来ればカウンタックの中古が買えるかもしれん(笑)。
先日は964タイプの平形端子バージョンを紹介したけど、今日のは2個とも930などに使われている古い丸形端子のタイプだった。
改造元として正常なヤツが来ることも有るし、故障したヤツが来ることも有る。ピンの部分が生きていれば良いわけで作業には違いは無いのだけど、一応はリレーを見て状況を把握するようにはしている。
今日の2このうち1個は明らかにおかしかった。緑丸の部分は良くある半田クラックだけど、赤丸の部分は過電流でパターンが焼損していたから。これは結構な電流が流れている。燃料ポンプモータのロックとか配線のショートとかが考えられる。
ちょっと考えれば解るけど、この手のトラブルはDMEリレーを半導体化しても解消されない。同じように過電流で一瞬にしてリレーが死んでしまうだけ。FETの電流がかなり大きいので、もしかしたら配線とかコネクタの方が焼損するかも知れないけれど。
このほかのトラブル例としては、リレー接点の焼損とか、コイル下の基板自体の炭化とか、リレーコイルの内部断線とか、私が見ただけでも色々な故障形態が有る。機械式リレーが悪い訳じゃ無いけど、このサイズに2個のリレーを押し込む事には少々無理が有ったんじゃ無いかと思っている。
ジムのせいで?トレーニングのリズムが乱れていたけど、今日から少しずつ戻していこうと思う。手始めに西中往復のランニングだけやってみた。良くもなく悪くもない感じ。雨に降られずに良かった。渡辺蘭チャンありがとう。
ラン 8km
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