製品っぽく成った
色々と出たり入ったり、複数の工場に行ったりの1日だった。メッキ屋さんに行ったら先日作った薪割り機のレバーが出来上がっていたので持ち帰って付けてみた。
作ったときの写真は綺麗に見えるけど、実物は黒皮の表面をグラインダで磨いただけの状態。現物を見るといかにもの風情。それが一気に製品っぽい見栄えに変わった。
見かけだけじゃなくて実用性も向上した。磨いた鉄なんて一瞬で錆びてしまうから、屋外においてシートをかけた位だと翌朝には錆が出ている。亜鉛メッキならそのあたりが随分違う。さて、そろそろ薪でも作ろうかね。
こっちは久々のCNCネタ、フライスの方なので開発コード「ドリドリ君」シリーズ。適当に番号を書いているのでこれが3号なのか4号なのか解らん様に成ってしまった(笑)。
これは今までの中で一番デカイ。まだ確定じゃないけどX軸の移動量が550mmでY軸は200mmくらい行けそう。フィードバック制御のモータと予圧されたボールネジを使っているけど、LMガイドじゃ無くてアリ溝式手動機の改造だから1/100mmの精度は難しかろう。
とは言っても、今回よりも精度や剛性が低い現行のドリドリ君やグルグル君シリーズでも意外とプロの世界で活躍している。漠然と高性能が欲しくなる個人の趣味や教育と違って、仕事は目的と費用がはっきりしているから逆に使い物に成るみたい。
プアマンズ・ロボドリルのポジションを獲得してくれると嬉しいのだけど、そこまで行くのは非常に運が良かった場合だろう。取りあえず自分の会社でこのクラスの開発をして売ろうとしている事自体が夢のようだ。機械の神様ありがとう。
デザインは今までのシリーズを踏襲している。無理矢理改造したら下のクラスに今回の駆動系が付かない事も無い、と言った感じ。スーパーカブの50と70と90みたいな感じか。
「左手で支えて位置を調整しながら右手でネジを締める」と言った作業が多い。今の状態では難しいので、骨折後は中断していたのだけど少しだけ作業してみた。まだちょっとだけキツイ所が有った。ボチボチ再開だ。
バイク 12km
ラン (8km)
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