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2015年2月

2015年2月28日 (土)

後半分が出来た

02281 この気温なら完全硬化まで1週間くらいかかるかな?とか、樹脂用の硬化剤じゃ無いから完全硬化してしまうと曲げたときに割れるかも?とか、色々悩んだ末に後だけそーっと付けてみた。
 既に取付作業くらいでは手の跡も付かない。そして取付時に少しこじったけどクラックも入らない。装着には丁度よいタイミングだったかもしれない。
 テールライトAssyもアクリサンデー研磨剤で磨いたらピカピカに成った。電装系はポルシェよりもアルファの方がしっかりしている感じ。ナンバーの封印も妖精さんが出てきて元通りにしてくれた(笑)。
 夕方から始めたので直ぐに雨が降り出し、フロントは作業する事が出来なかった。まあフロントは補強材とかルーバーとか色々付属品が有るので、二人がかりじゃ無いと難しいかも知れない。雨が上がったら息子に手伝わせて付けよう。
 リアバンパーを付けて感じたけど元のシルバーより良い感じだ。シルバーの時はリアのデザインが間延びした感が有ってイマイチと思っていたけど、派手な色が間延び感を弱めている感じがする。段々と長男には勿体ない感じに成ってきた。

 午前中はスイミング。久し振りに2/3くらいは背泳ぎのドリルだった。背泳ぎは一番苦手だ。だからどのドリルもアップップで出来た感が全くない。手を反対に回して進むとか難しすぎる。
 最近は雨ばっかりなので畑がベチャベチャでジャガイモが植えられない。と水泳協会の会長が文句を言っていた。確かに雨ばっかりで困ったモンだ。こっちだって塗装も出来んし薪集めも出来ん。

スイム 2.0km
バイク 12km

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2015年2月27日 (金)

1/3は80点の出来

02271 天気が良さそうなので、アルファの前後バンパーを黄色まで塗りおえた。足付けまでは済んでいたしマスキングも何も無いので今日は早かった。
 湿度とか気温の関係で良くないとは思ったけど、仕事との兼ね合いも有るので08:00からプラサフを開始。1時間で2-3回程度塗ってしばらく放置。
 10:00にコーヒーを飲んでプツプツを研磨し、表面が汚れないうちにそのままカーニバルイエローを塗り始めた。車体の時よりも要領がよくなったのか色の付き具合が良い気がする。こちらも1時間くらいかけて4回くらい塗ったらイイ感じに仕上がった。
 使った黄色は750g。缶の中には同じくらいの量が残っているので天井の有るセダンタイプでも今回の量でギリギリ塗りおえる事が出来そう。プロなら余裕を持って余る感じか。
 慣れたと言うよりも光の具合が良かったので、スプレーの飛沫が落ち着いて行く境界線がよく見えた。結果的に車体の時よりも綺麗に塗れた割合が増えた感じがする。全体の1/3の面積は80点くらいの出来栄え。この位の中古車は普通に有るぞと言う感じ。
 この80点の面積を1/3から2/3、3/3と増加させて行くには、やっぱり年の単位で練習を積み重ねる必要が有るんだろうな、と思う。まあ、缶スプレーで苦労するよりは何倍も楽な事は確か。

 仕事の方がイマイチだ。今日中に来ると思っていた荷物が来ないし、制御盤の中に入ると思っていた電源がうまく収まらないし、イライラまではしないけどモヤモヤくらいの状態。天気が良くて助かったわ。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月26日 (木)

ユーザー車検は増えたけど

02261 昼前に長男から「うかった!」とメールが入った。ヤツは今試験場に行っていて仮免の試験に受かったという連絡だった。そして16:00頃に帰って来てベニヤ板とノコギリで仮ナンバーを切り出した。表面は三男がPCで印刷した紙を貼って完成。
 アルファはバンパーを外したままなので動かせない。ランティスは嫁さんが乗って行って無いので白骨号に付けてみた。リアは簡単だったけどフロントはステーを追加する必要が有り少し面倒。
02262  ポルシェに仮ナンバーとかあまり見ない景色だ。いやいや、仮ナンバー自体をほとんど見ない。自動車学校のヤツは沢山走っているけど、自分で作った仮ナンバーなんて自分が付けた時から見てない気がする。
 車検に関してはユーザー車検が増えてきたけど、免許に関しては試験場での受験が激減している様な気がする。免許の更新に行っても受験待ちの人をほとんど見ない。昔は高校生とかたむろしていて、コース上もイメージトレーニングする人が沢山居たのに。

 混んだ道は駄目とか高速道路は駄目とか軽い制限が有るけど、彼はまだそこまでのレベルでは無いので近所の農道というか抜け道みたいな道まで行って運転を交代。全然スムーズさが無いけど取りあえず動いたので面白かった。
 癖のある車で沢山練習しても逆効果なので、しばらく遊んでから家に帰って軽トラに乗り換えて再練習。ギクシャク感はあまり変わらないので、車のせいじゃなくて彼の技量のせいだろう。暗くなったので家に帰った。
 10時間だったか路上で練習をしたら本免の試験が受けられる。真面目に練習しておけばこちらは1回か2回で受かるはず。でも3月の前半は旅行に行くとか行っているので、入社式までに本当に受かるのか甚だ疑問。
 まあ、彼が受からなかったら自動的にアルファは私の物に成るわけだ。気に入っている嫁さんの方が取り上げるかもしれん。その可能性を考えればもう少し丁寧に作業しておこう(笑)。

バイク 12km

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2015年2月25日 (水)

MINIのマフラー

02251 今日は精密板金屋さんに行ったり、メッキ屋さんに行ったり、午後はコンドーム屋さん改めガスダンパ屋さんが来たりであまり仕事に成らなかった。ああそうか、そう言うのも仕事だ。
 このガスダンパ屋さんの所長は面白い。家に一通りの電動工具が有って溶接機も有るとか。例によって90パーセントは仕事じゃない話しに終始した。
 当然自分の趣味的な作業も出来なかったけど、お気楽な?三男はMINIの作業をしていた。マフラーのテールパイプ部分が腐食して穴が開いていたので修理。
 ヤツは溶接は出来んので私がフルーツグラノーラ1袋で引き受けた。テールパイプの末端だけ150mmくらいステンレスのパイプが被せてある。その付け根に水が溜まるからか電位差からか錆が出て穴が開いている。
 そのまま付くかな?と思ったけど全然付かない。結局30mmくらい外側のステンレスパイプを削り取り、内部の鉄パイプの肉厚が残っている部分を出して溶接した。
 画像は溶接後のマフラーの錆を落とし、薪ストーブの残り物のオキツモを塗っている所。雨が降り出したのでこの後で作業は中断したみたい。

 夜は飯塚のプール。受付がお気に入りのインストラクターだったので気分が良い。今日はハイレグでスクールをやるのか聞いたらやるとのこと。更に嬉しい。完璧にエロ親父だ。
 手を掻いた後の減速感。特に息継ぎの後の減速感に関して、水面の位置を常におでこの位置にキープしたら良いような気がしている。理屈からじゃなくて泳いでいて体感的に。今日はそれを意識して泳いだ。何となく良いような気がする。
 最後の方に成って隣の隣のレーンでスクールが始まった。インストラクターの女の子はお尻にアリーナのマークが入った水着でカワイイ。しばらくしたら隣が空いた。移動したかったけど流石にそれは露骨過ぎるので、自分の泳ぎに集中している振りをしてチラチラ横目で見ながら泳いだ。

スイム 2.6km
バイク 12km

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2015年2月24日 (火)

フォードカップのような物

02241 外注先から上がってきた品物の面倒な部分の組立とか、納期が入らない部品の代替え品を探したり、変更部分の検討とかしていたら1日が直ぐに終わってしまった。
 と言うことで昨日のネタを引っ張る事に決定。自作の粘度計で名付けて「ミツヤスカップ」に関して書いてみようと思う。
 吹き付け塗装自体は初めてじゃ無いけど、車1台を丸々塗るのは初めて。しかも使ったことのないウレタン2液性なのでちょっとびびって居た。
 と言うことで説明書とかを良く読んで、粘度管理が大事そうだという事は理解できた。でもその為の粘度計が高い。国内で一般的らしいイワタのNK-2という製品は5,000円くらいする。世界的に有名な?フォードカップは何処で買えるのかすら解らない。と言うことでいつもの様に「フォードカップのような物」を作ってみることに。
 ホームセンターを物色すると使えそうな物を発見。アークランドサカモトと言う会社の「カンロ杓子大 35cc」と言う製品。かき氷の蜜をかけるヤツに似ている。280円位だった。これの底に穴を開けたら良く似たものが出来るかも?と言う考え。
 イワタの資料を見ると「15秒以下は低粘度、15秒~25秒は中粘度、25秒~35秒は高粘度と呼んでいます。」との文章が有る。これから普通の吹き付け用塗料はNK-2で20秒くらいの粘度かな?と想像した。そのゾーンではフォードカップも良く似た数値。

 ただ実際の塗料を使って自作品を校正する事は難しいので、事前に水を使って怪しい校正を行うことにした。海外のフォーラムで「フォードカップに水を入れたら11秒で落ちる」と言う書き込みを発見したので、自作品も水で11秒に成るような穴を開ける事にした。
 穴の径と水の落下秒数の関係は以下の通り。Φ2.5mm→17秒、Φ2.8mm→14.5秒、Φ3.0mm→13.0秒、Φ3.2mm→12.0秒、Φ3.4mm→10.5秒、ここまで実験してΦ3.4mmに決定した。そして塗装の当日、実際に塗る直前の塗料の落下秒数を測定してみたわけ。
 プラサフ(COODE)を500gに硬化剤を100g混ぜた状態で29秒かかった。かなり濃い感じ。それにシンナーを推奨量の中間値75g混ぜてみると一気に11秒まで下がった。シンナーによる変化は激しい。
 そしてこの状態で塗ったわけ。初めて使うので良く解らんけど、塗り難いとかは感じなかったので取りあえずの基準に成る。
 次に黄色のレタンPG80を500gと硬化剤を50gとシンナーを250g混ぜた状態も測定。すると面白いことにこっちも11秒だった。そしてこっちも特に難しいとは思わずに塗れた。

 以上から考えられる事は、とりあえずミツヤスカップは濃度を比較する事は出来ていると考えられる。でも塗りやすい塗料の測定値が11秒だと少し短い様な気がする。今回の濃度の塗料を測定した場合、NK-2の中粘度の中央値である20秒くらいかかるのが良いのでは無かろうか?。と言うこと。
 見直す場合の穴径の最適値だけど、水で17秒かかったΦ2.5mm辺りが最有力候補かもしれない。とりあず次回のバンパー塗装時かポルシェを塗るときはΦ2.5mmのカップを準備して測定してみよう。2個作っても600円もしないのだし、あまり縁の無かった粘度の事を調べる良い機会に成って面白い。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月23日 (月)

50点主義

02231 昨日は岡村さんに文句を言いながら夕方まで仕事した。そして今朝起きるとそれなりに天気が良さそう。雨が降ってないだけでも奇跡的だ。
 この機会を逃すと次が無いような気がしたので、朝一からマスキングしてアルファの全塗装を開始。結果的に8割くらいは塗装をして仕事は2割くらいの1日だった。普段便所掃除している社長の特権だ(笑)。
 オープンで作業量が少ないと思っていたけど、車内のマスキングとか幌関係の細かいカバー類が有って全然少なく無かった。
02232  足付けまでは済んでいたので、綺麗なウエスにラッカーシンナーを染みこませて全面を拭いた。そのおかげなのかCOODEの密着力が優れているのか、弾くことも無く綺麗にプラサフは終わり。
 アジテーターカバーは初めて使ったけどメチャ便利。そして気がついたけど上塗り塗料用にもう1個買うべきだった。理想的にはその時に使う塗料の種類毎に有った方が良い感じ。
 持っている秤の関係で1回の混合量は500g。取説通りに20%の硬化剤を入れ、これまた取説の中間値である15パーセントのシンナーで薄めて塗装した。
02233  COODEを3回くらい塗ったら良い感じに成ったのでプラサフは終了。丁度昼飯に成ったのでタイミングもピッタリ。昼飯が終わってから800番でプツプツを研いだ。水研ぎが良いと思うけどマスキングが濡れて破れそうなので空研ぎにした。直ぐに目詰まりして作業性が悪いけど仕方ない。
 このときまでは下塗りで止めるつもりだったけど、天気がドンドン良くなって風も弱かったので黄色も塗ることにした。
02234  最初は念のために軽~く吹いて様子を見たけど問題は無い。触指乾燥くらい待って次々に塗っていった。黄色はイマイチ隠蔽性が悪い。塗料が足りないのでは?とヒヤヒヤしながら塗った。バンパーは修理中で後日塗るので使い切ってしまう訳には行かない。
 結局、トータルで5回くらい塗った気がする。ザラザラだけどそれなりに色が付いた気がしてきたので、最後に気合いを入れて艶を出しながら塗ってみた。この頃に成ると少しだけ余裕が出てきたので自撮り写真とか撮ってみたりして。
02236  それなりの艶が出た。もう1回塗ったら良さそうな気がしたけど、塗料の残りが少なく成ってきたのと、ツルツルの上に塗ったら垂れそうな気がしてきたので終了とした。
 COODEの時もやったのだけど機材の洗浄が面倒だ。いい加減にしておきたいけど、いい加減では色が混じったりネジが固着したり色々と問題が出る。溶接もそうだけど塗装も細かい性格の人じゃ無いとやって行けん気がする。
02235_2  コーヒー飲んで一休みしてマスキング剥がし。何となくそれっぽい見栄えに成って嬉しい。後は前後のバンパーを塗って装着したら取りあえずお終い。
 2箇所ほど小さく垂れたのは完全硬化してから削ったら修正できそう。吹きつけの切れ目が粉っぽく成っているのも効果後に磨いたら同じ艶が戻ると思う。小さな凹凸の左側面は割りと綺麗に治った。
 問題はベコベコの右側面で斜めから顔を動かしながら見たら下手くそ鈑金のウネウネが見える。下の方のエッジもシャープじゃ無い。全体的に50点くらいかな?と思う。5年くらい修行したら80点くらい取れるかも。

 取りあえず滅茶苦茶には成らなくて良かった。ワイダー88をくれた自転車の速い鈑金塗装屋さん、押切もえ似のS塗料担当者さん、そして森高にも押切もえにも似てない従姉妹、皆さんありがとう。

バイク 12km

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2015年2月22日 (日)

岡村さんの呪いか?

02221 前日の予報では朝は雨が残っても午後から上がる?と期待していたけど、悪い方に外れて1日中雨だった。もう本当に雨ばっかりでどうにもならない。1週間の内に降らないのは12時間くらいじゃ無いの?と言う感じ。
 これは岡村さんの呪いじゃ無いのか?とか、急に仕事が増えて休みが無くなった寺川さんの怒りの力だろうか?とか、どうでも良いことを考えたけど気分は晴れない。
 結局自分の作業は全然やらず、トレーニング的な事もやる気が起きず、ひたすら「金儲け、金儲け」と唱えながら1日中仕事をしていた。なんかつまらん1日に成ってしまった。
 アルファの作業一つ取っても色々と問題点や不安項目が有るのだけど、そんな時は最初の引き取り時の写真でも眺めて心を落ち着けている。はたしてマイ・フェア・レディーに成るのだろうか。

バイク 12km

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2015年2月21日 (土)

スーパーブライトイエローはちょっと違う

02211 そろそろプールに行く準備でも始めようかと思っていたら、年齢不相応色(笑)の車に乗ったオッサンがやって来た。カーニバルイエローみたいな色の車がうちに有ったから見せに来たとか。
 本当は難しい題名の本を持ってきてくれたのだけど、確かに良く似た色なので先日の調色済み塗料を持ち出して比較大会。
 単独で見たらそっくりに見えたけど比べたら明らかに違う。トヨタのスーパーブライトイエローの方が明るくてレモン色っぽい。画像は違いが明確に成るように少しだけガンマ値が弄ってある。 ボンディングワイヤの事とか色々と話したいことが有ったけど、プールに行く時間が有ったのであまり話しが出来なかった。

02212  その後はプールに行ってキックの嵐で鍛えられ、最後も背泳ぎのキックで久し振りに足が攣った。一気にやる気が無くなったのでお昼までの自主トレはプルばかりしていた。
 昼飯を食って外に出たら雨が降り出した。小雨だけどとても屋外で塗装とか出来る雰囲気じゃ無い。やっぱり若者の意見に従った方がよい結果に成るみたいだ。
 雨は降っていたけど、その気になっていたから山に行って風倒木を1本分持って帰った。そしてそれを薪割りしていたときに面白い物を発見。先端の方で竹に引っかかって居た部分だと思うけど明らかに焦げている。
 山火事の原因として木と木の摩擦とか言われて居たけど、心の底からは信じては居なかった。だってその瞬間を目撃した事が無かったから。でも今日からは違う。山火事の卵を見てしまったのだから。ああ、そう言う面からも風倒木はこまめに処理していかないと駄目だ。

02213  雨が止まないので風倒木は1本で作業は止めて、その後は昨日早めに止めた分の仕事をしていたら時間が過ぎた。
 夜になってから塗装の準備という事でこんな物を作ってみた。イワタのヤツは5,000円くらいして買えないのでナフコで買った280円の「カンロ杓子」の底に穴を開けただけの代物。
 絶対値は解らないけれど、調子の良いときと悪いときの粘度変化を大ざっぱな定量的評価が出来るかも??と考えて。

スイム 2.2km
バイク 12km

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2015年2月20日 (金)

老いては子と嫁に従え

02201 本当に久し振りに天気がよい。と言うことで少しインチキして明るいうちから仕事を切り上げてアルファの作業開始。
 やったのは残りのパテ作業と全塗装に向けて旧塗装面の足付け作業。さらに作業量や見栄えの面でマスキングより外した方が良いと思う部品の取り外し。
 こうやって書くと一瞬だけどかなりキツかった。そして寒くて暗い。もう心が折れそうに成った。とても鈑金塗装屋には成れん。自分のための作業でも嫌になるのだから、人の車の作業とか出来んわ。
 20万とか30万の全塗装が「それなり」でしか無いのも良く解る。そのくらいの総額じゃバンパーを外しただけでも赤字に成りそうな気がする。「ここが塗ってない!」とか言いそうな客には、最初に200万くらいの見積を出さんといかんのじゃ無いか?。

 そんな事を思いながら粉だらけに成ってヘロヘロで家に戻った。天気予報では明日の夕方から崩れるらしい。と言うことは午前中のスイミングは止めにしてプラサフでも吹いておこうか・・・そんな話しをしたところ三男と嫁さんから反対された。
 2液ウレタン系のプラサフなので触指乾燥までは比較的速い。マスキングして2-3回塗っても夕方にはブルーシートをかけられる位までは乾いているだろう。でも余裕が有るとは言えない。さらに私がヘロヘロで各種のミスを誘発しそうな状態に見えたのかもしれない。
 老いては子に従えと言うので、ここは素直に三男と嫁さんの意見に従って明日は塗らない事にした。天気自体も予報通りに夕方まで持つとは限らんからね。
 年を取ってくると自分の判断力や経験を過信するように成り、その逆に実際の脳みその回転や肉体の動きは劣化している。色々と屁理屈を考えるよりも、自分よりも若い人の意見は無条件に受け入れる位の単純化が必要かもしれん。
 逆の立場から見れば、若い人は年寄りとか年長者の意見なんか聞いたらいかんと言う事だ。

 疲れていたけど寒いので、エアロバイクを漕いで身体を温めてから風呂に入って寝た。

バイク 12km

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2015年2月19日 (木)

ボンディングワイヤは凄く細いぞ

02191 昨日のフランス製オルタネータの続き。ブラシホルダ一体型のレギュレータが壊れていて常に最大出力に成っていた。具体的にはフィールドコイルに最大電流が常時印加されて居たわけ。
 この時点では電球が切れまくったと言う話しを聞いていたので、表面化した症状と手元の症状が一致したので素直に理解できた。レギュレータはモトローラのハイブリッドICが載っているだけで単純な構成。でも国内在庫も見つからないし海外でも2本線が出たタイプはメチャ少なかった。納期が無かったので作ってみる事にした。
02192  金属のカバーをタガネで開けたら綺麗に取れて中が観察できた。滅多にないチャンスなので興味深い。配線の意味からベースの板はメインTrのコレクタと解る。と言うことは大きなトランジスタが基本にあり、コレクタ放熱板の上に周辺回路が載っていると考えたら良さそう。
 詳細に見るとレーザートリミングした抵抗とか、ああこれがフライホイールダイオードだな、と言う感じで解る。それにしてもボンディングワイヤの細さは何なんだ!。
02193  ここには充電電流は流れないけどフィールド電流は流れる。計算上は最大で6.5Aくらい流れるんだけど、こんな0.1mmも無いような線で大丈夫か?。
 でもよく考えたら細い電線に大電流が流せないと言う理屈は無くて、同じ材料で直径が細いと抵抗が大きく、抵抗が大きいと同じ電流の時の発熱が多いと理論は言う。だから発熱が許容できる構造に成っていれば細くても良い訳か・・・。でもこの線に6.5Aは凄すぎる。ICの設計者は度胸が据わっていると言う事だろう。

 最初に最大発電モードで故障して電球が切れまくったと書いた。でも工場で測定した時は発電されて居なかった。と言うことはオルタネータ内部かオルタネータから出た太い線が焼損していたと言うことか?。そんな様子は無かったけど不思議だ。
 すると実際は電球が切れたんじゃ無くてヒューズが切れていたと別の情報が入ってきた。このヒューズがチャージランプ系も含んでいれば、この手のオルタネータは呼び水が無いから発電が始まらない。すると測定時の無発電の説明は出来る。じゃあ最大発電モードで故障との関連は??。
 まずレギュレータが最大発電モードで故障した。次に過電圧が発生して何処かの電球が切れたかもしれない。さらに今回見つかったヒューズが過電流で切れた。そしてこのヒューズはチャージランプ系に入っていたのでチャージランプ経由の呼び水通電が無くなり、結果的にオルタネータは発電を開始する事が無かった。
 こういうストーリーだろうか?。エンドユーザーが全ての現象を把握しているとは限らないし、メカニックが聞いて私に伝える話しがエンドユーザーの話と100%同じとも限らない。と言うことで断定までは出来んけど、まあ何となくストーリーとしては成立するかな?と言うところ。これならレギュレータを修理し、切れたヒューズを交換し、念のために充電系の太い配線を点検しただけでOKかもしれない。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月18日 (水)

雨ばっかりだ

02181 朝のニュースでウエストのない気象予報士、渡辺蘭チャンがそれほど天気は悪くない様に言っていたけど、現実は朝から晩まで冷たい雨がシトシト降り続いていた。
 午後から予定変更で仕事の方もバタバタしてしまったので、基本的にアルファの作業は出来なかった訳だけど、それでも屋根が有れば寝る前に30分くらいで次のパテ盛りくらいは出来たはず。
 もう絶対に屋根を付けるぞ!!!と心に誓った夜であった。

 と言うことで塗装以外のネタでどっかのオルタネータ。良くあるブラシ一体型のレギュレータが壊れて居る。フランス製のやつでパーツが直ぐに手に入りそうに無く、後学の為もあって分解してみた。
 でっかいモトローラの専用ICが付いているだけ。でもこの取付が本体から出た足や太いピンで半田付してあるから結構大変。そこで変なオッサンが置いていった半田吸いとり機を持ち出した。
 プリント基板が対象だから今回の用途では熱容量的に厳しいけど、それでも時間をかけたり別の半田鏝で補助してやれば8割くらいの半田を吸い取る事が出来た。あとは吸いとり線で吸い取ったら何とか分解出来た。
 吸いとり機はなかなか便利だ。電動ポンプで自動的に吸ってくれたらもっと便利。安物の電動空気入れを捨てたことが悔やまれる。アレが有ったら逆向きに付けて電動化できそうなのに。
 そろそろイグナイタの改造で使うみたいな事を言っていたから、インパクトと一緒に配達にでも行くかね。

 夕方は飯塚で泳いできた。端っこのコースが空いていたのでそこに入ったら、2番目のコースで勝手スクールをやっている先生がそのコースの中程に居た。だから他は2名とか居るのにここには誰も入らなかった訳か。
 泳ぎだしたら退いてくれるだろうと思って1往復したけど退いてくれない。凄いデブでコースの半分くらい専有している(笑)から邪魔になる。2往復目はわざと身体ギリギリを泳いだけど退かないので、3往復目は止まって「泳がんなら退いてくれん?」と言ってしまった。
 言ったら素直に退いてくれたから問題は無かったけど、監視員は2名も居たのにどうして黙って見ていたんだろう。オマエら仕事しろよと思ったけど、彼らの立場的に難しい様な気もしてきた。
 あのオバチャンも若い頃はそれなりの選手だった可能性がある。監視員なら噂話しに出た事も有るだろう。「オリンピック強化選手だったらしいよ」みたいな感じで。そして監視員をするくらいなので水泳をやっていた可能性が高い。そんな力関係の中では言いにくいかもしれん。単純にやる気のないバイト君だった可能性も高いけど。

スイム 2.5km

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2015年2月17日 (火)

左側面は何とか成りそう

02171 昨日からほとんど進展が無いのだけど、比較的程度の良い左側面の画像でも掲載してお茶を濁しておこう。
 昨日の夕方、押切もえ似の担当者から参考になる動画のアドレスを教えて貰い、仕事中にもかかわらず2回も見てしまった。晩飯の後でさらに2回見て作業の意味や自分がやる時の具体的手順を頭に叩き込んだ。
 今日の昼頃に通常版のポリパテが来たので、仕事の合間に少しだけパテを盛ってみた。後は仕事が終わってから研いでみたのがこの画像。右端は難しそうなのでまだ研いでない。
 通常のポリパテは中間パテに比べて明らかに柔らかくて滑らか。薄くのばすことが凄く楽に出来る。私は弘法さんじゃ無いのでパテもヘラも選ばないといけないなぁと感じた。
 中央から左が研ぎ終わったゾーンだけど、手で触った感じでは凹凸もうねりも感じられない。まあ素人の手なのでレベルが低いけど、今まで感じていたのが感じられなく成ったのだから改善された事は確か。ありがとう、押切もえチャン。

 やりながら思ったのだけどガレージが欲しい。この位の作業をするつもりなら「欲しい」じゃなくて「必要」だ。今の青空整備では作業可能な天候や時間に制限が有りすぎる。そして塗装のように繊細な作業にとって屋外は環境が劣悪すぎる。
 ゼロから小屋を建てるのは大変そうなので、今の納屋の軒先を伸ばすのが良いかな?とか考え中。全部伸ばせば車が3台くらい入るスペースが確保できるし、一部をベニヤ板かビニールで仕切れば塗装ブースにも成る。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月16日 (月)

カーニバルイエローが来た

02161 まだパテ作業すら終わってないのに、調色を頼んでいたアルファ用の塗料が来てしまった。前にも書いたけどホンダのカーニバルイエローで、塗料の銘柄は関西ペイントのレタンPG80。
 下塗りは新しいCOODEを勧められたけど上塗りは実績十分なレタンPC80。この辺りは私の性格や環境を把握している塗料屋さんが選んでくれたのだから良い結果が得られるだろう。
 段ボール箱の中に缶が入っていて、缶の側面に封筒が貼り付けてあった。納品書かな?と思って開けると短冊状の物が見えて、ああ色見本の厚紙だろうと思って引き出すと違っていた。出てきたのは印刷した厚紙じゃ無くて実際の塗料を塗った金属板。本物っぽくてなんかカッコイイぞ。
 雰囲気的に調色した現物の塗料を使っているような感じ。これってどういう工程で作業しているんだろう?。完成した塗料からひとすくい取って硬化剤を入れて吹きつけだろうか、いやいや人がやるという事は無かろう。自動で計量する機械の最後にサンプル作成機が並んでいて、自動的に硬化剤を混ぜてプシャーッと塗る?。
 手動にしろ自動にしろ、使い終わったノズル関係はどうしたら良いのだろう。毎回洗うんだろうか。もし機械とすれば吹き付けてシンナーを通して洗浄して次に備えるのだろうか。自分でその手のラインを設計するとしたらどうするか、しばらく考えてしまった。

 今回の塗料はS塗料に注文したのだけど、伝え聞く話しではここの車両塗料担当者は森高似の美人らしい。スカイプで直接質問をさせてくれと頼むのだけど、間に入った暴走オバチャンが邪魔して実現が出来ていない。
 次のポルシェはエンジンフードがFRPだったりバンパーがアルミだったりと難しい。次こそは森高似の担当者に直接質問をして、ツンデレ気味の回答を貰ってニヤニヤしたいものだ。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月15日 (日)

もう後には引けない

02151 仕事の残りをしていたのであまり日曜日という感覚が無かった。まあ何時ものことだし、生活のリズム的にはこの方が良いかもしれないと思い始めた。

 何時やるのか、本当にやるのか、本心では少しだけ躊躇っていた部分も有るのだけど、思い切って夕方からアルファの鈑金作業に着手した。
02152  具体的な作業は、大まかに凹みを直した部分にパテを盛って削って綺麗な面にしていく作業。この部分がきっちり出来てないと、いくら上塗りがピカピカでも如何にも素人鈑金と言った感じのウネウネが見えてしまう。
 使ったのはカンペの中間パテ。ホームセンターで売っているホルツとかソフト99のパテに比べたら劇的に使いやすいけど、基本的な技術が不足しているのでなかなか平らに成らない。
02153  1回塗っただけでは明らかに足りない部分が有り、2回目を塗って固まってから削ったのが3枚目の画像。だいぶ綺麗になったけどこの状態じゃウネウネが見えると思う。
 それ以前に問題なのが下地の処理。説明には旧塗膜を全て剥がして鉄生地を出せと有るが、当初の想像した範囲よりもパテが広範囲に成ってしまい、半分以上の面積は旧下地塗装の上にパテが乗った状態になってしまった。これってパリパリ剥がれてしまうのだろうか。良い事じゃ無いけど、まあいいや(笑)。
 3枚目の画像でも手で撫でると緩やかな起伏を感じてしまう。今までよりも大きなヘラで、もう少し伸びの良い最終仕上げ用のポリパテを全面に塗ってから削り直したら綺麗な面に成るだろうか?。
 下手くそな素人作業であっても、COODEと言う新しいプラサフが全てを覆い隠してくれるだろうと過大な期待をしている。

 1日早い誕生日と言うことで、晩飯の後でケーキが出てきた。夕方はパテの作業をしていたので動いていない。でも出されたケーキは食べないと駄目なので全部食べた。

バイク 12km

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2015年2月14日 (土)

こう言うのが欲しい訳だ

02141 昨日はボランティアで半日以上潰れてしまったので、今日は色々とやることが有って面白そうな作業はあまりやってない。
 その中で作ったのはこんな工具。良くあるT型ハンドルだけど先端が四角形じゃ無くて、対辺6.35mmの六角穴に成っている。そこに六角の各種ビットを挿して使う訳。
 右側のドライバタイプは持っていて時々使っている。でもトルクが足りない場面が有ってT型も欲しくなった。世の中に有るのは有るけど値段がメチャ高く、ここなら有るか?とストレートのオニイチャンに聞いたけど無かったので自作することにした。
 ストレートのオニイチャンは本部に要望としてあげておくと言ってくれたので、しばらくしたらラインナップに加わるかもしれない。
 誰が買ったか解らない妙な形のビットセットが有り、その中の先端部を切り出してΦ9mmの丸棒に溶接しただけ。丸棒はSS400だから強くはないけど、適用予定のネジ径に対して十分な太さがあるから大丈夫だと思う。

02142  夕方はウォーキングを止めてアルファの下回り作業を始めたら、shinakoさんが屈強なボーイフレンドを連れてやって来た。餅つき大会をするから杵と臼を貸してくれと。
 ボーイフレンドと一緒に杵と臼を車に積み込んだら、今日はアレの日だからとチョコレートと手作りの羊のぬいぐるみをくれた。
 どうせくれるなら20年前にくれよとか、本命の男に渡して早く結婚しろよとか、色々と言いたいことは有ったけどグッと我慢して笑顔で受け取って直ぐに食べた。
 ポテトチップにチョコとナッツ?の粒々がコーティングしてある感じ。阪急で売っているカルビーの高価なヤツより何倍も美味い。ありがとう。食い物なら何時でも幾らでもウエルカムだから。

 スクールは中止になったけど、体調維持も兼ねて同じ時刻にプールに行って泳いできた。スクールに来ているオバチャンが1名来て居て同じように自主トレをしていた。
 今日もスーッと進む意識で泳いだけど、なんかイマイチで進むイメージを感じることが出来なかった。特に手のかきが終わった後で一気に減速しているような気がする。

スイム 2.4km
バイク 12km

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2015年2月13日 (金)

親の期待 子の負担

02131  今日は朝一から昼過ぎまで古賀特別支援学校のお別れ遠足の手伝いに行ってきた。去年か一昨年にも行ったことが有ったはず、と思って調べてみたら3年前だと解ってびっくり。歳を取ると時間軸が歪んでくるらしいけど本当のようだ。
 前回は中学部だったけど今回は小学部。"相手が小学生だから楽"という事は無かろうと思って覚悟はしていたけど、前回で度胸が付いたのか精神的には楽に感じた。突発的に動く子が居て肉体的に少しくたびれただけ。
 行き先は北九州市にある「いのちのたび博物館」。わりと評判がよいし私自身も面白い所だと思う。展示方法も気が効いている。今回担当した子供達の中にも喜んでいた子が居た。反応が良く解らん子の方が多かったような気がするけど(笑)。
 教室では1クラス6名を2名の教師が見ている。でも今回は教室外なので2名では無理と判断されたみたい。1名の教師が一番動きが激しくて先が読めない子を見て、私が2番目に動きの激しい子の手を引き、もう1名の教師と間に残りの4名を挟んで館内を進む作戦。

 色々有ったけど基本的に無事に見学が済んで休憩所で昼食のお弁当。普段は給食だけど今日は遠足なので各自が保護者が作ってくれた弁当を持ってきている。私と先生は学校が支給してくれた弁当を子供達と一緒のテーブルで食べる。
 障害の程度に差があるから、手がかからない子も居れば手のかかる子もいる。でもどの子も「普通のお弁当」を持ってきているわけ。箸が上手に使えない子は「お母さんにスプーンの事話そうねえ」と言いながら先生が食べる手伝いをしている。
 噛む力の弱い子にも普通のサイズのおかずが入っていて、何時まで経ってもそれに手を付けられなかったら先生が懐から?調理鋏をサッと出して、瞬く間に全てのおかずをみじん切り状態に切り刻んでしまった。するとその子は掻き込むように残っていたおかずを食べ出した。
 デザートにミカンを持ってきた子は皮が剥けなかったので剥いてやった。でも食べるのも遅くて時間内に食べ終わる事が出来なかった。その他にも良く似た事が色々あって、その全てに共通しているのは親の期待感じゃ無いのか?と思ったわけ。
 家で少しでも箸を使えたらスプーンじゃ無くて箸を持たせたい。離乳食みたいにしなくてもコロッケくらい自分で噛んで美味しく食べて欲しい。果物が好きだからご飯の後で上手に剥いて食べてね・・・。
 家では1/2くらいの確率で出来たのかもしれない。親の目で見たら4/5くらいの確率で出来るように感じるかも。でも現実の晴れ舞台では、はしゃいで緊張もしているから1/4くらいまで確率が下がってしまう。そんな感じ。
 「東大に入って欲しい」「オリンピック選手に成って欲しい」「良い会社に入って幸せな結婚をして欲しい」色々有ると思うけど、同じ仕組みの様な気がしてきた。
 肉体も脳みそも精神も?負荷をかけないと発達どころか現状維持すら出来ないのが動物の定めだから、そう言った期待とか負担が悪いとまでは思わない。ただ、レベルは違うけどそれぞれの子供達は様々な親の期待感と戦っているのだろうな・・・と思いながら慌ただしく弁当を食べた。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月12日 (木)

色々な物が来た

 ドリドリ君の制御盤関係が固まったので、今日はひたすら作業のみ。外注比率を高めては居るのだけど、高めれば高めるほど手間がかかってその割りに金にならないような作業が残る。残るという事は自分がしなくちゃいけないという事。
 俺って書類上は法人の社長なんだよね(笑)・・・とか思いながら作業しているけど、よく考えたら規模が大きくなっても社長の仕事って面倒な雑用の固まりかもしれんなあ、とか考えてみたり。
 某所で製鉄機械の設計をしていたとき、取り纏め課で取り纏めの仕事に成れば成るほど雑用ばかりに成ってきた事を思い出す。A1の図面を2枚書いたとか、見積仕様書を20ページ作ったとかそう言うのから離れて、1日中電話していたり、どうでも良さそうな打合せの為に細かい出張を繰り返したり、現地工事で棒芯のオッサンをなだめたり。
 そう言うもんなんだろうな、と最近は思い始めた。

02121_2  今日は色々な物がやってくる日だった。まずは皮の端切れ。サイズは小さいけどしっかりした革なので、シフトノブを巻いてみたり色々出来そう。
 そしてシュークリーム。少し皮が硬いタイプで、中身のクリームはあまりフワフワしてなくて、でも味は甘すぎない感じ。丁度私が好みのタイプで嬉しかった。店の名前をチェックしておいた。
 更にポルシェのタコメータ。気がついたら玄関にメモ用紙と共に置いてあった。そのタイミングは作業場で作業していたと思うのだけど、森高千里チャンを大音量でかけて居たので聞こえなかったのかもしれない。そうだとしたらごめんなさい。
 最後はカンペの塗料。アルファのスパイダーに塗る為に注文したヤツ。プラサフは「COODE」という評判のよい新製品らしい。私は旧製品を使った事すら無いのでどうでも良いのだけど、これで出来栄えが悪かったら新製品のために使いこなしのノウハウが不足していたと言い訳しよう。
 受け取った三男によると10トン車で配達に来たらしい。下まで入れずに県道に止めて歩いて来たとか。何処かのでっかい工場に配達するルートの途中だったのだろうか?。シンナーは何故か別便で別の運送屋が持ってきた。カーニバルイエローは調色があるからかまだ来てない。なかなか面白い配達形態だ。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月11日 (水)

トーイン矢のごとし

02111 朝一に面白い車やバイクが沢山置いてある場所に行ってきた。いちおう仕事で請求書を持っていったのだけど、コーヒーを頂いて仕事とは関係の無い話ばかりしていた。写真を撮ったけど出して良いか解らないので秘密にしておこう。

 帰ってからもう1件用があって行ってきて、それが終わってから久し振りにアルファの気になる部分を修理した。
02112  エンジンは普通にかかるし、クラッチはしつこいエア抜きで普通に近くなった。残るはサスペンション関係。コーナリング中に凹凸があると、奇妙を通り越して危険なくらいの挙動を示す。
 外から眺めてみるとリヤタイヤのネガティブキャンバが酷い。自作の高精度?キャンバーゲージで測ってみると3度10分くらい付いている。標準は1度5分なので明らかに過大。その割りに車高は落ちて無いので何か怪しさを感じて潜ってみた。
02113  凝ったマルチリンクなので正式な呼び方は解らないけれど、ロアアームの後側アームを車体側に固定するゴムブッシュがガタガタに成っていた。
 本来なら左右に5mmずつの余裕というか隙間が有る取り合いだけど、ゴムブッシュが壊れてしまって±5mm、トータルで10mmもガッタンガッタン動く状態だった。
 流石にこれでは行かんので分解していつものインチキ修理。最初は両側にワッシャでも入れようと思ったけど、軸部分のガタも殺したかったので太めの軸とワッシャが一体に成ったような部品を削りだした。
02114  本来なら軸方向もゴムの弾性と減衰性で保持されるべきだろうけど、ガタガタに10mmも動くよりは良かろうとS25Cで固めてしまった。これでも外周部のゴムが有るのでそれなりの弾性保持には成っていると思う。
 削りだしたインナー部品をプレスで圧入し、元の位置に組み直したら作業は完了。他にも怪しい箇所は有るけど、ここが一番酷くて8割くらいは今回の作業で改善された筈。
02115_2  取りあえずアーム端部は中央付近に保持された。修理前はこのアームを長くしたのと同じ状態だったので、キャンバーは-方向に過大で、トーインは+方向に過大だったはず。今日の作業でこの部分に関しては標準に近く成ったと思う。
 平らな場所で測定したかったけど、時間が無かったので目視でネガティブキャンバーが減ったことだけ確認しそのまま試運転に行ってきた。
02116  赤木峠のいつものコーナーを抜けたときの挙動が違う。以前のように凹凸で恐ろしいほどの挙動変化は起こらない。ハンドルの切り始めに過剰な敏感さが残っているけど、今は前後のトーインすら調整して居ないので何とも言えない。
 次は前後のトーインを調整しよう。矢の様な直進性とすばらしいコーナリングが戻ってくる筈だ??。あっ、その前にM!0x1.25のねじ山を修理して、あそこのゴムブッシュもインチキ修理しておかねば。あれはエンジンじゃ無くてサスのサブフレーム的な部材を保持している部材の様だから。

 試運転から帰ってきたら直ぐにプールに行った。少し予定よりも遅れてしまったけど止めるよりは良い。今日はスーッと延びる意識を持って泳いでみた。なかなか思うようにスーッとは進まない。出も最近は「進んでいない状態」が解るように成ってきた。
 これは進歩と考えて良いだろう。この状態が続いて何時まで経っても進まなければ精神的に辛いけどね。

スイム 2.2km
バイク 12km

02117  載せても良いって言われたから追加で載せておきます。奥の黄色は見えにくいけど、赤、青、黄色、と3台の小さなオモチャみたいな車が並んでました。
 全部ナンバー付いてます。相当マメじゃないと維持できないでしょう、驚きます。

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2015年2月10日 (火)

さようならラビット90

02101 ラビットを手放した。持っていてもレストアする時間が捻出できそうに無いし、田舎とはいえ場所を取る。人生も残り少なくなってきたので(笑)プライオリティーを考えて行こうや、という話。
 回ってくるくず鉄屋に出そうと思っていたけど試しにヤフオクに出してみた。そしたら閲覧数が1000件を超えてウォッチリストが50を超える予想だにしなかった事態に。そして昨日の夜17,500円で福岡県内の人に落札して貰い、先ほど引き渡しが終わってホッとしている所。
 いやあ、思わぬ収入が有って嬉しい。このお金でアルファのシートでも買おうかね。今は安物っぽいバケットシートが付いていて、私が検査員であってもこのままじゃ車検に通らない。コイツをアルファマークが入った純正中古に変えておこうかな、と考え中。
 このラビットは松本の解体屋で手に入れて、販売証明を書いて貰って市役所で登録した車体。何となく気に入っていたので引っ越しの時も処分せずにこっちに持ち帰り、こちらでも登録して遊びで乗っていた。
 でも再び福岡を離れて広島に行ったり、結婚して色々と忙しくなったりするにつれて放置状態となり、XSと一緒に納屋の肥やしになっていた。XSの方はなんとか再生したけど、ラビットまでは手が回らずに更に放置。そして邪魔になるからと屋外に放置して今日に至っていた。
 それが今日の夜、興味を持って修理してみようという人に引き取られて行ったわけ。このまま朽ち果ててしまったり、くず鉄として処分されるよりはずっと幸せな余生に成ったと思う。
 さようならラビット90。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月 9日 (月)

ジアロモデナもコンレロイエローもカーニバルイエローだ

02091 アルファに色を塗った。やったのは私じゃなくて三男。目標とした色はホンダのカーニバルイエローで、ちょっと色合いが違う様な気もするけど、なかなか良い出来だと思う。
 今は個人持ちのパソコンで簡単にこんな事が出来るから凄い。いや簡単かどうかは解らん。昨晩ヤレと言ってから私は他のことをしていたから(笑)。
 これで雰囲気は十分掴める。派手な形状だからこの位派手な色が似合うと思う。けど・・・普通の女の子は乗ってくれんだろうし似合わんなぁ。似合うとしたらモデル体型で、ミニスカートで、髪はベリーショートかストレートのロングのどちらかで、美女が良いけど満点を望むと実現の可能性が劇的に低下するのでサングラスでもかけて隠して貰ったら良かろう。性格的にはちょっと勘違い系じゃ無いと無理だな、頑張れ長男(笑)。
 この画像のアップのタイミングを狙っていたのか、塗料屋さんから見積が来たので注文しておいた。関西ペイントの本職が使うシリーズなので仕上がりは全て私の腕次第。
 イタリアだからジアロモデナとか、アルファだからコンレロイエローとか考えたけど、変な色にすると補修が困る。たぶんコツコツ当てると思うし金もないから自分で修理すると思う。そんな時にホルツとかソフト99の缶スプレーから選べると楽。と言うことで良く似た色でホンダの「カーニバルイエロー」を指定した。
 ペイントは直ぐに来るかもしれんけど、実際に塗るのは何時に成るか解らん。ちょっと忙しいし例年の例で行くと3月にかけてメチャ忙しく成るから。まあパネル毎に毎日1枚ずつ塗っていっても良いか。

02092  今日の午前中に洗濯機が来た。秋頃から異音というか酷い音が続いていて帰省してきた妹家族が驚いたくらい。でも毎日使っていて修理のタイミングが無いし、音もベアリングの異音に思えたのでそのまま使い続けて来た。
 でも先週末から「バコン!」「ボコッ!」「バキン!」と言った明らかに内部で物が壊れた音に変わってきた。大げさに言うと有志連合が空爆でも始めたんじゃ無いか?と思えるくらいの激しい音。
 流石に駄目だと悟って土曜日に買いに行き、月曜日の今日が配達に決まっていた。そしたら最後を悟ったのか今朝の洗濯で本当に息絶えてモータが「ギッ」とか言って止まってしまった。焦げ臭いと言うから直ぐにコンセントを抜かせた。
 止まってから2時間後くらい、ヤマダの配達の人が来てチャッチャと設置して行ってお終い。良く似たサイズで良く似た機能だからあまり変化は無い。選ぶときに面白いと思ったのはハイアールの位置づけ。既に安物ではなくて国産各社と同じ価格帯に成って居た、世界的にはトップメーカだもんね。そして最安値はシャープ、大丈夫か?。
 来てから面白いと思ったのは取説とは別にDVDが付いていたこと。パソコン機器なら解るけど洗濯機でねえ。今は取説なんか誰も読まんのかもしれん。そう言えばテレビの特集でバカになっていく日本の消費者を取り上げていて、企業の担当者が頭を抱えて居た事を思い出す。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月 8日 (日)

930にはDC-2102がよく似合う

02081 ドリドリ君の制御盤関係でやることが有って、平日と変わらない雰囲気で時間が過ぎてしまった。検討作業とか検証作業というのは幾らでも時間をかけることが出来るので、どのくらいいい加減な性格であるかが完了時間の目安に成るのかもしれない。

 今までに何回か書いたけど、白骨号のタイロッドエンドブーツの再交換を行った。新しいブーツ候補である「DC-2102」が来たので。
 930のこの部分はブーツだけの部品設定がされて居らず、社外品でもロッドエンドAssyしか見つける事が出来てない。でも日本の車検ではブーツの破れをチェックされるので、何処かで使えるブーツを見つけて来ないと不経済で仕方がないわけ。
02082  と言うことで最初はDC-1604を使い、次にDC-2111を使い、そして今回はDC-1361とDC-2102を比べた。結果として前記の4種類の中ではDC-2102が一番フィットしている様に感じている。
 大径も小径もほぼそのままでも使える感じだけど、念のために大径側だけインシュロックで軽く締めて居る。DC-1604は小径側がガバガバなので雨中走行で水が入ったけど、今回はほとんど入らないと思う。DC-2640も似た寸法で使えそうな気がするけど、DC-2102でそれなりのフィット感が得られるのでこれで良いか、と言った所。

02083 晩飯は爺さん達と一緒に早めに食べるらしいので、夕方のウォーキングは出来なかった。その代わりにアルファの座席後の物入れのロックを修理した。
 3枚目の画像のスライドする角棒形状のピンがロック部品なのだけど、左右で2個有るロックピンを共通化する為に複雑な溝が切ってある。その為に曲げ強度が弱くなって付け根から折れていた。
 私はこんなストーリーを考えているけど、同様の症状がネット上には見あたらないから、前所有者が訳も解らず無理してこじ開けて壊しただけかもしれない。
 グッデイに250円くらいのアルミ角棒が売っていたので、それを削って似たような形状を作って組み立てた。今度は簡単に壊れないと思う。

バイク 12km

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2015年2月 7日 (土)

純正ホイールに変更

02071 なんか今日は色々有って忙しく、やろうと思っていたアルファの作業はホイール交換だけしか出来なかった。
 購入したときに付いてきたのはOZという会社のホイール。これでも良かったのだけど右前の1本だけリムが少しめくれている。側面の事故の時に縁石にでも当てたのだろう。
 このせいなのか75km/hを超える辺りからハンドルの振動が激しくなり、80km/h維持も難しい状態。大分からの帰りは高速を通らなくて正解だった。大ハンマで叩いてみたけど簡単には治らない感じだし、プレスで押すにしても治具が要りそう。と言うことで中古品を買うことにした。
02072  アルファはPCDが98で互換性のあるホイールが少ない。中古品も純正品がほとんどで選択肢が少ないけど、ポルシェほど値段が高くないので助かる。
 丁度この車体の時代の純正品が有ったのでそれにした。タイヤも純正サイズの205/50-16の5分山が付いていたので好都合。今までは205/55が付いていたのでタイヤハウス内に少し干渉していたし。
 雨の中濡れながら交換作業をした。以前のホイールの方がデザイン的にスッキリしていた気がするけど、ピニンファリーナが選んだのだからこっちの方がデザイン的に合うんだろう、たぶん。
 今度のホイールは大きな変形もないし、リヤの安っぽいスペーサも無い。センタもきちんとインローで決まっている。75km/hの振動は消えていると信じたい。

 午前中はスイミング。前半はキックメインで少しクロールのドリル。そして後半は平泳ぎ。後半の平泳ぎは全然出来なかった。今までで最低の出来だったような気がする。
 悔しいのでレッスンが終わった後も一人で平泳ぎのドリルを延々と繰り返した。手のかきと上体を持ち上げる部分に気を使うと、キックの脚を縮める所がおろそかに成ってグダグダに成る。逆もしかりでメチャ難しい。

スイム 1.6km
バイク 12km

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2015年2月 6日 (金)

クリープなのか振動なのか

0206 ポルシェ911系のオルタネータ、自分のじゃ無くて依頼品。レギュレータは内蔵されて居らずブラシだけだったので、比較的古い時代のオルタネータだと思われる。
 ブラシの片側がGNDに落ちているので、レギュレータはプラス側を制御するタイプが必要。このタイプは機械式とか機械式でスタートした機種が多いから、これのレギュレータも機械式かも。
 スリップリングが0.1mmくらい偏摩耗していたので旋盤で旋削。摩耗量自体は少ないしブラシも再利用できるくらい残っていた。あまり距離を走ってない感じ。
 問題はお尻のベアリングを保持している樹脂?の部品。これがバラバラに割れてしまいガタガタに成っていた。探せばボッシュかマレリー辺りから取れるかもしれんけど、時間と手間と送料がバカに成らんので製作した。ジュラコンから旋盤で削りだし。
 この手の設計をしたことが無いので、ここのボールベアリングを柔らかく保持する事の意味が解らない。電動工具の高速回転するモータとかでも、同じようにお尻のベアリングだけゴムのリングで浮かして有ったりする。
 ゴムと言うことで思いつくのは振動面。防振とか制振の目的でゴムのリングを使う可能性はあると思う。でも今まで見た全てがゴム製と言う訳じゃない。今回みたいに割れるような材質の事も有る。
 もう一つはクリープ対策。こっちは自分でも経験が有る。ベアリングの内輪とか外輪のハメアイ面が微小にずれて来て、見た目的には錆びたような変な状態になってくるヤツ。メーカも対策品を出していて外輪にOリングが入ったのとか色々有るし、組み立て時に嫌気性の接着剤で誤魔化すとかも有る。
 今回の部分は内輪回転荷重なので内輪を締まりばめにしたい。組み立て方法から言っても外輪は隙間ばめが好ましい。でもそれだと外輪にクリープが出る可能性がある。と言うことでクリープ対策の可能性もあるよなあ。。。と考える。
 で、良く解らんけど元の材質から考えるとジュラコンでも行けそうな感じだったので、ジュラコンで抜けないようなツバ付きのリングを作って組み立てた。軽く銅ハンマで叩けば入るくらいのハメアイで。

 ウォーキングで走る回数が増えてきた。今日は帰り道で4回走った。この位なら気持ちよく走って居られる。帰ってからと風呂の後は脹ら脛の筋肉を伸ばしておいた。筋力だけじゃなくて柔軟性も要るかな?とか考え始めたから。たぶん大事だと思う。今まで重視して無かったけど。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月 5日 (木)

遺伝子の引力 パート??

02051 ポルシェの時MINIの時も書いたので、今回のアルファに関しても購入時の経緯とかゴタゴタを書いておこうと思う。
 長男の卒業と就職も決まり車の免許を取ることに成った。ヤツが正月に帰省して来たときにみんなでカーセンサーを検索し、170万円のフェラーリ・モンディアルを発見。これを買えと強硬に勧めたのだけど絶対金額が高めなのでウンとは言わなかった。
 モンディアルは子供が生まれても使えるし一応フェラーリだし、悪くないと思ったのだけど駄目らしい。一家でずいぶん盛り上がったのだけど最後は本人の意思なので仕方ない。

 で、いつもの様に「アマチュア無線 その他」とか「部品取り車」のコーナーを見ていた時のこと、広島出品のポルシェ914と大分出品のアルファスパイダーを発見。ポルシェも悪くないけど私とメーカが重なるしレストアが必要。その点アルファは車検も残っていてそのまま使えるのが良い。
 いつもの様に嫁さんや三男と一緒にアーダコーダと話が始まり、12時半くらいまで盛り上がって長男にこれを買わせる事に決定。もう11万円分くらい楽しんだから動かなくても良いとか大騒ぎした後「これを買え!」とメールしてから寝た。
 で、次の朝電話がかかってきて、「他人に取られたら嫌なので即決の11万で入札してください」と。なかなか話のわかるヤツで面白いけど、そんな風な判断基準でこれからの人生は大丈夫かな?と少しだけ心配したのも事実(笑)。
 夜の間に車好きの友達に相談したらしい。車好きの友達とか車に詳しい先輩という人種は昔から良く似て居る。普段は「男ならパーッと行け!!!」とか言っているくせに、「スリック履いたRX3の中古買います」と話したら「マツダは下取りがなあ・・・」とか話し出して、自分の知り合いのセールスからスターレットの新車を買わせようとしたりするのが普通。
 女の子なら「私も命がけの恋がしたい!」と話していた癖に、「結婚するなら安定した公務員よねぇ」とか言うのに近いかも。
 ところが彼の友達は違っていたらしく、「面白いから買え」とか「11万なら6月まで乗って駄目なら捨てても惜しくない」とか、一瞬の気持ちの盛り上がりや興味だけで生きているような肯定的な意見だったとか。これも遺伝子の引力なのかねえ・・・。

 そして引き取りの日、私が精神的な疲労と肉体的な疲労でクタクタに成って陸送から帰ってくると嫁さんが暖かく迎えてくれた。「結構いいねえ」「わあ、私のオープンカーだ」とか。ポルシェが来た日と全く同じ雰囲気。
 こんな母親に育てられて本当に大丈夫なんだろうか?、ゴメンよ我が息子達。そう思っていたら三男も出てきて同じように「意外と綺麗だねえ」とか言い出す。オマエら可笑しいわ、絶対に。

バイク 12km

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2015年2月 4日 (水)

アルファのツインスパーク

02041 長男のアルファにはツインスパークという点火系が採用されていて、4気筒の癖にプラグは8個も付いている。さらにその8個は同じ種類じゃ無くて2種類の4個と4個の組合せという変態具合。
 同じ種類じゃ無いのはシリンダヘッドの面積から来た制限かな?と思う。普通の4バルブヘッドと同等のバルブ径を確保した上で2個目のプラグを押し込もうとした場合、中央と同じM14系列が入らなかったんじゃなかろうか。 と言うことでプラグのサイズとか種類はシステムに大きな意味は持たないと感じる。
02042_2  で、このシステムの動作具合だけど良く解らない。コイルとプラグの配置は最初の写真の通りで、メインプラグは1-4、2-3がコイルで繋がった捨て火有りの同時点火と成っている。そしてサブプラグもメインと同様に1-4、2-3がコイルで繋がれた同時点火と成っているわけ。
 これは2枚目の配線図を見ても明かで間違いは無かろう。問題はその点火タイミングな訳で、例によってネット上の情報ではサブプラグは排気上死点で点火して未燃焼ガスを燃やすとか色々な話が渦巻いている。この話は眉唾モンだと思うけどまだ確かめていない。

 1-4、2-3のそれぞれの気筒は同時点火しかあり得ないけど、4個のコイルの1次側は全て単独でECUに繋がって居るためそれぞれのコイルは別のタイミングで点火を行う事が可能。と言うことでサブプラグを排気上死点で点火する事も出来るし、メインから1度だけ遅らせて点火する事も出来る。
 ただ、捨て火の部分に注目して見てみると、サブプラグを排気上死点で点火すると言うことは、対になった相手気筒は圧縮上死点で点火している事に成るわけ。と言うことは普通の点火に凄く近いわけで、そうなると普通の点火時期以外の中途半端にずれたタイミングで点火する訳にも行かないと思う。
 結果的に今考えているのは、メインもサブも同じタイミングで圧縮上死点で点火しているだけじゃ無かろうか?と言うこと。同時点火だから必然的に排気上死点でも火は飛んでいるけど。
 もしかしたらメインとサブで微妙なタイミングのズレを作っているかもしれない。この辺りは1次側にオシロでも繋いで実測しないと何とも言えない。

 夜は飯塚のプールで泳いできた。前回のスクールで呼吸のタイミングがだいぶ良くなったと言われたので、そのイメージで泳いだりその直前にやらされたドリルを繰り返したりした。
 人が凄く多くて1コースに3-4人居る。どうしても人と前後して泳ぐことに成り、自分の後の人との距離が気になる。ドリルをしているのだから自分が遅くても良いはずなのに、距離が縮まるとなんか気になってムキになってしまう。どうも心が弱い。

スイム 2.5km

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2015年2月 3日 (火)

色々なプラグ

02031 アルファの方は今日の作業じゃ無いけど、プラグに関する同じ話題と言うことで纏めて書いておこうと思う。
 アルファのエンジンはツインスパークという凝った点火方式が採用されている。1気筒あたり4バルブなのに2個のプラグが付いているだけでも少数派だけど、さらにその2個の種類が違うと成るとあまり他では見ない構成だと思う。
 燃焼室の中央に付いているのは「PFR6B」で端っこの方にひっそりと付いているのが「PMR7A」。Pから始まる事で解るように両方とも白金プラグでとても高価。正規ディーラーで交換を頼んだら2万円以上するんじゃ無かろうか、直4の癖に。
02032  取りあえず外そうとしたらメチャ硬い。特に2本くらいはヘッドと一体に成っているかと思ったくらい。スピンナハンドルを付けてカッキーンと外した。ワッシャは親の敵のようにぺしゃんこで力自慢の整備士が作業したらしい。
 4本くらいは電極の白金チップが残っていたけど、それ以外はかなり消耗してクリアランスが1.3mmくらいまで広がっていた。このプラグは10万km保証なので、もしかして新車の時のままかもしれない。
02033  イリジウムよりも高い白金プラグとか買えないので、ギャップを調整してねじ山にカッパー系のコンパウンドを塗って装着した。始動性も走行感もほとんど変化は無かった。
 アルファのツインスパークに関しては別に書こうと思う。凄く面白い構成で興味が尽きない。ここまでやる意味があるのか甚だ疑問だけど。

02034  今日の作業は白骨号のプラグ。半月ほど前にBOSCHのプラグを削って再装着した話を書いたけど、その後で低速時のドライバビリティが向上した事を明確に感じた。これは新しいプラグにする意味があるかも?と感じて新しいプラグを買ってみた訳。
 今までと同じBOSCHの白金プラグは高いので安いのを探したところ、置き古品で6本が2,980円というのが出ていた。対辺寸法が違うだけでほとんど同じ。ギャップが1.1mmタイプだけどこれは規定値に再調整すればOK。
 最後の写真は左の3気筒を交換した後の画像。六角部が16mmに成っただけではなく、全長が2.0mmだったか2.5mmだったか短くなっているのでずいぶん小さく感じる。こっちがISO規格だったかな?。
 プラグの全長が短くなる事で、プラグキャップの途中に有る膜みたいな部品が干渉しないか心配だったけど、丁度よいくらいにしっかり押しつけられて問題無かった。ギャップは標準の0.7mm~0.8mmに対して、電極の細いイリジウムプラグという部分に期待して0.9mmにした。
 時間が無くて走ってないけど、始動性が少し良くなった感がある。感覚的な話だけど、今までクランク軸が6回転で始動していたところが、プラグ交換後は4回で始動するように成ったくらいの変化。
 今回のプラグも10万km保証のタイプなので、今から10万kmはプラグ交換しなくてOKの筈。気になって何回もチェックはすると思うけど、たぶん交換はしないと思う。試さないとNGKの言うことが本当かどうかわからないしね。

バイク 12km
ラン (8km)

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2015年2月 2日 (月)

クラウンのコンバーチブルを見た

02021 今日は普通の1日だったけど夕方は長男を乗せて陸運局に行ってきた、アルファの名義変更の為に。後学のために車庫証明も移転登録も自分でやらせている。まだ免許が無いから運転だけは私がやっているけど。
 時間がギリギリで私の気持ちは少し慌てたけど、何事もなく順調に変更作業は終わって羨望?の筑豊ナンバーをゲットする事が出来た。
 次は業者に頼むとしても何事でも一度は自分で経験しておくのは悪くないと思う。現実の作業を知っていれば依頼する時の指示内容が的確に成るし、金額に対する正当な評価も出来る様になる。
 自宅に帰ったら長男はクラッチワークの練習をしていた。自分の家の庭で自分の車を運転している訳だから、もしぶつけても下に落ちて怪我しても全て自己責任だ。「納屋に立てかけているアルミの梯子は2万くらいするぞ」と脅したらビビッて居た。

 何故か今日の陸運局はオープンカーの比率が高かった。事務所の前の駐車場に3台もの幌車が止まっていたから。1台目はうちのアルファで2台目はBMWのZ4?、そして3台目がクラウンのコンバーチブルだった。
 クラウンのコンバーチブルとか現物を初めてみた。しかも色は金色みたいな微妙な色。これって普通の人が乗っているのだろうか。3代くらい前のクラウンみたいだけど、福岡ドームの投手交代用に使っていた車じゃ無いのか?と思うくらい一般道では珍しい景色だった。

バイク 12km

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2015年2月 1日 (日)

面倒な作業が残ってきた

02011 アルファの作業だけど、どうしても面倒だったり自分が嫌いな作業が残ってくる。エンジンオイルを交換する為に前を上げていたので下回りを見てみた。
 エンジンマウントと車体を拘束している部材だろうか、その部材をエンジン側に固定するボルトが大きく曲がっている。しかも2本並んだそれぞれが違う方向に。
 この部分には前後方向と左右方向で剛性に差を持たせた、凄く凝った形状のゴムブッシュが入っている。でも長年の使用でグチャグチャに成っていて機能をはたしていない。
02012  ゴムブッシュの再生は後にして、取りあえずボルトの曲がりを修正してみた。曲がっているのはボルトじゃなくてエンジン側のサブフレームみたいな部品だった。
 割りと薄い板にウェルドナットの構成。それにゴムブッシュを止める長めのボルトが付いているから板が曲がりやすい。ディテール設計が不味いような気がする。
 ネジが1本死んでいた。M10x1.25と細目なのでヘリサートは持ってない。変なオッサン連中は持ってないかな?
02013  次はウインドウォッシャーが出ないのの修理。途中から水が出ているのでカバーを開けてみると三股の金具が壊れていた。さらにノズル近くの「L」型金具も割れていた。
 壊れた金具を全部捨てて、手持ちの金魚の水槽用?に交換して修理した。これで一応は出るように成ったけど、非常に凝った構造の噴出ノズルにも問題が有る。

02014  最後は掃除。シートの下にゴミが見えたので掃除したらこれだけの量が出てきて驚いた。
 紙くず、タバコの吸い殻、是永ゆうあチャンのライター、スロットのコイン、そして小銭。小銭の総額はソニックの特急券に昼飯代を足したくらいは合った。これだから中古車屋は止められん(笑)。
 (たぶん)一つ前の所有者はきちんとメンテ居ていたと思われる。バッテリーには交換日時シールが有るし、次回のオイル交換キロ数シールも有る。これが95,000kmくらいで今は100,000kmでオイルは汚かった。シールの人が5,000km毎に交換をしていたとすれば93,000kmくらいで手放し、次の所有者は何もメンテせずに7,000kmくらい乗ってぶつけて手放したと言う事かな?。

 あとは頼まれていた作業とか、大型の新しいドリドリ君の開発の仕事とかしていたら1日が終わった。日曜というのに平日と全く変わらん内容だ。仕事と自分の作業の割合が変わるだけで。

バイク 12km
ラン (8km)

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