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2014年12月 9日 (火)

ヘリサートのその先は?

12091_2 数日前ガレージに来た変なバイク。仕事の合間に分解だけしてみたらネタ満載で素晴らしい状態。時々見に行くトライアンフ屋さんの落胆と諦めの気持ちがよく解る(笑)。
 まずは間違った位置にあるダイナモ室のカバーとかベースを外していくとネジが1本おかしい。ねじ山が舐めているなと思ったら甘くて、ヘリサートの駒がそのままボルトの先に付いて出てきた。

12092  アルミ側の痛み具合から見て、最初の作業時から駒が効いてなかったと思われる。溶接で埋めて再タップか、M8の雄ねじを埋めて再タップか、なんとかサートの類を買うか、見て見ぬ振りか。
 それにしてもこの構造は何なんだ。2mmくらい有る両面テープ?の上に黒い下カバーが乗っていて、その上に10mmくらいのスペーサを介して第1ベースが取り付けてある。両面テープが柔らかいのでネジがユルユルにしか締まらない。
 さらに第1ベースから25mmくらいのスペーサを介して第2ベースがあり、そこに発電コイル関係が付いている。そしてその全てがバカ穴なので再組み立て時にフライホイールとの隙間調整が酷く面倒。
12093  そのフライホイールのテーパ面は小径側しか当たって居らず、オマケで半月キーが半径方向に当たっているので面も片当たり。
 と文句ばかり書いているけど、この機構をゼロから作るのは難しい。失われたドイツ製DCダイナモのスペースに、合いそうな現行の国産バイクの部品をそれなりに組み合わせて有るのだから。
 何でもそうだけど最初の1歩は非常に難しく、それを見て駄目な所を改善していくのは比較的容易。前者には成れなくても後者くらいには成りたい。どちらにも成れないけどお金のある人は良いお客さんに成れば良いし。そのいずれにも成れない人は2ちゃんで評論家に成れば良い。
 取りあえず精度が悪くても良いからテーパ面を修正し、グラグラのベース関係を再構築か。Φ200のジュラルミン丸棒から削りだしたら見事なブラケットが出来そうだけど、金額も見事に成る。オリジナルのダイナモが入手できたら戻すだろうから過渡的な部品に過剰な投資は美しくない。うーん、意外と難しいね。

バイク 12km

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コメント

前の修理者が、すごくアバウトにやっつけていますね〜

フライホイールのテーパーをクランク側にあわせるしかないのでしょうか?

僕はRD(ポイント点火)をCDI点火にしたくて(ポイント車とCDI車では同じRDでもクランクテーパー角が違うのです・・)
ヤマハ純正流用で幾つかの車種のフライホイールを合わせてみましたが、テーパー角は合ったとしてもステータの高さが合わなかったり、ピックアップの取り付けに無理があったりして、散々いろんな車種のを試した挙句、あまり納得できない?形になりそうです。

とりあえず、年末ジャンボを買って7億円を当てて、ドリドリ君を購入できれば僕の悩みは解決できそうな気がするので週末にでも宝クジを買ってきます。

投稿: あつし | 2014年12月11日 (木) 00時01分

 そうなんです、クランクは貴重なのでどうでも良い?フライホイールを削ることに成りそうです。
 クランクのテーパを測定するのも難しく、押し当てて当たりを見ながら削る事の繰り返しに成るでしょう。

 北九州市の職員なら、冬のボーナスでドリドリ君が4台買えると昨日のニュースで言ってました(笑)。
 ドリドリ君では複雑な形状のプレートは削れても軸の加工は出来ません。旋盤のグルグル君も一緒に買ってくださいね。

投稿: みつやす | 2014年12月11日 (木) 08時29分

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