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2014年10月30日 (木)

磁石を一緒に巻き込んでみようか

1030 だいぶ前に分解していたXSのロータを見ながらぼんやりと考えている。フィールドコイル式は電気で磁力を作るからその分の電気がロスに成る。
 永久磁石にすると回転が高い時に発電過剰に成るので、それを必死こいて捨てたり抑制したりしないといけない。意外と大電流なので市場に出てからのトラブルが多い。
 じゃあ両方の中間で中途半端な永久磁石と電磁石を組み合わせたらいいやん。どんな回転数でも必要に成る磁力分は永久磁石で磁力を確保し、変動部分だけを電磁石に受け持たせる訳。構成は少し複雑だけど出来上がってしまえば今と同じレギュレータが使える。
 いや、もっと考えを進めて常用域までは永久磁石に受け持たせれば、発電に必要な電力をもっと減らすことが出来る。高回転域の過剰分に関しては電磁石を逆方向に励磁して磁力を打ち消す訳だ。
 これだと低回転では電磁石を正方向に弱く励磁し、常用域では電磁石の励磁はほぼゼロで、高回転域では電磁石を逆方向に励磁すればよい。
 こんな基本的な事は何十年も前に誰かが考えて居るはず。でも昔は制御的に難しかったと思うし、最大出力がカタログにでかでかと載っていた。でも今は違う。常用域のロスを極限まで減らした事はアピールに成るし、実際に体感できるかどうかは解らないけど良い方向に働く。
 制御面でも、Hブリッジの制御ICを準備すれば個人レベルでも出来そうな気がする。メーカレベルならもっと簡単だ。正逆に制御できて、検出部も一体で、100Vのスパイクでも壊れなくて、コイルショート時の保護回路内蔵で、サイズは10mm角以下の専用ICを110円で作れとルネサスに(笑)言えば良いのだから。

 今日も山の作業。下がだいぶ片付いたので残っていた木を1本だけ切った。ここは電線と電話線が有るので難しい。一番簡単なヤツなら一人で切れそうだったので、クサビを打ちながら慎重に作業した。大まかに解体して玉切りの材を運び始めた所で暗くなってお終い。
 夜はエアロバイクと半田付の仕事をやった。このコンビは悪くない。でも身体が冷えてきたら一気に寒くなってかなわん。

バイク 12km

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コメント

最近は、ユニークな発想の記事の連発で何よりです。メーカーは、知っていながらも諸般の事情で採用しなかったのか?、それとも知らなかったのか?いずれにしても社長の隙間的なユニークな発想に拍手です。省エネに注目されている今、量産されて大儲け出来たらいいですね。(o^-^o)

投稿: ラモ | 2014年10月31日 (金) 10時20分

 既にどこかで採用されていて、パッとしないから1代で終わったんじゃ無いでしょうか。

投稿: みつやす | 2014年10月31日 (金) 12時16分

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