プレオのコイルはひと味違う
昨日の夜はラジカセでやる気が無くなったので、今晩はやる気の出そうな作業という事でXSの点火系を弄ることに。
今はSR250のイグナイタを1個とバイク用高圧コード2本出しのコイルを使って捨て火有りの同爆システムに成っている。このタイプのコイルは使用中の1個しか持って無くて、故障が心配なので予備を手配した。
例によって中古だけど、最近は4気筒バイク用が2個で1,000円くらいと高騰気味なので4輪用を買ってみた。スバルのプレオがバイクと同じシステムなのでそのコイル。
現物を見ると端子が3個有る。普通のコイルじゃ無くてパワートランジスタかIGBTまで内蔵したタイプみたい。マルチメータと電源で探ってみたら、NPNを2個使ったダーリントントランジスタのベースがそのまま出ているような雰囲気。2個有るので思いきって試したら大筋では有っている感じ。詳細は解らんけど。
予想通りに低抵抗だし電流カーブを見る限りでは定電流制御がされている感じ。オシロの画面は0.1Ωの電流検出抵抗の電圧なので、縦軸を10倍したら電流に成る。最大で8.0A程度。6.6msのドエルタイムなら7.2A程度。
SR250のイグナイタは低回転域で6.6ms程度にドエルタイムが制御されているので、アイドリングだと13Vx7.2Ax6.6ms/50ms=12.4Wが平均消費電力と成る。
対してポイントの場合は4Ωのコイルを2個、それぞれ1/4の期間オンにしているとすれば、13Vx13V/4Ωx(1/4)x2個=21.1Wと成る。7.2A流れてもプレオコイルの方が省電力だ。正しくはコイルが偉い訳じゃなくて、ドエルタイムを制御しているイグナイタが偉いのだけど。
と言うことで取り付けたのが2枚目の画像。イグナイタ出力とプレオコイルの要求する論理が逆なのと、ベース抵抗が必要なので簡単な回路を間に入れた。
キック1発で始動してアイドルも安定している。最適化するにはプラグギャップを1mm位まで広げた方が良いかもしれない。細かい調整は徐々に遣って行こう。
夕方からはプレオコイルで遊んでいたのでトレーニングは無し。今さっきバランスポールで色々遣っていたところ、仰向けで頭を胴体よりも下げたら気持ちが悪くなった。
なんかの病気か三半規管が過敏なのか、年寄りはそんな傾向が有るのか、いずれにしても背泳ぎで激しいバサロとか出来ん。元々できんから困らんけどね(笑)。
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コメント
また妙な物でっち上げて!!
投稿: MASA | 2014年10月29日 (水) 02時20分
次は左右に角を立ててダイレクトイグニッションやね。その為にポイント復活させて気筒判別させようか。
8Aコイルを装着しても、ドエル制御が控えめならポイントより省電力に成り得ると言うのは面白いです。
投稿: みつやす | 2014年10月29日 (水) 08時09分
XS君は、更なる進化中とのことで、何よりです。二六君もかまって欲しいとやきもちを焼いてます(o^-^o)
投稿: ラモ | 2014年10月29日 (水) 08時27分
簡易テストでは生きていそうなんですよ。実負荷をかけるテスト機材はホンダSFのCDIテスタと一緒にしようと分解中でして、作り直してからテストしますね。
投稿: みつやす | 2014年10月29日 (水) 08時33分
m(__)m
投稿: ラモ | 2014年10月29日 (水) 19時09分
残念な?ご報告です。同じトランスを使って試験機を組み直してテストしましたが、前回と同じように火花が出ました。。。
投稿: みつやす | 2014年10月29日 (水) 21時59分