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2014年10月26日 (日)

CTM10S搭載!

10261 今日の朝6時頃、うとうとしている時にふと閃いた。エンジン始動前の無駄なフィールドコイル電力を使わない素晴らしい?方法を。
 二輪車用の多くのフィールドコイル式レギュレータ(全部じゃない)とか、ここに私が書いている自作のレギュレータの場合、キーをオンにしてエンジンが回転を始めるまでは無駄にフィールドコイルを全力で励磁している。
 4輪の場合は整流用のダイオードとは別に励磁用ダイオードを用意していて、回転を始めるまではチャージランプとか抵抗経由で緩ーく励磁して置いて、回転を初めて発電が始まったら励磁用ダイオード経由でフルに励磁するように成っている。最近はもっと高度だけど同じ時代の比較ではこんな感じ。

 始動までの数秒間の電力なんかどうでも良さそうな気がするし、実際にバッテリーの充電量的にはどうでも良い量。じゃあどうして気にしていたのかと言えば始動時の電圧低下を最小限に食い止めたかったから。
 電圧が下がるのは点火系のエネルギが減少するので嬉しくない。DC-DCコンバータを付けてまで上げようとは思わないけどロスは減らしたい。そしてスリップリングが止まっている時に最大電流が流れるのも気持ちがよくない。
 この件はレギュレータを自作した頃から気にはなっていて、バッテリー電圧の微小なリップルを検出してエンジン回転中信号を作ってみたり、4輪みたいにレクチファイヤから別のダイオードで線を引っ張ったりしてみた。でもいずれも複雑に成ってしまうし、一目見ただけでオリジナルと違うことが解る。これは何となく嫌。
10262_3  ちゅうことで昨日の寝る前も考えながら寝たのだけど、夢の中でも考えていたようで朝になったら「キーオンから10秒間だけ励磁しない」と言う素晴らしい高度な(笑)アイデアが出てきた。
 これなら微妙な回路を作る必要も無いし、追加の配線も要らない。今のレギュレータにタイマ回路を追加するだけ。別の件で作った10秒タイマを組み込んだPICは手元に有る。
 と言うことで朝食後に取りかかり、10時のお茶には装着して試運転まで終わったシステムがこれ。名付けて「ちょっと待て10秒」、略して「CTM10S」。
 これを付けたらキーオン時の電圧降下が少なくなり火花がバチバチ飛ぶように成った。セルもシュンシュン回って始動性が信じられないくらい良くなり、ブラシの寿命も延びた。私生活でも給料が増えて、彼女まで出来てしまった。素晴らしいからみんなも直ぐに注文しようね。

 今日は離れた土地の草刈と折れた栗の木の処理を延々とやっていた。メチャきついけどトレーニングと思ってやったら少しは気が紛れた。
 まだ折れた分の処理すら終わってない。そして折れてない木も残っている。正月までに終わるだろうか?。そしてこの土地はどうしよう。くるみを貰ったのでここに植えて実生から育ててみようか。でもくるみの木って大きく成るらしい。息子か孫かしらんけど、「爺さんいい加減にしてくれよ・・・」とぼやきながら切っている姿をあの世から眺めるのも悪くないかも。
 今日も寝る前にエアロバイクを漕ごう。

バイク 12km

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コメント

なんか 近所のコンビニ行くのに
地球を反対側に回りながら行く感じがするんですけどね~~!!(笑)

投稿: MASA | 2014年10月27日 (月) 00時16分

 いいでしょ、本当は欲しくなった癖に。巻末の葉書に5円切手を貼って応募してね。

投稿: みつやす | 2014年10月27日 (月) 08時06分

フィールドコイルへのラインに、手動オンオフ・スイッチを追加して、時間差攻撃することは、許されないことでしょうか?

投稿: ラモ | 2014年10月27日 (月) 11時16分

 大丈夫です、電気的には同じ事ですから。でもそのやり方じゃ給料が増えたり彼女が出来たりはしません(笑)。

投稿: みつやす | 2014年10月27日 (月) 11時21分

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