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2014年9月 1日 (月)

ダイナモのお勉強 その2

0901 ダイナモのお勉強 その2は「ゼネコンを作ろう」です。ゼネコンと言っても清水建設や鹿島を作る訳じゃなく(オッサン的な言い回しに我ながら嫌になる。。。)、マブチモータが昔販売していた手回し発電機の事。
 年配の方は懐かしみながら作り、たぶん居ないと思うけど知らない若い世代は「マブチ ゼネコン」で検索でもしながら作ってください。

 第2回目は試験機材の準備で、最初はメインとなるダイナモの代用品を準備する。要求仕様的には、ブラシ式の直流モータ/発電機を内蔵し、乾電池を繋げばモータとして回転し、手で回すと乾電池1-2個程度の電圧を発電し、負荷の重さを感じる程度のエネルギ的なフィードバックが有り、作ってみようと思う程度に安価な事。
 最初に書いたマブチのゼネコンが有れば一発だけど、既にコレクターズアイテム化しているので入手は難しい。互換品とか近い製品を入手できる人はそれでも良いと思うけど、日本国中何処でも容易に入手できると思われる、タミヤの工作シリーズを使うことにした。
 準備するのは「楽しい工作シリーズNo..93」の「3速クランクギヤーボックスセット」。私は近所のホームセンターで買った。特にこれじゃないと駄目な訳じゃ無くて、ギヤ比が40:1から70:1くらいのヤツはこれしか在庫が無かったから。モータ付で600円くらい。
 世界のタミヤなので説明通りに組むだけできちんと動作する。3種類のギヤ比が選べるけど、かつてのゼネコンのギヤ比に近い「中速」の58.2:1を採用した。
 クランクアームは2個付属している。強度と剛性を考慮して2個を背中合わせで2重に使った。つまみの部分はその辺に落ちているビスとナットと絶縁パイプ。自分の回しやすい方向に回してみて、プラス側に赤線を、マイナス側に黒線を半田付けしたら完成。
 その状態では持ちにくいので、その辺に落ちている板きれにビス止めした方が良いと思う。子供の科学なら「かまぼこ板」と書かれている筈だけど、今の家庭にはかまぼこ板は無いだろう。
 かなり激しく使う。半田付部分に外力が加わらないように、赤と黒の線は板に接着剤かテープ等で固定した方が良いと思う。私も明日にでもやっておこう。
 取りあえずここまで出来たら、先日のテスタを繋いでグルグル回して遊ぶ。これだけでもかなり面白い。早く回したり、遅く回したり、逆に回したり、ショートさせて見たり、最高電圧に挑戦してみたり。世の中の大半の人は全然面白いと感じないだろうけど(笑)、ここまで読み進めてきた一部の人なら興味を持ってしばらく遊ぶことと思う。

 昨日は動きすぎたので今日は休み。ユンボで家の裏の土地を弄っていた。ユンボが有っても地形を変えるのは大変な事だ。土砂災害のエネルギがもの凄い事が解る。

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コメント

懐かしいマブチモーターで戯れてますね。私もやってみたくなりましたよ(o^-^o)

投稿: ラモ | 2014年9月 2日 (火) 09時36分

 是非やってみてください。私と同じで教科書では理解できないお方とお見受けしましたので(笑)、手から入りましょう。

投稿: みつやす | 2014年9月 2日 (火) 10時45分

準備するのは、楽しい工作・・・・・
(1)バックラッシュがあっても問題ナイのでしょうか?
(2)5-10ヶつないで、100Vとか12Vとか充電できるシステムを、「お勉強 その3」で、掲載してください。これから冬場になって、風が強くなる季節、風は無料で入手できるので。
(3)今年は雨が多いので、その雨を縦方向に利用した水車でもイイです。

投稿: そクラテす | 2014年9月 3日 (水) 19時18分

 バックラッシュはたぶん問題ないです。放電と発電の切り換え時に感触が少し悪いだけで。

 5人も10人もお友達が居る人は、こんなブログ読まずにみんなで楽しくお酒でも飲んでますから、最初の実験が出来ないのが問題ですねえ。

 雨の速度エネルギを使う発想、全く有りませんでした。LEDくらい点いたりして?。ちょっと面白そう。

投稿: みつやす | 2014年9月 3日 (水) 20時56分

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