« イグナイタ試験機の改良 | トップページ | ワイパーモータ試験機 »

2014年8月 4日 (月)

マニュアルにも間違いは有る

0804 先日6Vから12V化した356のワイパーモータ、定位置で止まらないという話が来た。うちに来たのはモータだけだし、12V用のロータに交換しただけ。だから定位置停止用の接点類は来たときと同じ動作を確認して、荒れた部分を少しだけ修正・清掃しただけで出した。
 改造前と同じ位置で接点が開閉する事までは確認したけど、全体の系としてどのように動作するか具体的に把握はしてなかった。半分くらい反省しながら356から930辺りまで、ポルシェのワイパーモータの制御系を調べてみた。
 解った事は、いつものことだけど国内には情報はほとんど無いと言うこと。そして海外の只で公開してある配線図には間違いが多く、一部の動作を詳しく説明している人のページだけに納得できる内容が有ると言うこと。
 その過程で驚いたのは、自分用に持っているBentley Publishersの84年~89年カレラ用マニュアルさえ間違えて居たこと。中古でも1万くらいしたのに!。
 画像は85年カレラのワイパー系だけど、取りあえず2箇所間違っている。上の赤丸はコイル状の記号が書いてあったけど可変抵抗じゃ無いと成り立たない。まあこっちは大きな間違いじゃ無い。
 下の赤丸は重大で、配線図の通りだとショートしてヒューズが切れるしか無い。84年と85年はショートの間違いで、86年以降は別の間違い。どうもトレース屋さんが意味も解らずに清書して、チェックする人が見落としたのだろうと思う。機械図面でも良くあることだ(笑)。
 回路の意味とか、トレースの時に間違いやすい線の配置とか、色々と相当悩んで私的な最終的な結論が画像の配線に成る。まあ機器の中なのでハーネスレベルの接続には影響は無いけど、動作を考えてトラブルシューティングしていくと疑問だらけで訳が解らなくなる状態だった。
 同じ様なのは他の時代にも沢山あってキリが無い。取りあえず自分の年代と今回の12V化で問題と成っている356に関してだけ正解と思われる修正版を作った。(国産車も)356も930も基本の考え方は同じだけど、配線の取り回し方が違っているのが面白い。
 全体が把握できたので、次回からはモータの問題なのか車体側の配線なのかスイッチなのか、全体的な考え方をすることが出来るように成った。取りあえず一歩だけ前に進んだ。問題が起こる前にこれが出来ていたら一番だけどねえ。

 夕方に一瞬だけ雨が止んでいたので、やりかけの家の周りの作業をやった。ユンボが入らない場所なのでスコップで土を掘っては移動を繰り返した。これはキツイ。土を人の力で動かすのは至難の業だ。でもやらない限り変化はしないからやるしかない。
 もう30年くらい前になると思うけど、長崎の水害の時に自衛隊が来ない山の中で家を掘り出すボランティアに行ったことを思い出す。家の壁と仏壇が埋まっているだけなのに、数人がかりで1日かかっても掘り出せない。山から土が沸きだして居るんじゃ無いか?と思ったことを。
 体中ヘロヘロだ。明日以降は体幹部と肩廻りが筋肉痛だろう。

|

« イグナイタ試験機の改良 | トップページ | ワイパーモータ試験機 »

コメント

P/Lにせよ、S/Mせよ、完璧ではないことが、あるようです。それを、ここはおかしいと断言できることは、ある意味素晴らしいことです。拙は、せいぜい誤字脱字の重箱の隅を突っつくのが関の山です(o^-^o)

投稿: ラモ | 2014年8月 5日 (火) 19時47分

 ここに関しては、誰がたどってもショートするので間違いは確定だったのですが、じゃあ正しいのは?と考え出してからは長かったですよ。

投稿: みつやす | 2014年8月 5日 (火) 19時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« イグナイタ試験機の改良 | トップページ | ワイパーモータ試験機 »