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2014年4月20日 (日)

ホールセンサ試験機

04201 知人を連れてタケノコ掘りに来ていた嫁さんのお兄さん、昨日は掘った分を湯がききれなかったので今朝も火をおこして湯がいた。餅つきの羽釜で3回分。残りは皮の付いたまま持ち帰るらしい。
 皮付きのままで1日、2日と置いて食べた事が無い。どんな味がするのか少しだけ興味が有る。料理の本とかに書いてあるアク抜きの技法とかは、そんな場合に必要に成るのだろうか?

04202  お客人が帰ってからはホールICの実験をずーっとしていた。928のエアフロを930仕様に改造した話は書いたけど、ベーン角度に対して規定通りの電圧が出ていれば正常に動くのは当たり前。そう考えると技術的な興味が急速に失われれしまい、ここは一気に無接点化しようと考えたわけ。
 市販品に丁度よいのが無かったのと、アナログ出力タイプの無接点角度センサ(ポテンショメータ)に興味が有ったので実験してみた。センサは秋月で売っている100円のヤツ。
04203  最初はプリミティブなヤツで傾向を掴もうと考え、磁石の近くに上記のホールICを置いただけの試験機を作ってみた。センサと磁石の距離はセンサを保持するブラケットの位置で微調整できる。磁石の角度は分度器で読む。ただこれだけ。
 それでも左記のようなデータがドンドン取れていくわけで、何となく嬉しいと共に傾向が解ってくる。磁気回路とか勉強した事は無いけど、取りあえず実験から初めて感触を掴み、次の段階で勉強したら良かろうと思う。
04204  夜中まで色々とやっていて、今の段階で安定した美しい並びの磁力線を得るには、4番目の写真の様な磁石ホルダが良さげだと思い始めたところ。
 裸の磁石とセンサだけでは、距離とか角度とか色々なパラメータが出てきて訳が解らなくなる。写真のようなホルダを準備すれば、磁石の間の磁力線は綺麗な平行線と成る。するとこの中で位置を変えても大して出力には影響を与えず、磁力線とセンサの角度だけの関数と成る。
 この場合広い範囲で見ればsinカーブに成るはずだけど、その中の±47.5度だけを使うので直線と考えてみようと言うわけ。

 いつもの様に長文の割りに良く解らん内容になったけど(笑)、上手く行ったら白骨号のエアフロが無接点化される訳だ。良くある電熱線を使ったタイプじゃ無い。見た目は古くさいLジェトロのベーン式センサのままで、かつ電気的にも互換性が有る形で。
 ベーン式は小流量域が敏感だから日常的な使用には適している。そしてオリジナルの方式や形状を出来るだけ残したい。上手に無接点化出来たらかなり良い物になる。私的にはそう言うのが面白い訳だ。

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コメント

なるほど、よくわからんけど、これは自動進角CDIの開発のための基礎研究なのだなぁ(o^-^o)

投稿: ラモ | 2014年4月21日 (月) 08時03分

 こっちのセンサは進角制御には使いにくいですが、もう1種類買ったデジタル出力の方はその手の用途に使いやすそうです。
 SR400のCDIを入手しましたので、小改造でそれが使えるかも??

投稿: みつやす | 2014年4月21日 (月) 08時14分

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