素彫りのビーナス
ピストン内面の肉抜きが割りと上手く行ったので、次の段階としてA軸を使った切削加工の検証をしてみたくなった。
A軸に関しては以前にも試作機で試験切削はしていて、このときはPOM材と鉄系の材料を削っている。でもGコードは手打ちで各軸の動きは単純なものだった。
今はA軸対応のCAMが動いているので、それっぽい形状を作ってみようと思って着手。機械も市販版に近いタイプに変わっているから軽いステマになる(笑)。
3DデータはDeskProtoのサイトからダウンロードしたヴィーナスの首から上。元々のデータはミノルタが公開しているデータらしい。これをx0.25倍に縮小してデータを作った。
ピストンの時は解らなかったけど、その後で説明書を読んで粗加工と仕上げ加工のやり方が解った。それで今回は2種類の動きで検証してみた。
ほぼ予定通りの動きで問題ない。材料が樫の木の枝で毛羽立ってしまい、あまり細かい加工をしても意味が無さそうだったのと、夜も更けて眠くて寒く成った事が重なって適当な所で止めてしまった。
この手の形状は今なら3Dプリンタの世界だろう。そしてドリドリ君はサイズの割りに剛性が高くて金属が削れるのだから、3Dモデリングマシンよりも廉価版MCに近い。アルミでインペラでも削った方がPRに成りそうな気がする。
昼はスイミングに行ってきた。スクールが始まる前の自主トレでも距離を稼いでおいた。レッスン内容は強度的には楽だったけど、平泳ぎのドリルは難しかった。
最後にクロール25mを12本があった。45秒サークルで難しくは無いのだけど、私だけ呼吸制限が6回に1回。ちょっと厳しそうだなあと思いながらスタートしたけど、何故か今日は最後まで安定してこなす事が出来た。ドリルと泳ぎ込みの効果が出てきたか?
晩飯の後でチョコレートを食べてしまい、仕方なしにエアロバイクをしばらく漕いだ。強度が低いのでDeskProtoの取説を読みながら。
スイム 1.8km
バイク 25km
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コメント
A軸は4軸目接続ですか?それともXorYの展開ですか?
私の場合MACHの4軸目ではチョッと問題ありでした。
投稿: riki | 2014年3月16日 (日) 17時07分
4軸目としてA軸を追加した形に成ります。長時間の駆動はピストンの3時間と、ヴィーナスの4時間だけですが、今のところ問題なく動いているようです。
投稿: みつやす | 2014年3月16日 (日) 17時41分
下を向いて、顔をやや左に傾げた、ビーナスの首筋が悩ましく見えるのは私だけでしょうか?(o^-^o)
投稿: ラモ | 2014年3月17日 (月) 09時27分
首筋から顎の辺り、綺麗に削れてますね。綺麗なのが削れたらトタン屋根車庫に進呈しましょう。
投稿: みつやす | 2014年3月17日 (月) 10時31分