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2014年3月16日 (日)

Indexed machining

03161 A軸付のドリドリ君、美少女フィギアみたいなモデルだと、剛性が低いけど主軸回転数が高い3Dモデリングマシンに負けてしまう。そして今は基本的にこの手の物は3Dプリンタの世界。
 廉価版MCとしての方向性を明確にすると共に、その手のユーザーに強くアピールするには金属部品しか無かろうと考えた。で、ありがちなターボのインペラとかプロペラとかを削ってみようとしている訳。
 飛行機のプロペラだとA軸無しの機械でも、裏表で加工すれば何とな成る。問題は羽根が重なっている船に良くあるタイプで、これだと普通は5軸の世界。これが削れないかな?と。
 それっぽいモデルを読み込んでA軸を使ったパスを出してみた。良くみると羽根の裏面が削れていない。普通にA軸を使った加工をする場合、実際はXZA軸のみが動いてY軸は動いて居なかったから。図では太い赤線の部分しか刃物は通らない。

03162  ここで羽根の裏面を削るには5軸目のB軸が必要に成るのだけど、良くみていくとY軸を少し動かしてやると羽根の裏面が見えている。と言うことは削れるという事。
 やっぱり安物CAMだと駄目なのかな?それとも必要な刃物長が非現実的な長さに成るから駄目なのかな?プロ用はXYZAの4軸を同時にグリグリ動かすのかな?等と考えながらマニュアルを読んだ。
 すると「Indexed machining」と言う項目を発見した。まずA軸を固定した状態でXYZの3軸を使って削れる所は全部削る。次に180度とか90度とか任意の角度だけA軸を回して固定し、同じ事を1周分繰り替えす。
 これだと4軸しか無くてもプロペラの裏面が削れる。刃物長とか干渉の問題が有るから理論上だけど。
 下の画像だと羽根の表も裏も見えているので、加工の効率とか精度の問題は有っても取りあえず形には成る。インデックス位置を工夫したら下手な5軸よりよい結果が得られる事も有りそうに思う。
 と、ここまでが何となく解った事で実際はまだ何もしていない。

 久し振りに凄く天気がよい。午前中は仕事の制御盤を作っていたけど昼飯を食ったら外に出ることにした。散歩を兼ねて選挙に行き、そのまま自転車を引っぱり出して久し振りに外を実走。
 脚の故障が治ったとは言え、しばらく強度の高いことをしていないのだから用心してゆっくり走った。その心がけが良かったのか海岸線を気持ちよく走って無事に帰ってこられた。
 コースは見坂峠で福間に出て、津屋崎、神湊、鐘崎、波津、芦屋、と海岸線を通り、あとは室木線跡の道で家まで帰ってきた。芦屋のサイクリングロードを走ってみたけど、数カ所は砂が凄く深い所が有って巻き上げた砂でチェーンがジャリジャリに成ってしまった。
 そして帰ってきてシャワーを浴びようとしたら、嫁さんから変なオッサンが来たと話を聞いた。まあタイミング的に仕方ないなあ。

バイク 65km

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