CAMで削った
ピストン内側の肉抜き加工、色々考えたけど試してみたいCAMが有ったのでそれを使って加工することにした。「DeskPro」というCAMでフリーじゃないけどA軸が使えるので興味が湧いた。取りあえず試用版で試験。
元の3DデータはInventorで作ったけど、うちのはバージョンが古くて機能が少ないし今回の形状はシンプル。この位ならフリーの3D-CADで作れる。
CADからstlファイルで出力し、CAMに読み込ませるとエラー無く同じ形状が表示された。第一段階クリヤだ。CADとCAMが統合された製品も有るけど、既にCADを使っている場合には要らぬ世話だし、CADの操作性とかが好みじゃ無い場合も有る。そう言った意味ではCAMに専念してくれるこのソフトは悪くない。
刃物はボールが無かったので直径6mmのスクエア、全長が90mmの樹脂用にした。アルミも可能と成っていたので使えるはず。
晩飯の後でデータを作って作業を始めたけど、削り終わるまで寒い作業場で鼻水を垂らして注油と切りくず取りを続けた。少し体調悪い(笑)。
S4000のF300で加工して3時間近くかかった。分解能が0.54mmだったか。粗加工と仕上げを分けた方がトータルで早いと思うけど、粗加工後の形状を仕上げに渡す方法が解らなかったので、関係ないところも0.54mmピッチでチマチマ削ってしまった。
ピストンピンのボスの下の(取付状態では上か)オーバーハング部分。これをこのままにするか、首の細いT溝カッタで削るか、リューターで削るか、その辺りが次の悩み。
そこまで出来たら最大の難関でリング溝の加工が待っている。FZR400RRのリングは厚みが0.8mmしかない。組合せ式のオイルリングの1枚じゃ無い、コンプレッションリングの厚みが0.8mmしか無いわけだ。こんな溝を切れるのか・・・まずはバイトを作らないと。
昼はスイミングの日。今日は少し早めに家を出たので始まる前に連続して30分ほど泳いでおいた。最初は絶望的に進まなくてキツかったけど、途中から良いイメージが出来てきた。
自分を飛行機の胴体に例えれば、ロール軸廻りの運動を力で制御するのではなく、水面上に上げた腕の自重によるアンバランスから来るモーメントに任せた、振り子的な左右への繰り返しローリングとした。良く解らん説明だけど自分的には良く解っている(笑)。
スクールの後半はクロールのドリルだったけど、そのイメージだと割りと楽に進んだ気がする。キックではオバチャンに追い越されたけど。
晩飯の前は少し時間が有ったのでウォーキングしてきた。走らなくてもこの位の運動量が有れば、少しくらいお菓子を食べても太らないのだけど。
スイム 2.5km
ラン (8)km
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コメント
一発勝負のスタートボタンは緊張しますね。
原点は合っているか?Z高さは大丈夫か?
祈りはあげたか?
stlは最近3Dプリンタで復活してますね。
投稿: riki | 2014年3月 9日 (日) 19時02分
素晴らしい!、ニュージーランドのおじさんが天国から拍手してますよ(o^-^o)
投稿: | 2014年3月 9日 (日) 22時11分
ヘタレなので、事前にZ軸を100mmほど上げてエアカットしました。2枚目の画像の右上ですが、1箇所だけ妙なパスが有ってスカートの内側が削れてます。
3Dプリンタも面白そうですね。やってみたいなと思いながらも、欲しい部品は金属が多いので未着手です。
投稿: みつやす | 2014年3月 9日 (日) 22時13分
あのオジサンは汎用機で手加工でしょうね。いや、映画と現実は違っていて最新の機械工場持っていたりして。
投稿: みつやす | 2014年3月 9日 (日) 22時33分