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2014年1月22日 (水)

コンダクティブペン

0122 白骨号に残っている細かいトラブルの一つ、リヤデフォッガの断線をどうにかしようと思い始めた。
 デフォッガの熱線はリヤガラスのほぼ全面に装備してあるけど、その全部が一つの回路では無くて二つのゾーンに別れている。
 スイッチノブを引いたら中央の部分が発熱し、更に右に回したらそれ以外の上下のゾーン「も」発熱する。懲りすぎだと思う・・・やっぱりドイツ人の頭の中は解らん。
 そう言う構成の中で、1段目の中央ゾーンに関しては数本が切れている。さらに2段目の上下ゾーンに関しては全体の発熱が弱く、さらに半分以上が切れている様な感じ。

 そこでソフト99辺りが熱線補修剤を出していたと思って探したけど、不均一な発熱によるガラスの破損が有ったようで販売中止になっていた。
 仕方ないので代用品を探したけどピッタリの物が無い。良さそうなのは1万円近い値段が付いているし、安価なヤツは耐久性が期待でき無さそう。
 代用品が好きな変なオッサンと何が良いか色々話している過程で、以前買っていたコンダクティブペンの存在を思い出した。数回使って放置していたので固まったヤツ。
 引き出しの奥から引っぱり出して中を見たら固まっている。カチカチじゃ無くてかすかに粘りけが或る程度。匂いはラッカーシンナーに近い感じだったのでラッカーシンナーを入れて見た。
 あとは外から揉んだり振ったりを繰り返した。手の毛細血管が遠心力で破裂するくらい振ったところで鉄球がカラカラ音を立て始めた。さらに翌日も降り続けてノズルから液体が出るところまでこぎつけた。
 今は紙の上に線を書いて、その抵抗値を測ってみたり電圧を印加したりして補修剤としての可能性を探って居るところ。
 数回試した段階では、C-MOSの回路補修には使えるけど発熱するレベルの電流を流したら直ぐに断線モードに成ってしまう。と言う結論。
 何かの説明に、硬化の段階で内部の銀の粒子が結合してナンタラコウタラ・・・と有ったのを思いだした。私が試しているのは一旦硬化した補修剤をシンナーで無理矢理溶かしたヤツ。たぶん硬化した物がコロイド状に浮游しているだけの様な気がする。これではオリジナルの性能は期待できないかも。
 それと、買って直ぐに使った記憶では、塗料としての濡れ性が悪いし直ぐに剥がれて耐久性も低かった。初回が上手く行ってもウエスでゴシゴシ擦ったら駄目に成るかもしれない。

 あまりに寒くて霧雨の様なものが降っていたのでトレーニングは止め。代わりに室内で補強運動をやった。しばらくやったら体が温まってきて快適。寒いときはこれが良いかも。

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コメント

だから~~  有償サンプル買えばって~~の!!

投稿: MASA | 2014年1月23日 (木) 00時36分

 2,000円位の中途半端な出費で今と変わらないのも悔しいし、丈夫そうな1万円の製品を買うのも踏ん切れないし・・・。

投稿: みつやす | 2014年1月23日 (木) 08時43分

要加熱

投稿: | 2014年1月24日 (金) 11時19分

 加熱した方がいいですか、テストピースでやってみます。本物のガラス窓だと控えめな加熱に成ってしまいますが。

投稿: みつやす | 2014年1月24日 (金) 12時28分

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