0.1sq も無い?
今日はランの予定だったけど、なんか寒くてやる気が出なかったので止めにした。代わりに割り終えた薪を薪棚に納めて、残りは白骨号のブロアの修理をした。
前にも書いたけど1985年式のカレラにはヒーター系に3個もブロアが付いている。1個はエンジンルームで、残り2個は乗員の足元に有るアディショナルブロアと呼ばれる左右の対。
そのうちの左側の回転が悪くて専用のヒューズが飛んでしまっていた。これは以前に修理していたのだけど、その時も右に比べたら電流が多いし起動時の回転が渋くて始動できない事が偶に有った。その延長で何れかのタイミングでヒューズが切れてしまった訳。
分解してみたら軸の回転トルクが若干高め。そしてコンミュテータの溝が埋まっていた。軸は前回も注油したのだけど駄目かもしれない。溝は前回ノーチェックなので今回はきちんとマイカ深さを確保した。
そこまでやって慣らし運転で電源装置に繋いで回していたのだけど、なんか妙な感じがする。でも気のせいだろう(笑)と考えて電圧を上下していたら、みの虫クリップのコードがヘナヘナに成っていた。
電源をオフにして良く見ると被覆が溶けている。5Aくらいしか流して無いのにおかしいなあ?と思って詳細に確認したらとんでもない代物だった。
これはナフコだったかグッデイだったか、近所のホームセンターで最近買った物。サイズ的には中型のサイズ。今まで使っていたのが錆びてきたので買い換えた。
溶けたところから素線を出したらえらく細い。太さが解った線材と比べてみると0.1sqも無いんじゃなかろうか?と言う細さ。被覆はかなり太いのにどういう事だ。もしかして線材も銅じゃなkつえ鉄に銅メッキじゃ無いだろうなあ。。。
良く見てみると更に恐ろしいことがクリップの所で起こっていた。なんと素線が半田付されて居らずカシメて有った。カシメ自体は悪くない、でも本来は被腹部を軽く保持する部分を使って、芯線と被覆を一緒にペンチか何かで潰して有るだけ。。。。。。。。
こりゃ駄目だ、こんなんでは信号用としても信頼性がなさ過ぎる。作り替えるしか無いけどクリップ自体の性能も悪そうな感じ。捨てるしかないかも、高くは無かったけど普通の値段はしたから気分が悪いなあ。
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コメント
なんたらsqなんですがぁ、各線の断面積の合計なのでしょうか?それとも、束ねた線径の見かけ断面積なのでしょか?今夜はゆっくり眠りたくて質問しました。よろしくお願いします。(o^-^o)
投稿: ラ・モート | 2013年12月 7日 (土) 17時51分
sq表記の物は、各素線の断面積の合計で有ると理解してます。
機械屋なのでちょっと怪しい(笑)。
投稿: みつやす | 2013年12月 7日 (土) 18時29分