TIG溶接機のIGBT化
長らく放置状態だったTIG溶接機をやっと修理した。ガレージの入口に広げてしまった後、仕事が忙しくなったのと開いた時間は白骨号の作業をやっていたので伸び伸びに成っていた。
でもこのままでは中に置いているXSや大きな道具が出せない。入口の辺りが徐々に散らかってきた。そろそろ限界かも知れないと思って着手した。
前回の実験中に、ゲートがフローティング状態になって1個死んでしまった。今回はゲートとエミッタ間にモジュールの状態で抵抗を半田付してから試験開始。
駆動回路の基本部分は前回の改造でOKだった。オンにしたときのゲート電位をもう少し高くしたいけど、そこまでやろうとしたら冬に成りそうなので妥協した。高くした所で95%が97%に成る位の変化だし。
ゲート駆動波形をみながら、上下のデッドタイムを気持ちだけ安全側にセットして準備完了。最初は手棒でやったけど火花が出ない。また駄目かと思ってTIGモードにしたらアークが出た。そしてしばらくしたら手棒でもアークが出るように成った。接触不良だったみたい。
これで入力側のインバータがダーリントントランジスタからIGBTに変更できた。本当は同じ型番を2個使って出側もやりたいのだけど、前回の実験で1個殺してしまったので出来ない。
この3個はえらく安く入手できたけど、その後はオークションをみていても高値で安定している。取りあえず出側は生きているので、気長に探して何時の日かオールIGBT化しようと思う。
性能は大して変わらないと思うけど、「トランジスタインバータ」よりも「IGBTインバータ」の方が言葉の響きがカッコイイから(笑)。
溶接機が出来てガレージの入口が開いたのでXSが出せるように成った。そこでXSを出してエンジンをかけて各部の埃をはらってやった。そして久し振りに乗ってみることにした。
寒いかも知れないのでジーパンに革ジャンを羽織った。下はTシャツで手袋は短い作業用革手。丁度よいと思ったけど、日が落ちてきたら袖から入る風が冷たく感じてきた。日中は暑いけど朝夕は秋になってきた。
ハンドルが切れ込んで凄く乗りにくい気がする。久し振りなので慣れてない可能性もあるけど、空気圧をみてないので空気が抜けて居るんじゃ無いか?と思う。
今日も晩飯の前にエアロバイク。時間が無かったので10kmくらいしか乗ってない。これから風呂に入る前にもう一回漕いで、トータルで20kmくらいにしておこうと考え中。
バイク 10km
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コメント
今日のブログと写真を見ていたら急に(いつも)
職場の給湯室に常備の電子レンジが故障しているらしい
燃えないゴミに出されたらトランスと筐体を生かして
単純なスポット溶接機を作れと勤務中でないもう一人の私が背を押し
勤務中のもう一人の私は(笑)
投稿: 山向こうの住人 | 2013年9月27日 (金) 11時14分
スポット溶接機とか、鋸歯のフラッシュバット溶接機なら行けると思います。
バンドソーの純正溶接機も1次側の線は0.75sq?程度です。2次側は"きしめん"みたいな帯ですが。
スポット溶接機があると組電池を自作するとき、半田付で内部を痛める事が無くなります。凄くいいですよ、自作をお勧めします。
さあ、真面目な自分を封印して直ぐに確保しておきましょう(笑)。
投稿: みつやす | 2013年9月27日 (金) 11時48分
やばい自分は、真面目な自分まで動員して文系の庶務担当に
電源入るのに弁当が温まらないのはマグネトロンが飛んでるので修理より新品購入が妥当と煙に巻いて
お持ち帰り決定!家で開けたら二次側のヒューズ切れだけの場合どうしようかな(笑)
投稿: 山向こうの住人 | 2013年9月27日 (金) 13時49分
詐欺と業務上横領で懲役2年ですね。2年後の書き込みを楽しみに待ってます(笑)。
投稿: みつやす | 2013年9月27日 (金) 13時56分