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2013年9月 7日 (土)

油圧センサは外しにくい

09071 アイドリングに成ると白骨号の油圧計の振れが激しい。最初は表示器の軸の機械的な減衰力が不足しているのかな?と感じていたけど、針の動きを注意深くみていると段階的に「コクッ、コクッ」と動いていることが解ってきた。
 これは軸の減衰不足じゃなくて、センサの中の、巻いた抵抗線や摺動子辺りの問題の様な気がしてきた。ここまでは割りと早い時期に気がついていたのだけど、油圧センサを外す工具が無くてズルズル放置状態だった。
 必要なのは24mmのクローフットレンチで、先端がフレアナットレンチみたいに狭くなって無くてスパナみたいに平行のヤツで、厚さが厚すぎないヤツで、ボルトと差し込み部の距離が近すぎないヤツ。
 ここまで注文が多いとなかなか商品が見つからず、仕方ないのでどうでも良いスパナを切ってソケットを溶接して自作した。どうでも良いソケットは無かったのでストレートの300円くらいのヤツを買った。
 ここまで苦労する必要が有るのか?と疑問に思うことも有るけど、やらなければ一生その先を見ることは出来ないのだから仕方ない。

09072  何となく構造を想像しながら分解したら当たっていた。この部分までは気密性が要らない。極端な話だとカバーが無くても動作する。でもこの下のカシメを外すと気密部分だからえらいことになる。
 抵抗線の摺動部が黒く汚れて居たので、シンナーで洗浄して綺麗にした。移動する摺動子も今までと違う位置が当たるように少し曲げた。
 仕上げにタミヤの接点グリスを塗った。接点グリスはまさにこの様なモータコントローラの為に開発された潤滑剤だから、上手に働いてくれることを期待して。
 念のために液体パッキンを塗って上蓋を被せ、ハンマーとプライヤで適当にかしめて修理完了。最小抵抗が10Ω位でマニュアル値に近かったのでゼロ点は合うと思う。
 取付は細目のメートルねじなので合わせ面に銅パッキンが使ってある。真面目な整備士なら交換するけど、私は不真面目だし細いタイプが手持ちに無かったので再利用。でも日頃の行いが良いので漏れなかった。

 アイドリング時の針の振れは見事に治った。1-2barくらいの範囲で振れて居た針は、ほぼ1barの辺りに落ち着いている。
 1barは低いような気がするけど、ポルシェのマニュアルには「アイドリングでは油圧警告灯が点くことが有るけど心配すんな」と言う文章が有るし、私の年代だと油圧センサの位置がポンプ直近では無くてクランクケースを通過した後に有る。
 と言うことは油圧計の示している圧力は、ポンプの吐出圧ではなくて、メインベアリング類を潤滑し、さあ最後にカムシャフト関係を順に潤滑していくぞ~、と言う部分の圧力に成る。
 そう言う関係をトータルで見ていくと、今の圧力で問題ないと思う。まあ値自体が合っている保証は無いし、低すぎるとしても何か対策が有るわけでも無い。神にお任せして使うしか無いわけだ。

 今日は仕事の合間にエアロバイクをチョコチョコ漕いでいる。少し涼しく成ったのでこの手の事をやる気分に成ってきた。晩飯のカレーを食い過ぎたので、今からも少し漕ぐつもり。
 だから距離は良く解らん。適当に10kmとでも書いておこう。

バイク 10km

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コメント

飽くなき探求心には脱帽です。たぶん、Dr.ポルシェも同様かと。クローフットレンチは、ホムセンでも見かけますね。どんな部位で使用するのか興味がありましたが、なるほどな思わせる記事で何よりでした(o^-^o)

投稿: ラ・モート | 2013年9月 8日 (日) 10時45分

 クローフットの使用例の様な作業に成りました。普段使うことはほとんど無いので他のサイズは持ってないです。
 切断したスパナ片割れの22mmを使って、もう一個作ろうかな?と考え中。

投稿: みつやす | 2013年9月 8日 (日) 12時29分

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