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2013年9月11日 (水)

N/Aって、じゃあ何処にあるのよ?

0911 低レベルな仕事しかしてないので、それに使うマイコンのPICとかも低機能な物が多く、やらせているのもロジックIC数個の置き換えみたいな内容が多かったりする。
 そんな用途には今までPIC12F629を使っていた。DIPとフラットパッケージの両方が入手しやすくて機能も必要十分だったから。
 今度は少し小さな基板があって、以前から見ていたPIC10F222の米粒みたいなヤツを使ってみることにした。とてもマイコンには見えない。トランジスタ?と言った感じ。

 ほとんど12F629と同じだろうと思ってプログラムを移植していくと、MPLABの段階でエラーが出る。仕方ないからデータシートを真面目に読んでいくと信じられない内容が書いてあった。TRISGPIOレジスタとOPTIONレジスタの設定が必要なのに、アドレスは無し!?。
 周辺を読んでも良く解らなくて、アドレスマップを見ても確かに存在しなくて、でもビット毎の意味は書いてあって、訳解らん状態になりながら全体を読んでやっと解った。
 なんと「TRIS」と「OPTION」と言う命令が存在していた。Wレジスタに必要とするビット配置を読み込んで、その状態でこの命令を実行すると該当のレジスタが設定されるらしい。
 なんか訳解らんけど、その通りにしたら動いた。STATUSレジスタのビットを操作してバンクを行ったり来たりして設定をするよりは楽かも知れない。特に入力モードのハイインピーダンスを利用して、トリッキーなスイッチングとかさせようとする場合には。
 それにしても解らないときに検索したけど、この件に関しては直ぐに発見することは出来なかった。と言うことは私のスペックの読み方が平均的では無いと言う事か、今まで使ってきた型番に該当のやり方の型番が無かったからか??

 なんか仕事の方が立て込んでいて、問題じゃないけど納期の調整が必要な物が多量に出てきてしまい、悩んだり調整したりで他のことに全然手がでない。困ったぞ。

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