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2013年8月

2013年8月31日 (土)

ポルシェ356?の油温計

0831 白骨号が来てからポルシェネタも書くようになり、ポルシェ屋さんとの接点が出来た。自分の車の整備は基本的に自分でやるので、客としてでは無いのだけど。
 その中の一つが写真の計器。「こんなのは修理できんかねえ?」と預かったヤツ。同じ機能と思うけど、内部機構が微妙に違う計器が2個。
 センサは無いし、有ってもたぶん壊れていたりエンジンに付いて居たりしているのだろうから、今の段階では表示部だけで想像しながら作業を進めるしかない。
 今日の夜、やっと動いた。仕組みが解って、悪いところを特定して、主要部分だけの最低限の修復作業までを完了したので。
 メイン部分は形に成ってきたけどその他は手が付いてない。周辺では端子部分がごっそり無かったりするので、絶縁ブシュとか特殊な形状のワッシャとか、旋盤で削りだしてそれらしい形にしていく必要がある。
 なるべくオリジナルに似せておきたいので、オリジナルの写真とかも探さないといけない。面倒と言えば面倒だけど、ワンパターンの仕事を淡々と続けるよりは性に合っている。

 鰻の祟りなのか(笑)、左膝の痛みは完全には消えなかった。関節なら軽い捻挫、筋肉なら軽い肉離れ、そんな感じだろうか。それなら最短でも1週間くらいかかるかもしれない。
 無理をせずに、動けそうなら家の廻りの草刈から始めよう。雨も止んだみたいだし。

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2013年8月30日 (金)

新しい制御ボックス

0830 組立途中のドリドリ3号用の制御ボックス。ドリドリ3号はミニCNC機にしては大型で高価格なので、ドリドリ1号ほど数が出てなかった。だから今までは市販のケースに追加工をして専用の制御ボックスにしていた。
 最近は徐々に認知度が上がっていたのか、出ていく数が少しずつ増加傾向にある。今の数ではコスト的にマイナスに成るけど、期末のばか売れ(笑)状態に向けて専用ケースを設計してみたのがこれ。
 ボンデ鋼板にグレーの塗装がしてありずっしり重い。いかにも工場の中の機械とか制御盤の雰囲気が有って私は好きだけど、工場とか現場に縁の無い人には地味でパッとしない箱にしか見えないかも?。
 内部が凄く余裕があるように見えるのは配線途中という事も有るけど、使ってないケーブルの穴やビスの穴から想像できるように、他の機種とか将来のオプション機能まで考慮した余裕の有るケースにしてみたから。
 めくら蓋の付いた右の穴には何用のケーブルが通るのか・・・こうご期待。大したものじゃないけどね(笑)。

 今日は他の仕事をチョロチョロしながら、この制御盤を2台組んだらほぼ終わった。合間に歯医者に行ったくらい。行くのを躊躇うくらい凄い雨だった。不安だったけど白骨号で出掛けた。調子は良かったそして雨漏りもしなかった。素晴らしい。
 雨も酷かったけど水たまりも凄かった。こんな時に嫌なのが左側だけが水たまりに成っている場所。おなじRRのサンバーだと挙動が不安定になりがちだけど、白骨号はサンバーよりは安定していた。
 特にハンドルを取られる事がほとんど無いのは美点だと思った。これはフロントのスクラブ半径が過大に成らないように、オリジナルのオフセット値を守ってホイールを選定した事が効いたのかもしれない。

 左の膝は急速に回復していて、夜には少し痛いくらいまで良くなった。意識しての運動は無理だけど、家の中を動き回るくらいなら足を引きずる必要は無くなった。
 そんな感じで動いていないのだけど、晩飯は貰い物の鰻が追加されて豪華だった。「吉塚うなぎ屋」と言う有名な店らしい。暖め直しだったけど美味しいうなぎだった。嫁さんによると見てはいけないような値段らしい。
 今日の光安家は絶滅のおそれの有る種を3匹くらい減らしてしまいました。神様ごめんなさい。

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2013年8月29日 (木)

Porsche 911 Performance Handbook

08291 ずっと前に注文していた本がやっと来た。全般的な解説書はポール・フレールの本を和訳したヤツが有ったので、メカ的なヤツで面白そうなのが無いかな?と探したヤツ。
 学術的な分野は別だけど、趣味に近い分野で技術的な資料となると日本は弱いような気がする。WEBでも紙の資料でも。と言うわけで海外の書籍からこの本を注文した。
 でもしばらくしてアマゾンから「入荷の目処がたってません、駄目かもしれん、キャンセルしますか?」見たいなメールが来た。以前も別の本で同じような事があり、その時はキャンセルした。でも今回は放置した。
 でも読んでみたかったので海外の古書を探して、同じ本の古いバージョンを見つけて注文してみた。白骨号は1985年式なので993とか載って無くても構わない。
08292  そして古書の方の発送の案内が来たら直ぐに、アマゾンからも発送しましたメールが来た。。。まあ2刷と3刷でどのくらい変わっているか読み比べるか(笑)。
 風呂上がりに読んで居ると面白い記述を見つけた。「911の中古車を買う」と言う章の「3.2カレラのチェックリスト」中に。
 自分の車に該当する項目が沢山あったけど、笑ってしまったのが画像の中程にある「アイドル エア スタビライザ が反対に付いている」と言う部分。私が悩んだ事そのものでは無いか。
 矢印は無視してボッシュ様のラベルが見えるように付けたくなるのは、日本人のメカニックだけじゃなくて、世界中のメカニックに共通した衝動だったわけだ(笑)。

 土曜日のスクールが急遽中止になったので、木曜日のレッスンに出てみた。こっちは人が多いけどB&Gだと広々と使えるので問題は無い。
 先生が違うのでドリルの内容も言われることも少しずつ違うけど、共通して言われた事はクロールの時に手が外側を掻いていると言う事。もっと意識して体の下を掻くようにしなければ。
 後半は個メのドリルだったけど、平泳ぎのキックの時に左の膝をグキッとやってしまった。自分の力でやったのでそれほど酷くは無いと思うけど、やったときは少し痛くてその後のドリルでは忘れるくらいだった。
 所が寝る前くらいに成ってきたら少しずつ痛くなってきて、部屋を歩いていてもかばいながら歩くように成ってしまった。あらら。。。

スイム 3.0km

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2013年8月28日 (水)

女房と鏝先とバッテリーは新しい方が良い

0828 頼んでいたバッテリーが来た。型番と値段しか確認せずに注文したけど、名前はアトラスで製造国は韓国だった。
 高性能の液晶を作れる位だから、バッテリーくらい朝飯前だろう。もしパッとしない性能だったら次は別の会社のを買おう。
 そんな事を思いながら念のために3時間ほど充電をした。電圧と電流を見る限りでは充電済みだったと思われる。
 30分ほどおいてからバッテリーを交換してデータロガーも装着。要望が有ったけど下に潜るのは面倒なので、バッテリー端子の電圧しか取ってない。

 今回は24時間以上放置したエンジンを、充電完了から30分くらい放置した後のバッテリーで始動している。だから厳密にはバッテリーの新旧の比較には成ってないけどまあ面倒なので(笑)適当でも良いや、と。キーを捻る。
 特にセルの廻りが良かったりエンジンが瞬間にかかる感じは無かった。でも回転が遅いとかかかりが悪いとかも無かった。エンジンを切って部屋に戻ってデータを見たら相当違っていた。
 セルが回る直前の電圧が13.05Vくらい有るので有利だけど、モータ起動の瞬間でも9.85Vまでしか低下していないのは立派。そしてセルが回っている時も11.7V前後と古いヤツよりも1V近く高い。
 1回だけ発生した始動不良の原因だけど、バッテリー以外の可能性が否定された訳じゃ無い。でもこれだけバッテリーの性能が違っていると、やっぱりバッテリーだったのかな?と言う気がする。
 そして、もしバッテリー以外に悪いところが有ったとしても、新しいみなぎるパワーで適当に押し切ってくれないかな?と淡い期待も。

 確認のために計算をしてみた。モータの拘束電流は12.0Vで200Aと仮定すると抵抗は60.0mΩ。前回は12.26Vが8.16Vまで下がったと考えれば、流れた電流は136Aで、電池の内部抵抗は30.1mΩ。
 同じように今回は同じ60.0mΩのモータに、13.05Vの電池を繋いだと考えて、動作中に端子電圧が9.85Vまで下がったと考えたら良い。すると電流は164Aで電池の内部抵抗は19.5mΩとなった。
 初期電圧の高さと内部抵抗の低さ、その相乗効果で電流が21%程度増加した事が解る。最初から不良品という事は無かった。あとはこの性能がどのくらい維持できるかだ。まあ化学物で寿命が有るのだから、ギリギリまで使わずに早めに交換するのが賢いのだろう。
 そう思ったので上面に交換年月日を書いて置いた。

 そろそろなまずの郷の練習会に行ってみようかな?と思い始めたけど、行ったら行ったで頑張ってしまうのは目に見えている。やっぱり止めにして一人で短いコースを走った。
 ここのところずっと走っていても調子が良い感じが無かったのだけど、今日は久し振りに足が良く動くというか、効率よく進んでいる感じが有った。
 ここで頑張って負荷をかけずに、今は秋に繋ぐ適当な時期で良いのだと気持ちを切り換えてぬるーく行こう。

ラン 11km

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2013年8月27日 (火)

ラクソー L-300

08271 最後の1枚以外は今日の話では無いのだけど、念願のコンターマシーンを手に入れた。サイズも丁度よい。あとは使えるかどうかだ(笑)。
 エイシンタイプのバンドソーを手に入れてその効率の良さに驚き、コンターマシーンとして使ったら更に便利だと解り、試作品の製作が増えるにつれてマジの要求が強くなり、コンターマシーンのような物を作った事までは書いた。
08272  この自作品はフトコロが狭いけど、切り出す向きを逆にしたり工夫したら大きな部品も切り出す事が出来る。3.2mmの板なら安定して切れるし、6mmくらいまでなら何とか切れる。手作業の100倍くらいの時間で。
 でも人というのは欲深い物で、更なるパワーや剛性感を求めてヤフオクや近所のガラクタ屋を注視すること約1年。

08273  やっと見つけたのがこいつで、国内では標準的なラクソーの汎用機で一番小型のL-300というタイプ。メーカもサイズも理想に近い。売っていたのは鞍手町の熱帯魚屋だから送料は要らないし、価格も3万と納得出来る。

 週末の雨の合間をぬって軽トラで引き取りに行ってきた。ミニユンボでおろせたので200kg弱だろうと思う。
 ホイールは結構摩耗しているけど、既に使えない程じゃない。レストアが目的じゃ無いからしばらくはこのままで良かろう。
 カバーをはぐったら駆動部が出てきた。Vベルトによる3段減速でベルトはA型。これならナフコで簡単に手に入る。1段目と2段目で無段階変速機項が構成されている。最新機種はインバータだけど、こっちの方が低速トルクが有るので良いとも言える。まあうちには三相が無いのでどっちみちインバータを入れるけど。
08274  溶接機はメカ的に欠品がある。バンドの端っこをクランプする口金の部分。欠品は銅合金では無い方だから、S45C辺りからドリドリ君で削りだしたら良かろうと思う。溶接機が死んでいたら困るけど。
 その下のグラインダは砥石を交換する必要が有る。これはブラシとベアリングくらい交換すれば生き返るだろう。
 そう言えばマラソンお姉さんの溶材屋が、バンドソーの歯やグラインダの砥石でも良いから買ってくれと言っていたので、今回はあそこに注文してみようか。
08275  そして今日、軽く自転車に乗ってからやった作業はカッタ部分の整備。
 刃がボロボロだったのでドリル研磨機のダイヤモンドディスクで削ってみたらギリギリ使える位の厚みで刃こぼれ修正できた。
 初期位置に戻すバネの支柱が折れ込んでいたので、ドリルで穴を開けて苦労して折れ込んだボルトを抜き、代わりにビスをねじ込んでお終い。
08276  ナットが無くなっていた部分とか追加して、簡単に掃除して組んだら見た目が少しだけスッキリした。この調子で他の部分を整備していけば、全体的に良い感じに成ると思う。
 これが使えるように成ったら自作のコンターマシーンのような物は要らなくなる。誰か要る?居なかったらヤフオクに出してみよう。100万円で。

 今日は外注先の誤作とか有って慌ただしかった。まあ何とか形になって夕方からは久し振りに自転車。日が短いので短いコースにしてみたけど、帰ったら意外と明るかった。それでカッタ部の整備を始めた次第。
 アキレス腱は痛くない。このくらい間を開けたら痛くないけど、走ったらやっぱり少しだけ痛くなる。しばらくはこの位のペースかなあ?

バイク 28km

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2013年8月26日 (月)

min. 8.16V

08261 取りあえず新しいバッテリーは注文したけど、もしかしてバテリー以外の問題だったら嫌だなあ・・・と言う気持ちと、バッテリーが原因にしても定量的に把握しておきたい気持ちで測定をしてみた。
 バッテリー端子にデータロガーを付けてエンジン始動。本当は1日以上放置した初回を測定したかったけど、ロガーの設定を間違えてデータが取れずに2回目のデータ。
 そしてもっと正確に言うとバッテリーの端子その物ではなくて、丸い鉛の端子に真鍮製のクランプ式の金具が付けてあって、そこに螺子止めしてある圧着端子の電圧になる。電流が100Aとか200Aの世界なので、測定点を正確に把握しておく事は大事。
 8100位で一旦電圧が下がっているのがキーをオンにしたところ。14500くらいで一気に下がっているのがセルモータ起動の瞬間。15500から16000あたりでエンジンが始動。17500辺りでレギュレータの制御電圧に落ち着く。こんな感じ。

08262  セルモータのオンの瞬間を拡大したのが下のグラフ。12.05Vくらいまで「し」の字の形に下がっているのがセルモータのリレーだろうと思う。
 次の下向きのピークがモータ停止中の最大電流部分と思われる。このときの最低電圧は8.16Vまで下がっている。かなり低いと感じるけど、こんな感じで論じた資料を見たことが無いので良く解らない。
 次のギザギザ部分がモータが回ってエンジンをクランキングしている部分と思われる。このときの電圧は平均して10.7V位有るので、アナログテスタで読めばこの位の数字が読めるんじゃ無いかと思う。
 今日は8.16Vまで低下してもセルは起動する事が出来た。でももう少し下がったら起動することが出来ないのかもしれない。
 「クッ」と言っただけで起動しなかった時、ここが7Vくらいまで下がっていたのが原因なのか、モータ自体に問題が有ったのか、新しいバッテリーが来たら同じ測定をやってみて、比較して考えてみたい。
 セルモータを簡単に外せたら良いのだけど、潜って見た感じでは外すのはかなり面倒な気がした。

 ここまで書いてふと思った。もし瞬間的に8Vとか7Vまで下がることが原因とすれば、でっかいコンデンサを付けたら改善するんじゃ無かろうか。
 ギザギザの10V台までエネルギを供給することは難しいとしても、その前の谷を埋めるくらいの電荷は溜まらないかな?。うーん、計算したら何F要るかわかるか。

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2013年8月25日 (日)

またボッシュか!?

0825 今日も基本的に仕事をしていたのだけど、夕方に成って一息ついた時に白骨号のシフトの具合でも確認してみようと乗り込んだ。
 そしてエンジンをかけようとしたらセルが「クッ」としか言わない。何回か試すけど一緒。セルのギヤが噛み込んだか?とか、でっかい接点が死んだか?とか、モータ自体が駄目になったか?とか、色々と考え始めたけど、普通に考えたらバッテリーだろうと思って充電。
 電源から少し距離が有るので、誰かが不法投棄していった本田の発電機で充電。暇なときにT型の充電用コネクタとケーブルをを作っておいて良かった。「備えよ常に」だなあ、ボーイスカウトは短パンのオッサンが気持ち悪くて嫌いだったけど。
 10分くらい充電したら簡単にエンジンがかかった。でも充電前の開放電圧は12.6Vくらい有ったし、インジケータは正常の緑色。CCAだったか、セルを回すためのここ一番の瞬発力が無くなったのかも知れない。
 そう言えばセルが気持ちよく回るのでバッテリーは交換して居なかった。たぶん直前の所有者も交換して居ないと思う。業者オークションで引っ張って来ただけと言っていたから。
 その前の所有者の整備記録は2003年の2月が最後でこの時が最後の車検。そしてバッテリーは「レ」だけで交換はしていない。と言うことは驚異的に長持ちしたバッテリーと言うことか(笑)。
 またボッシュの仕業か!?と思ったけど違っていた。希硫酸を浴びながらバッテリーを修理する趣味はないので、良く似た型番のヤツを注文した。
 バッテリーに関しては、高い安いじゃ無くてサイズの割りに容量を上げたとか、容量の割りに始動能力が高いとか、そう言ったタイプは長持ちしない様に感じている。
 だから今回も普通の感じのを頼んだ。5万円くらいするかと思ったけどナフコで買う国産車用と変わらなかった。でも聞いたことが無いブランドだ、長持ちするんだろうか?

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2013年8月24日 (土)

RON91

0824 この週末中に発送しておきたい案件があって、今日はプールに行った以外はずっとその作業をしている。だから白骨号の作業は無し。で、いつか書こうと思っていたガソリンについて。

 私の白骨号にはレギュラーガソリンを入れている。オイルと一緒で今のネット上には色々な意見が飛び交っているけど、あなたの大事なポルシェにレギュラーを無理矢理入れたりしないので、取りあえず安心して欲しい(笑)。
 初めて買ったポルシェなので、資料を集めたりして色々と調べた。私の車両は1985年式の日本仕様。同じ1985年式のヨーロッパ仕様の圧縮比10.3:1に対して9.5:1と低い。その為に最高出力も低くて、調べ切れて居ないけど燃料消費率も少し悪いと思う。
 ただ良い事?もあって、要求オクタン価がヨーロッパ仕様のRON98に対して、日本やUSA仕様は91と低い。これは安い(粗悪な?)ガソリンでも問題なく走る事を意味する。
 調べていて解ったことは、911シリーズに限定しても要求オクタン価がコロコロ変わっていると言うこと。そして仕向地によっても変更される場合がある。だから「ポルシェは・・・」どころか「911は・・・」と言い切る事も出来ず、同一年式でも仕向地で違う事があるので「1985年式カレラは・・・」とすら言い切れない場合が有る、と言うこと。

 まあ人の車のことはどうでも良いし、話し好きの人は放課後の教室で何時までも話を続けてくれたら良い。問題は自分が買うガソリンをどうするかと言うことだ。で、JISを調べた。すると規格上はハイオクが96以上でレギュラーは89以上と成っていた。
 乱暴な言い方をすれば89以上と91は工学の分野ではほぼ等しい。この差が気に成る人はM8.6のボルトとかSS420の鋼板が欲しくなるから機械の設計には向いてない(笑)。
 それに28年落ちのエンジンなんて相当圧縮比が落ちているはずだから、製造直後にRON91を要求していたとしたら、今頃は89で丁度よいはずだ。
 まあ、いつもの様に適当でいい加減な屁理屈をいくつも積み重ね、このエンジンにはレギュラーが適していると判断した。そして今のところ解るような問題は出ていない。将来的に問題が出ても、それはオクタン価に起因する物じゃ無いと思う。

 昼にスイミングに行ってきた。抜歯の後が少し気になるけど年配が多いので何とか成るかな?と思って。予想に反して先週よりもキツかったけど何とか成った。
 でも心拍数が上がると、抜歯の箇所に心臓が移動してきた感じでバクバク言う。せっかく止まった血が出始めるんじゃないか?とか少しだけ心配したのは事実。
 先週もやらされたクロールのドリルが出来ない。右足を半歩前に出した状態で水中に固定して、左足は水面に平らに置く感じ。この状態で腕だけで泳ぐ。フラフラして左右にも振れる。凄く難しい。
 その後で呼吸の時にその姿勢を意識するように言われたので、呼吸の時の姿勢のドリルだったらしい。呼吸が悪いから自主トレで繰り返してみよう。

スイム 1.0km

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2013年8月23日 (金)

何故モータが3個も要るのか?

08231 午後はドリドリ君の新しい制御盤を引き取りに行ってきた。これは少し大きな機種用。こちらも或る程度数が出るように成ったので、市販のケースに穴開け加工ではなくて、専用に設計したケースを作る事にした。
 出来栄えは悪くない感じ。でも歯医者にも行って歯を抜かれたので人生のやる気の半分以上を失った。でも昨日の残りはやっておいた。

 エンジンルームのブロアを組み立てた。ブラシの馴染みが悪いのと、軸方向の位置が悪いので最初は電流が多すぎた。でもハンマでコンコン叩きながら回していると、いつの間にか軽く回るように成ったのでOKにした。修理の第一歩は叩くことだ。
08232  白骨号のヒーターモータ系は複雑で、エンジン冷却用のファンの正圧部分から分岐した口に最初のエンジンルーム用ブロアがついている。
 このブロアが押し出した冷たい空気はヒートエクスチェンジャに入る。カタカナで書くと格好いいけど、要は排気管の廻りに吹き付ける。
 排気管の熱で暖められた空気は、それぞれ左右のサイドシル部を通って座席前方まで来る。
 ここまで来たら圧損で流速が落ちているからなのか、ここに更に2個目と3個目のブロアが付いている。ドイツ人の考えることは良く解らん。良く解らんだけなら思想の違いで済むけど、その3個のモータが全部回らないとはどういう事か?
 オマエら懲りすぎだ。自分の持てる力を100%使おうとするから故障するわけだ。実用品なら50%で行くべきだ。なら9割の人が使っても故障しない製品に成る。とかなんとか思いながら前の2個のモータも回るようにした。やっぱりボッシュはくそったれだ(笑)。

 エンジンをかけてオートヒーターのつまみを最大にした。モータの唸る音が聞こえて、それと同時にデフロスタから凄い量の風と何年分か解らない埃が吹き出した。廻りの物全てが一瞬でザラザラで埃っぽくなった。浦島太郎はこんな気分だったのだろう。
 少し待つと、というか気持ち的には1分もしないうちに暖かい空気が出てきた。触っていたらドンドン暖かくなる。これは凄い。これならドイツの冬でも寒くないと思う。
 赤い玉みたいな操作レバーを足元側にした。暖かい空気の出口がデフロスタから足元に変わった。成るほど・・・と思っていたら足元が熱くなってきた。裸足にサンダルだったので敏感に感じたのもあるけど、こんなに短時間で熱い風が出てくることに再び驚いた。
 これでスタッドレスタイヤさえ準備すれば、芸北にスキーくらいは行けそうな気がする。

 歯科助手の女の子がくれた紙には、運動するな、アルコールは飲むなと書いてあった。試しにローソンまで歩いて行ってみたら、少し早歩きにすると抜歯の後がズキンズキンと痛んだ。
 書かれている通りで納得した。痛み止めを2錠くれたけど、何もしなければ痛くは無いので飲む必要は無さそう。

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2013年8月22日 (木)

ボッシュ君、反省しなさい

08221 急ぐ仕事があったけど、最低限やるべき事は何とか終わったので夕方は走り、その後はずーっとこれをやっていた。白骨号のエンジンルームにあるヒーター用ブロアモータの修理。
 余分なエネルギーを使って熱を移動するクーラーは美しくない。だから我が家にはクーラーは無いし、そしてどの車にも正常に動作する(笑)クーラーなど無い。
 でも大気に捨てる排気熱を利用したヒーターは美しい。こっちは積極的に利用したいと思う。と言うことで来たるべき冬に備えて整備を始めた。まだ外気温は35度くらいあるけど。
 まずはエンジンルームのブロアが回ってないので、取り出して見たらこの有様。フレッシュエア用のモータも固着していたけど、こっちは軸がエンドミルのように軸受けを削って居る。長さにして5mm以上も。。。
08222  削っていると言うことは、その段階までは回って居たと言うこと、それはそれで凄い。回り続けたモータも運転者も。
 その後は廻りが悪くなり、直流モータだから回転数の低下に伴って電流が増え、各部が加熱してブラシ廻りは焼損した。
 もうボッシュの電装品には愛想が尽きた。これがボッシュ製かどうかは解らないけど、面倒だからドイツ車に付いているのは全部ボッシュだ。くそったれめ!!。
 そんなことを思いながら、840円で買ったミニカ用のブロアに入れ替えようかな?とか思い始め、でも交換は何時でも出来るんだからボッシュ以上の内容で修理してやろうと思って作業開始。
 この後は夜遅くまで必死モードだったので写真が無い。作業内容を言葉で書くと、長穴に成った部分を旋盤で拡大し、そこにジュラルミンのスリーブを圧入し、そこに608ZZの深溝玉を入れた。仕事用にNSKのゴムシール品があったけど、半分腐ったモータには大阪魂のZZで十分と判断。
 あとは焼けこげたブラシのベースプレートを、誰かから貰った賞味期限切れのガラスエポキシ感光基板で作り直し、ブラシホルダを装着し、ブラシはジャガーEタイプに使ったルーカスのヤツが横出しだったのでそれから切り出した。
 組み立てて慣らし運転までしたかったけど、夜も遅く成ってきてヘロヘロだったのでそのまま寝た。

 最初にも書いたけど仕事が終わってからは軽く走ってみた。アキレス腱が怖いので短めの11kmくらいのコースを。
 十分すぎるくらい暑いのでペースはゆっくり。それでも体温が直ぐに上がってしまう。足は何とも無いので予定通りに11kmを走って帰ってきた。
 走り終えてシャワーを浴びてホッとしたら、何となく痛みほどじゃ無いけどアキレス腱と足の裏に強い怠さを感じた。これが故障では無いことを祈る。
 いや、損傷とトレーニングは同じような物で程度が違うだけか。だとしたら今をギリギリと捉えてじわじわやれと言うことかもしれない。

ラン 11km

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2013年8月21日 (水)

子供向けの本は面白い

08211 図書館の子供向けコーナーに有った本。表紙が見えるようにドーンと並べてあったので、手に取ってみたら面白そうだったので借りてみた。
 どちらも絵と簡単な文章で構成されていて、読もうという意思がなくても簡単に読めて頭に入るところが素晴らしい。
 右の本は、暑さに対する建築的な工夫が色々と紹介してあり、文章の端々に「エアコン点けたらいいやん」、的な考え方に対する作者の反論みたいな物を感じる。
 そう言えば今年の夏は節電目標とか発電の余裕率とか言わなくなった。代わりに?「熱中症を予防するためにエアコンを使いましょう」発言が増えた。
 締め切った部屋の中で冷蔵庫を開けて「こうやると涼しい」と言えば馬鹿にされるけど、都市部ではそれに近い状況に成っている気がする。
 うちは田舎だから関係ないけどね。。。とか思いながら、クーラーの壊れた白骨号で本を返しに行き、その足で汗をダラダラ流しながら歯医者に行った。昼飯時に汗まみれのオッサンの瞬間接着剤で補修した歯を修理するのは嫌だろう(笑)。

08212  白骨号のエンジンは調子が良い。体や環境と一緒で調子が良いとその件に関して何も感じなくなる。代わりにミッションの駄目具合が強調されてきた。
 使用頻度の高いシンクロが死んでいる。これは仕方ないしシフトダウン時のダブルクラッチで何とか成る。
 嫌らしいのは1速のギヤ抜け。ギヤ抜けと言うよりも最初から中途半端にしか入って無くて、発進と同時に抜けてしまう物。
 シフトロッドの節度感を持たせるボールとかスプリングがおかしいのかな?でも同じロッドを使っていると思われる2速はそうでもない。
 と言うことは、シンクロスリーブの山形の先端か、相手の先端か、どっちか解らないけどグチャグチャになっていて、抜けない為のバックテーパとか訳が解らない状態になっていて、微妙な挿入具合によってはトルクがかかったらボールのディテント力に打ち勝って抜けているのだろうか・・・いやいや、そんな悪いことばかり考えていたら頭が禿げるし考えたくない(笑)。
 取りあえず発進の時にシフトレバーを手で押さえていたらギヤ抜けは発生しないので、同じような感じで保持トルクを追加してやろうと考えて写真の針金を追加した。
 軟鋼線では簡単に変形するので、ジャンク箱の中からピアノ線的なヤツを捜し出して作った。作った後で乗ってないので効果は解らないけど、操作した感じでは今までゼロだった1速の挿入感というか、ある所まで力が上昇していき、最後の方でスルッと力が抜ける様に吸い込まれる感じが出てきた。
 上手く行くかも知れない。でも所詮は小手先の誤魔化しでしかない。根本的な対策をやるには、コンクリ打ってリフトを立てるしか無いのか・・・。

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2013年8月20日 (火)

トラクタのダイナモとレギュレータ

08201 時々ここに紹介しているイセキの古いトラクタのダイナモとレギュレータ、修理と試験が完了したので今日発送した。
 調べてみるとレギュレータのケースに関しては3月に書いている。穴が開いていたのでTIGと半田で埋めた。
 レギュレータはカットインリレーがバラバラに成っていたので、その部分だけ半導体化して他は生かして完成した。

08202  その次はダイナモの方で、コンミュテータの切削とマイカ深さの調整に関しては8月の始めに書いていた。
 その他の作業としては、写真のようにフィールドコイルの外装と一部の素線が痛んでいたので修理した。古いのは紙テープみたいな材質だけど、補修用にはガラスクロスのテープを使っている。
 写真は細かい部分の補修をしながら、右側だけ巻き終わった状態。
08203  次の画像はレギュレータ。ダイナモが完成して組み合わせて試験していると、行けると思ったボルテージリレーのコイルが焼け死んでしまった。仕方ないので全部を半導体式に作り直し。
 DCダイナモの場合は、オルタネータの様な自分で過電流を制限するような性質が無い。その為にレギュレータで過電流が流れないように制御してやらないと行けない。だからオルタネータ用の半導体式レギュレータよりも、DCダイナモ用の方が回路が複雑に成る。
08204  電流検出用の抵抗とか、スイッチング用のトランジスタなどはフレームに直接取り付けて放熱しやすくする。
 その他の部品は振動で破損しないように、接着剤でポッティングしておく。放熱の事も有るので最低限の量にしたほうが具合が良い感じ。
 そんな感じで出来上がったセットが最後の写真。カバーの固定や端子台の螺子は、在庫として持っているマイナス頭のビスが合ったのでそれに交換した。たったこれだけの事で部品の見栄えが締まるけど、在庫しているのは特定のサイズだけなので無いときは現物を使うしかない。

08205  オマケとして、先日「ぶどうの樹」で見かけた古いトラクター。イセキのT-20型でカワサキの空冷エンジンが搭載してあった。
 今回のダイナモとレギュレータも、これと同じ時代のトラクタに付くのだろうと思う。ポルシェという話だったから、イセキが輸入した物かライセンス生産したヤツだろう。

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2013年8月19日 (月)

カースロープと油温

08191 整備用に安物のカースロープを買ったけど、骨組みが弱そうだったので補強を入れた話は以前に書いた。今日はその続きで排気管をよける話。
 補強の後は便利に使っていたのだけど、排気管がスロープ上の車止めとギリギリ。斜めに置いたりして使っていたけど何回か当てて出口を少し凹ませてしまった。
 最初はスロープ全体を低く作り替えようかと思ったけど、作業が広範囲で面倒そうだし、下に潜るという目的に対して本末転倒でもある。と言うことで排気管の部分だけストッパをカットした。
 落ちることは無いと思うけど、もし落ちたとしても自分で改造したストッパを自分の運転で乗り越えた訳だから諦めるしかない。

08192  こっちは今の油温とか油圧。外気温35度前後の田舎道を走り、家に帰ってきてカメラを取りに行ってからおもむろに撮影した状態。
 走っているときの油温は写真より針幅くらい下にある。直ぐ下の線が90℃らしいので、この状態で95℃弱くらいか。そして走行中が91℃から92℃くらいだろう。
 油圧は振れているので解りにくいけど、暖まった後のアイドリングでは1~2barの間を行ったり来たりする感じ。
 オイルを5W-30にしてから油温は明らかに2~3℃くらい下がった。気温は明確に交換後の方が高いので、2~3℃の数値は間違っているかも知れないが、油温が低下傾向に有るのは間違い無い。
 これはオイルクーラへの長~い配管経路で、粘度低下によって圧損が減少して流速が増えたからだろうと思う。あとはポンプ直後のリリーフバルブが吹いて捨てていたオイルも有効に回り始めた事が少しは影響しているかも知れない。
 油圧の方は暖まるまで4.5barくらいに張り付いていた時間が短くなった。この間にリリーフしたオイルはオイルパンに捨てていたのだから、その間の有効流量は明らかに増えているはず。
 その他は中途半端な圧力の時に0.5~1.0barくらい低くなった気がする。でもこれは変化するし針が振れているので感想としてもはっきりそうなったとは言い切れない。理屈から考えるとそんな気がする程度。
 もし低くなって居たとしても、田舎道を車の流れに乗って走っているとき、3~4.5barは維持しているので問題は無いと思う。いずれにしてもマニュアルに記載の数値は余裕でクリアしている。
 総合的に考えて、この地域で今の季節に今のエンジン負荷で走る限りは、今回選択した5W-30で問題は無いと思う。まあこれはあくまでも油温と油圧から判断した粘度の話で質の話は別。とは言っても質的にもSM/CF規格だから問題は無かろう。

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2013年8月18日 (日)

プラグレンチ

0818 試行錯誤を繰り返して、現時点でベストに限りなく近いと感じている白骨号こと1985年式3.2Lカレラ用のプラグレンチ。
 プラグ用のソケットと75mm?の延長棒までが一つのセット。これは装着するとプラグホールの上面ギリギリくらいに落ち着く長さ。
 ソケットは中にゴムが入っているタイプで、無理をしなければプラグを保持して引き抜けるタイプ。延長棒とソケットは標準的なボールでロック状態。
 その上に差しかえて使うのがラチェットハンドルと短いドライバみたいな軸。ラチェットで最初だけ弛めたら、後は柄の付いた短い方でクルクル回す。これはどちらともボールのロックはついてない。脱着の時にプラグホールに残したセットを引き上げない為。
 作るときは意識して無かったけど、ドライバみたいな軸は「プロト」のドライバみたいなデザインに成っている。そう言えば北陸航空の整備士はプロトの工具を使っていた。最近はスナップオン一辺倒だけどプロトは無くなったのだろうか。

 夕方になって日差しが弱くなったので自転車に乗った。ランはアキレス腱に不安が有るのと暑いから自転車。
 今日は17:00ピッタリに出たし明るいので遠回りのコースにしてみた。遠賀から海老津に出て地蔵峠から赤間に出て、平山口経由で帰ってくるコース。ゆっくり目で行ったからキツクは無かったしボトルの水も1本で済んだ。
 家まで帰ってきたら日没だった。暗くは無いけど太陽の直射が無くなった瞬間。夏の初めに比べたら明らかに日が短くなってきた。これからは時間帯やコースを考えないといけない。

バイク 48km

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2013年8月17日 (土)

カレラだけどロードスター

08171_2  色々なところが痛んでいる白骨号だけど、一番酷いのはシートだと思う。左右とも縫い目はかなりの部分がほつれて居るし、一部は生地が薄くなって穴が開いていたりする。
 程度の良い中古品はかなり高い。貼り替えだと少し安いけど、自分でやっても業者に出しても時間が掛かる。取りあえず別のシートに付け替えておく作戦にした。
 形が似ている物で安いのを探していたら、ロードスターのシートが多数見つかった。この車はシートを交換する人が多いのだろう。私みたいな人間にとっては有りがたい事だ。
 大物なので県内で探したら左右で6,800円のヤツがあったので購入。来たのを見たらかなり程度がよい。これをずっと使おうかな?と考えてしまうくらい。
08172  木材を置いて位置を決め、アングルを組み合わせて車体との間のアダプタを作った。高さを下げたい場合は苦労するだろうけど、私の場合は上げる方向だから苦労は無い。
 唯一苦労というか疲れてしまったのは、ロードスターのシートレールが左右でレールの幅が違っていた事。左のシートの右側レールだけが、中心側に20mmだけオフセットしてあった。
 その辺りをゴチョゴチョと修正しながら作業を進めた。他の事もやっていたので完成したのは夜になってしまった。
 見た目は悪くないし純正品に似ている。良く見ると少し薄っぺらで安物感が有る。でもあまり豪華じゃなくて素っ気ない方がこの時代のスポーツカーには合う気もする。
 座ってみたら太腿の長さが純正品よりも短い。これは私にとって非常に具合がよい。座り心地は安っぽいというかスポーティー(笑)と言うか、まあそんな感じ。でも左右のサポートが良い訳じゃない。でも飛ばさないので関係ない。
 まあ、こんな感じ。しばらく乗ってこっちの方が具合が良ければ、仕事の部品と一緒に精密鈑金屋さんに図面を出して、純正っぽいブラケットでも作ってもらおう。

 昼はスイミングに行ってきた。直前まで色々やっていたので自主トレ的にほとんど泳げなかった。そしてスクールは年配者が多いので距離は短かった。
 でもここは皆でキツイ練習をする位置づけでは無いので、動きとか姿勢とかその方面の何かを掴むような取り組み方をすべきだと思っている。
 最近はキックの時にやる気を出さない様にしている。自分で練習している時もスクールの時も。そっちの方が楽に進む気がしていたけど、今日のキックのドリルで「だいぶ良くなってきた」と言われた。キック系でそんなことを言われたのは初めてだ。やる気は出さない方が良さそうだ。

スイム 1.0km

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2013年8月16日 (金)

ホイールバランス

0816 今の速度域なら特に不具合は感じて無かったけど、不意に高速道路に入ってハンドルが振れて慌てるのも困るので、ホイールバランスを取った。
 ウエイトの最小は5gで最大は35gだった。素性の解らない中古ホイールと中国製?タイヤの組合せとしては悪くない値だと思う。
 貼り付け式のウエイトは持たなかったので、元々貼ってあったウエイトの両面テープを貼り替えて使った。
 ウエイトの枚数は十分に有る。何故なら前所有者は見かけを気にしたようで、ホイールの内側の見えないところに多量のウエイトが貼り付けて有ったから。一番酷いのは20gを4枚に10gを1枚に5gを1枚の合計で95gが一箇所に貼ってあった。
 貼ってある位置を良く見るとほとんどホイールの中心に近い位置。左右のモーメントアームがゼロに近いのだから、少しの修正にも多大なウエイトが必要に成る。
 前所有者にとって見える場所に鉛の板を貼るのは美しく無かったのだろうけど、私にとって中心近くに過大なウエイトを貼って動バランスを取る行為の方が美しくない。
 ポルシェ博士も私の意見に同意してくれるはずと思いながら、ホイールの最も外側の効率的な位置に鉛の板を張り付けた。
 一つだけ悲しい事があった。右のリヤホイールの内側が変形していた。50mmくらいの範囲だけ1mmくらいポコッと車体内側に飛び出ている。空気漏れも無いしバランスにも影響は無い感じ。クラックも無いので100km/hくらいまでなら死なないと思う。
 本当はO2センサを確認するために左後輪を外した。そっちの話は別の日に纏めて書こうと思う。O2センサの確認は直ぐに終わったのでバランス取りをすることにした。ホイールナットがアルミ製なので、何回も脱着をしたくないと言う理由も有る。

 仕事が終わってからは自転車に乗った。無理をしたつもりは無いのだけど、なぜか左のアキレス腱が少しだけ痛いから一時的にランは止め。
 泉水越しを超えて室木線跡の道に出て、3号線は超えずに平山口経由で短く帰ってきた。時々雨粒が落ちていたし、遠くでは雷が鳴っていたから。今日は何となく靴とか濡らしたくない気持ちに成った。
 ポルシェの重いクラッチを毎日踏んでいるので左足の筋力が増えているはず。この調子でいけば来年のバイク順位が20位は上がるはず。ハハハ。

バイク 28km

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2013年8月15日 (木)

サブコンのような物

0815 現実の測定により、エアフローメータの動作域が想像と全く違っていることが解り、それに基づいてアイドリング近辺に残った不快感を払拭する作業に着手した。
 今は3.2Lとは思えないくらいアイドリング近辺にトルク感が無い。スタート時のアクセルワークには凄く気を使う。これは何かおかしいと感じていた。
 原因を単純化するために、アイドルスピードコントロールを生かしたり殺したり、全閉検出のスイッチを生かしたり殺したり、写真の様にエアフローメータ出力を騙してECUに送ってみたり、色々やったら少し解った。詳細と自分なりに考えた理屈を長文に書きたいけど(笑)、今日はもう疲れたので止めた。
 取りあえず結論的として、軽負荷でアクセル開度が少ないゾーンで、かつアイドルでは無い時が濃すぎる。今回の対策としてエアフローメータの摺動接点をずらして対応させた。
 かなり良い。スタート時に一瞬回転が落ちそうに成り、神経質にアクセルを操作する必要が無くなった。軽い坂道くらいまでならアイドルスタートも出来るし、そこから2mmほど踏んだら素直に少しだけパワーが出る。今まではエンストしていたから大進歩だ。あとは定常状態で極々僅か違和感が有るのを潰したい。
 ただ気になるのは、どうしてこんなに濃い状態になっていたのか?と言うこと。考えたくないけどO2センサが死んでいて何時も「薄い、薄いよ~!!」と叫んでいるとか?

 午後からは急に聞いた話で、嫁さんと北九州の外れまで初盆参りに行った。亡くなったのは広島時代にうちの子供と一緒に遊んで居た男の子。とは言っても昔の話なので20代の若者に成っていたのだけど。
 今年の6月に亡くなったらしい。癌で闘病中だったとか。まだ私の半分も生きてない。自分が人生の残り半分でやったことを考えると、彼がやり残した事や無念さをついつい想像してしまう。
 死ぬときは死ぬ。私も明日の朝に成ったら死んでいるかも知れない。宇宙の大きな時の流れの中で、長生きしたところで人の一生なんて短くてはかない物だ。それは解っていても若者の死を聞くのは辛い。
 そうだ、ポルシェの名前は「白骨号」にしよう。キリスト教やイスラム教や各種の新興宗教と同じように、浄土真宗は好きでも嫌いでも無い。でも白骨の御文章の死生観は幼い頃から考えているイメージに近くて好きだ。最後の2行ほどは要らんけど。
 朝は好調なエンジン音を響かせて出掛けていっても、夕方は積載車に乗せられて帰ってくるかも知れない。白いポンコツ中古車にもピッタリ当てはまる。車の場合は整備で若返って修理すれば復活するところが違うけどね。

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2013年8月14日 (水)

エアフローメータとアヤちゃんパーティー

08142  数日前にエアフローメータの全閉時出力電圧に関して書いて、その通りに修正作業をした。それでアイドリング近辺の出力特性が相当改善されている予定だったけど変わらなかった。
 色々悩んで新しい想定を考え、それを検証するために動作中のエアフロ出力電圧を測定してみた。とは言ってもこんな感じの仮配線なので走行中では無い。
 そこで驚愕の事実が明らかに成った。アイドリング中の出力電圧は970mVくらい有ったから。これはベーンの角度に換算すると18度くらい開いた状態で有ることを意味する。対数特性とは言え全閉とはほど遠い。
08141_2  250mV近辺とか全然関係なかった訳だ。BOSCHのマニュアルが無いから解らないけれど、今の私の車を基準にするなら1V前後を重点的に攻める必要が有る事が解った。
 その後はちょっと違う方向から考えてみて、アイドル時のバイパス通路を弄ってみる事にした。資料によると蓋がしてあるらしいけど蓋は付いてなかった。と言うことは先人が弄っている可能性が高い。
 本来なら排ガステスタで濃度を見ながら調整するべきだろうけど、機材が無いのでアイドル回転数補正を殺した状態で回転数を見たり、吹け上がりとかクラッチミートのトルク感を感じたりしてやっている。これはもう少し時間が掛かりそう。

08143  夕方からはアヤちゃんの結婚をお祝いするパーティーへ。ポルシェで来いと言うヤツも居たけど、後席に息子と花束を載せる必要が有ったので少しでも広いランティスにした。こっちもエアコンは故障で効かないけど。
 ヨチヨチ歩きの頃から見ているアヤちゃんだけど、○○歳を超えてどうするんだろう・・・と思っていた。でもしっかりと3歳年下のまともそうな相手を見つけて来た。
 そして驚いたことに、オタクのままで一生を終えると思っていた(笑)兄貴の方まで、9歳だったか偉く若い婚約者を連れて来て皆を驚かせた。
 ケーキカットを2回やらせたり、スピーチも4人にやらせたり、自称父親のオッサン連中は満足していた。子供達はそれなりに楽しんで居たようだし、嫁さん連中もいつもの様に旦那の悪口で盛り上がっていた。
 記念に4人の幸せそうな写真を載せておこう、撮影したのは2回目の乾杯の後だった気がする。会場は岡垣の「ぶどうの樹」のカフェ、今回の規模と内容に適した雰囲気でいい感じだった。

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2013年8月13日 (火)

少しずつ普通に成っていく

08131 オルタネータはベアリングだけ交換して終わりにしようと思っていたけど、何となく勢いでスリップリングの修正切削、ファンとダクトのブラストまでやってしまった。
 ファンはダイキャスト?製らしく、型の関係で前縁部に継ぎ目が有る。ここに継ぎ目が有ると気流が乱れるだろう、と思ってヤスリで滑らかに修正した。
 ウォルトマンFX○○みたいな感じじゃなくて、薄くて下面が凹んだゲッチンゲン×××みたいな感じだった。ゴム動力機に使ったら良いかも。
08132  段差を削りながら思った。レイノルズ数的にここには凹凸が有った方が良かったんじゃ無いか、ポルシェの技術者に「ボルテックスジェネレータを何故消した」と怒られるんじゃ無いか、とか。
 良く解らんけど、取りあえず滑らかな方が見た目が良さそうだったので鋳物のバリは全部取った。ヤスリの目まで消すのは面倒だったので、過度な滑らかさは剥離を早めるはずとか、いい加減な屁理屈を思いついて適当に止めた。
 色を塗ろうかな?と思ったけど、田舎の爺さんがノーマルで乗り続けていると言うコンセプトから外れる気がしたので止めた。組んでみたら凄く普通に成った。

08133  座敷の蛍光灯を修理しろとか、玄関の横のタイヤを片付けるとか、色々ある仕事の合間をぬってもう一個作業。
 トランクルームに有る筈のカーペットを作った。材料はフロアマットと同じで、1畳298円のナフコのカーペット。
 これはもの凄く難しくて苦労した。その割りに出来栄えが良くなくて達成感もイマイチ。何事も最初から上手く行くはずが無い。4個目くらいからまともなヤツが出来るだろう。
 最初は手かミシンで縫おうか?と思っていたけど、分厚い材料を直角に縫いつける方法が解らなかった。自分に出来そうな手法と言うことでボンドG-17で貼り付けた。
 汗をダラダラ流しながら作業したけど、途中で何回もshinakoさんに電話して来て貰おうと思った。でも最初から助けて貰うのも志が低い気がしたので思いとどまった。彼女に来て貰ったら売っているようなヤツが出来たと思う。

 夕方になって日差しが弱まってきたので走った。でも走り出したら十分すぎるほど暑いことが解った。まあ日本記録を更新する程じゃ無いので死ぬことは無かろうと思い、いつもの10kmのコースを走ってきた。
 去年痛めた左のアキレス腱が少し痛い。何故だろう?、再発したのか弱まっているから一番に根を上げて居るだけなのか。いずれにしてもジワッとレベルアップをしていくしか無い。

ラン 10km

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2013年8月12日 (月)

納得できんから試してみた

08121 ちょっと前のコメントに書いたFETの件。品種の少ないP-chでもオン抵抗がmΩクラスが有るらしいと。
 確かにデータシートではそうなっている。そして最近のDC-DCコンバータ用IC等と同じように米粒サイズ。本当にこのFETで10Aを超える電流が扱えるのだろうか?
 検証できないことは想像するしか無いけど、現物が存在する事象に対して想像で物をいうのは好きではない。何十万円もする訳じゃないから試してみることにした。

08122  RSにあるかな?と思ったけど良いのが無かった。東芝のリストに良さそうなのが有ったので買おうとしたけど、いつもの国産メーカの常で商社やら最小ロットが(数?)リールと言う流れに成って国粋主義者は止め。
 デジキーで探したらVishayのヤツが少量でも買えたのでそれにした。ちなみにデジキーでも東芝のはリール売りのみだった。。
 商社呼びつけて数百リールも買うような客だけ相手にするなら、資料をWEBに公開しないで欲しいわ、落胆するから・・・。と愚痴を書いておく。

 結果は写真を見ての通り。60Wのハロゲン球を難なく駆動し、指で触ったくらいでは温度上昇は解らないほど。頬とか唇でも試してみたけど暖かいかな?と言う程度。
 60Wなので電流は7A流れている。このときFETのDS間の電圧降下は33mVだった。計算するとオン抵抗は4.7mΩとなる。恐ろしい。
 自分でやったけど信じられん。400mを60秒で走ったけど心拍数が80までしか上がってないくらい凄い。

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2013年8月11日 (日)

規定値の意味を考えて作業しろよ

08111 日曜日でベアリング屋さんが開いてないので、他の作業でもやろうと思ってエアフローメータをもう一度開けてみた。凄く改善されたのだけど、1200rpm位の極々低速域にイマイチ感が有ったから。
 じっくり眺めて考えていたらあることに気がついた。そして測定したら図の緑線の様な特性に成っていた。開き初めの少しの範囲は電圧が変化して無いわけだ。
 そう言う目で現物を見ると良く解る。右上の抵抗が全閉時の250mVを作る抵抗。そこからのびたパターンは同電位のはず。そしてその線が繋がった抵抗体を良く見ると、最初のゾーンに線が見える。試しにテストリードを当ててみると全部が250mV。
08112  やっと解った。全閉位置の時に摺動接点が定電圧ゾーンに入りすぎて居たわけだ。そのゾーンを抜けるまで吸気流量が増えても電圧は変化しない、と。
 既定値の250mVから260mVの本当の意味は、摺動接点を定電圧ゾーンからギリギリ出た位置にセットしろと言う事だ。ギリギリとか言う言葉は技術者が使ってはいかんので(笑)、範囲を10mVだけ許容して260mVまでにしたわけだ。
 前回の私はそんなことは全く眼中になく、全閉で250mVなのでOKと判断した。とんでも無い三流整備士だ。
 で、位置を調整して全閉時255mVにしてみた。すると今度は全開時に抵抗体をはみ出して0Vに成ってしまった。ここでもう一回悩む。
 動作角度が大きすぎる??。そして良く見ると全閉のストッパがゴム製。これがへたって来たかもしれない。下地の鉄板が曲がったのかも知れない。ベーンの位置も少しだけ開方向に進んだ方が段差との関係がしっくり来る。
 と言うことでメカ的な全閉位置を調整し直し、それに合わせて255mVに調整したのが最終的な赤線に成る。全開で落ちたのはピンク線。
 オマケとして一番最初の状態は青線。ちょっと大げさに書いたけど。

 今日は練習会に行こうと思ったけど、1月ほど休養していたので体力はガタ落ち状態。この状態であの連中と一緒に練習なんかしたら殺される。そう考えて自主トレにした。
 ゆっくり走ろうと思って海岸線を目指した。ボトルだけは2本しっかりと準備して。赤間から地蔵峠を越えて岡垣に出て、あとは海岸線をずーっと走って福間まで。底から見坂峠を越えて家まで帰った。
 体力は激落ちほどでは無かったけど、高強度の練習会は無理なレベルだった。こんな感じでしばらくは自主トレで行こう。イメージは悪くないから故障しないように。

バイク 62km

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2013年8月10日 (土)

ベアリングは6201と6303

08101 私の思いこみと段取りが悪いのだけど、今日中に組み上げて発送する荷物が有ったので夕方までそれをやっていた。スイミングの日だけど31日に振り替えに成ったので丁度よかった。
 発送が済んでからはポルシェのファンベルトの劣化具合を確認して、張りの調整をした。その過程でファンというかオルタネータの回転に少しだけ違和感が有ったので、急遽オルタネータのO/Hに突入。
 少しだけ知恵の輪みたいな所は有ったけど、そんなに苦労なく分解は完了。手持ちが有ったら良いなあ・・・と思ってベアリングサイズを確認したら、ファン側が6303でお尻側が6201だった。6201は有ったけど6303が無かった。やることが無くなったのでブラシに目が向く。
 押しつけた感じではまだ使えそうな雰囲気だったけど、ホルダとの間に妙なガタが有ったのと、XS用に貰っていたブラシがピッタリの感じだったので交換。実際は断面の長辺が0.4mmくらい大きかったので削って入れた。

08102  ベアリングが無いのでオルタネータの作業が止まってしまい、外した穴からエンジン側を覗いてみた。
 上側だし吸気側という事も有るけれど、28年前のエンジンを前提に考えれば感動するくらい綺麗な状態に思えた。
 こういう感じで綺麗に劣化している機械が好きだ。弄ったところのボルトナットだけが一部新品に成っているのも悪くない。
 シリンダヘッドの鋳込み文字は全て「12-84」と成っている。1984年の12月鋳造という意味だろうか。1985年登録なので辻褄が合う。オリジナルのままで何も手が入ってない雰囲気を感じる。
 オルタネータの方は最低でも1回は手が入っている。螺子の雰囲気とか、本体がBOSCHなのにレギュレータと一体型のブラシはフランス製の他メーカだし、ベアリングはNSKが入っていたし。

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2013年8月 9日 (金)

solid state DME relay

0809 私は、私の1985年式ポルシェ930型の為に、半導体式のDMEリレーを作りました。
 BOSCH製のDMEリレーは沢山のトラブルを持っています。コイルの発熱がコイルの素線を断線させ、リレーの質量と振動はプリント回路基板を破壊します。半導体式のリレーは、それらの悪い素質を少ししか保有していません。
 更に私は、燃料予圧のための回路を追加しました。私がイグニッションスイッチをオンにしたら直ぐに、燃料ポンプは燃料を予圧するために起動します。その機能は、劣化した逆止弁や貧弱な燃料蓄圧器を補助します。しかし事故時の安全性のため、強制的なポンプの起動時間は10秒に限定されます。
 私は試作品の写真を掲載します。それは手作りで有るが故に醜い外観を有しています。路上試験の後、私は新しく小綺麗なプリント回路基板を設計する予定です。
 もしあなたがこの機器に興味を有するなら、私に連絡する事を躊躇しないでください。

 こんな変な文章書くくらいなら、最初から英語で書けよ!と言う突っ込みは無しで(笑)。無茶苦茶な文章でも、英語で書いていたら連絡してくる外人さんは今まで数名居たけど、翻訳サイトとか翻訳ソフトを使ってまで日本語の文章を読む人は居らんだろうなあ。。。

If you have interest in this product, please visit here.

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2013年8月 8日 (木)

アイドルなんとかバルブの向き

0808 アイドルコントロールバルブとかISCVとか色々呼ばれている部品。アイドリングの時にスロットルバルブをバイパスする空気量を調整し、所定の回転数を維持するための可変式のエアバルブ。手元のパーツリストでは「idle-speed adjuster」と成っている。
 先日エンジンルームをボーッと眺めていたら妙なことに気がついた。バルブに付いている矢印の向きが「下から上」に成っていたから。
 この写真で上がエアクリーナで下がマニホールドだから、空気は上から下に流れる。バイパスする空気も当然上から下に流れる。でもバルブの矢印は下から上???
 流体機器の矢印は普通は流れの方向だろうと思ったけど、もしかして取付の向きで上を示して居るのだろうか?とかも考えた。もし逆にしたらBOSCHのステッカーが見えなくなるし。
 でもやっぱりおかしいような気がしたのと、ホースバンド3個で簡単に変更できたので逆にしてみた。外したときに内部を掃除したけど特に汚れては居なかった。これは以前キャブクリーナを使ったからかもしれない。
 端子の抵抗を測定し、電圧を印加してバルブの動きを見た。正逆を逆にしたら内部の円筒形のバルブが時計回転と反時計回転で逆に動く。これをアナログ的に制御するんだろうか。それともPWMか。いずれにしてもバルブにフィードバック機構は無いので、クランク回転数をフィードバックして制御するんだろう。
 上から下向きに取り付けてエンジン始動。冷えているときのアイドル回転数が少し高い。今までは1050rpmくらいだったのが1200rpm位になった。30秒から1分くらいかけて800rpm位まで徐々に下がるのは同じ。
 あとの変化としては、始動時に瞬間にかかることが3回に1回くらい出てきた。今までは安定して1秒くらいでかかっていたけど、向きを変えてからは3回に2回は1秒かかって、残りの1回は0.2秒でかかるかんじ。
 それ以外は大きな変化は感じない。不調では無いから今の向きが間違いでは無いと思うけど、正解だとも言い切れない。

 あまりにも暑いのでランも自転車も止めてプールに行った。ピッタリが無かったけどB&Gに行って千円札を出してみた。今度はちゃんとおつりを出して「ありがとうございました」と言った。やれば出来るじゃないか(笑)。
 アップの後は適当にドリルを繰り返し、途中でキックの感触が良かったので残りはずーっとキックを主体に練習してみた。
 ゆっくりと力を入れてないのに、今までの力を入れているときと変わらないくらい進む時がある。でもいいぞ!と意識しだしたら崩れて駄目になる。難しい。でも何か変化が起こり始めて居るのは確かだ。
 来年の俺は違うよ。ヘヘヘ。

スイム 2.0km

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2013年8月 7日 (水)

血液サラサラなのに、オイルはドロドロですか?

08071 やっとポルシェのオイル交換をした。今までは誰かが何年か前に入れた正体不明のオイルのままで乗っていた。たぶん、私が選ぶオイルよりも高級で有ろうとの予想の元に。
 交換したオイルはMonotaROの5W-30。SM/CF規格でグループ3の化学合成油。10W-30の方が安かったけど、15%引きだったので清水の舞台から飛び降りる気持ちで高い方を選択。
 オイルとかプラグとか簡単に交換できる物になると、ネット上の情報が一気に増える。でも私はほとんど参考にしない。訳の解らない内容が多いし、そのエンジンを設計して取説を書いて故障の時に保証するのは、蘊蓄を書いている人達じゃ無いから。

 と言うことでポルシェのオーナーズマニュアルとヘインズ?のワークショップマニュアルを眺めてみた。オーナーズマニュアルは1987年でヘインズ?マニュアルは1984-1989と成っていた。あとは2010年の認定オイルリスト。
 オーナーズマニュアルの日常点検の部分では、SFかSE規格のオイルを補充しろとしか書いてない。一般人に解りやすく単純にしたのと、補充なんだから固さに拘る必要も無かろうとの意味だろうか。
 オイル交換の部分は少し詳細で、外気温に応じて5W-20から20W-50辺りまでの表がある。そして下の方には省燃費オイルに関しても記述があり、全温度範囲で10W-30と10W-40が使用可能に成っている。
 省燃費オイルに関しては、「それらか許容されるのは今のところ、全合成油かハイドロクラッキングオイルだけです。」との注記が有る。1987年の時点でこの様な記述が有るとは、先進的でも有るし理屈っぽくて好きだ。
 この辺りを今の時代に合わせたのが2010年の認定オイルリストだと考えられる。1984年以降の911関係のエンジンに関しては「Porsche A40」と言う規格に成る。これには0W-40、5W-40、5W-50、の3種類しか無い。十分な性能の5W-50が有るのだから、20W-50なんか必要ないだろう?と言うのが理屈が全て?のドイツ人的な考え方のような気がする。

08072  次は温度に関して。オイルの粘度は番手よりも温度の方に強く依存する。非常に乱暴な変換を用いて15W-40と0W-40を動粘度による記述に書き換えると、それぞれ600-14と400-14に成る。
 これは何を意味しているかというと、0℃の時の0W-40は100℃の時の15W-40よりも28倍も固いと言う事。缶の表記を見て固いだのサラサラだの騒いでみても、温度がちょっと変わったら粘度なんか劇的に変わってしまうわけだ。
 もう少し工学的で前向きな書き方をすれば、想定される使用温度範囲に応じてオイルの粘度を選定するのが望ましい。と言う事になる。まあオイルメーカの技術者の努力によって0W-40なんて言うオイルが有るのだから、それを入れて何も考えないというのも一つの手段だと思う。
 で、素性の知れない(でも触って解るくらい固い)オイルのままで600kmくらい乗った。その間は油温や油圧に気を配って見た。そしてだいたいの傾向が解った。今の私の使用環境に於いて。
 近場の買い物では90℃まで油温が上がらない事が有る。少し遠出しても95℃くらいでサチレートする。北九州の渋滞でも100℃行ったかな?と言う程度。
 対してポルシェの油温計はレッドゾーンが150℃から。認定オイルの0W-40で150℃だと、動粘度は7.0くらいまで落ちる。ポルシェの技術者はこの位までは許容しているし、検証済みだと想像できる。
 5W-30に置き換えてみる。このオイルの動粘度が7.0まで下がるのは油温が120℃くらいの時。油温計で行くと赤線の一つ下の線だ。ここまでは今の使用状況では行かない。と言うことは5W-30でも問題は無さそう。

 まあこんな事を色々考えたのと、安物のタイヤを使っていながらオイルだけは認定オイルの"モービル1"では人としての軸がぶれているような気がした(笑)。そして真面目な話だけど、ドロドロによる末端油量の低下を心配したのも有る。
 プラントで油圧配管とか計画した人なら感覚的に解ると思うけど、細長い配管内を油が流れるとき、油がドロドロだと圧損が凄い。圧損が凄いと末端の圧力は低くなるし流量も低下する。
 ポンプの後に圧力調整弁が付いているとき、ドロドロの油だと直ぐに設定圧に成ってブーッと吹いてしまう。この分の油は使われない。高性能の油を使っても、量が足りて泣けりゃ話にならないんじゃ無いの?と言う面も気になりだしたという訳。
 上記は全て今の私の使用環境を検証し、私が私のボロ車に対して行った事。週末に200km/hで700kmのツーリングをする人や、サーキットをガンガン走る人に勧めて居る訳じゃないので安心してくださいね。

 勢いで書いていたら長文になった。長文は興味の無い人は読まないから好ましい面も有る(笑)。
 そうそう、久し振りに仕事が終わってからMTBに乗った。筋力の低下を実感した。まあボチボチだ。

バイク 5km

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2013年8月 6日 (火)

畑のポルシェ

0806 舗装路用のポルシェは良くあるヤツで、農道のポルシェはサンバー。この辺りまでは知っていた。でも畑のポルシェとしてトラクターが有った事は知らなかった。

 ダイナモとレギュレータの再生がうちの仕事。ずいぶん前に依頼を受けたのだけど、「ピストンリングを作らないと・・・」と言う話だったので時間が掛かると思って途中で止めていた。
 そしたら「車体側がここまで出来ました」と写真が来てびっくり。うちが一番遅れているんじゃ無いか?とプレッシャーを感じて少しずつ作業を再開。
 フィールドコイルとブラシ廻りはやっていたので残りはロータ側。今日はコンミュテータを旋盤で整形した。センタ穴が綺麗に残っていたのでここまでは直ぐに終わった。でもこの後でマイカ深さを確保しながら溝を掃除というか整形するのが面倒。
 この作業には自作の"Pカッター"みたいな工具を使う。試行錯誤の後に具合の良い基本形状は決まってきたけど、溝の形状が少しずつ違うのでその都度削り出す事に成る。
 そしてしばらく使うと切れ味が悪くなるので、ダイヤモンドヤスリで研ぎ直してから作業を続ける。特に側刃が切れないと銅がめくれたように残って作業性が悪い。

 予定通りに今日のトレーニングはお休み。ちょっと新しい仕事の開発的な事をやっているので、それを色々と弄くり回していた。
 売れるかなあ?売れて欲しいけど。沢山売れたらポルシェのシートを買い換えるか貼り替えよう。そして庭に2柱リフトを設置して、シンクロの部品を手配してミッションのO/Hをやろう。ついでにクラッチもやった方が良いな。。。
 こう言うのを取らぬ狸のなんちゃら・・・と言うのだな(笑)。

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2013年8月 5日 (月)

赤い絨毯

0805 うちのポルシェは内装が小豆色。あまり好きじゃないけど人生には諦めや妥協も必要な訳で、無理矢理納得して使っている。
 小豆色のカーペットは全面に敷き詰めて有るけど、運転席の下だけはそれが失われて居た。上に良くある黒いカーペットが置いてあるので鉄板は見えないけど、遮音性とか保温性とかの面で良い方向じゃ無いと思う。
 ナフコに行ったときに1畳分で298円の安っぽいカーペットが売っていた。小豆色は無かったけど赤が有ったので買っていた。それを今日の夜に切って敷いたのがこの画像。
 妙にフラッシュに反応してえげつない色に見えるけど、現物はここまでキツクはない。近い色とは言わないけれど。。。上にカーペットを置くのでこの色は見えないからOKにした。

 昼間は外注先の工場廻りでほとんどの時間が潰れて締まった。これも仕事だから仕方ない。ただ移動の時間が多いのは何とか成らんか?と思う。
 仕事が終わってからはランニング。今日は少しだけ日差しが弱く、久々のランでも何とか死なずに走れるんじゃ無いかと期待して。
 まあ期待通りに死ぬほどは暑くなかった。でもナイスランでも無かった。ボチボチ走っていたら良い。無理したら良くない。明日は休んで明後日は自転車にでも乗るか。

ラン 10km

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2013年8月 4日 (日)

W1とラビットのレギュレータ

08041 先週やった作業から、古いオートバイのレギュレータに関する話を二つほど。両方とも個人ではなくて販売店からの依頼品。最近は販売店からの依頼が多くなってきたような気がする。
 初めの方はW1らしい。所有したことは無いけど資料を調べると(直流の)ダイナモとの事だった。レギュレータを確認すると確かにダイナモ用で間違いない。
 ただ、調整が大幅に狂っていたので再調整と言うよりも接点の位置をゼロから設定し直すような作業に成ってしまった。でも大きな部品の破損は無く、交換したのは細かい部品だけで済んだので費用が嵩まずに良かった。

08042  次はラビット。リレーが3個有るけど古いBOSCHの様に電流制限用が別に有るわけではなく、1個はスタータモータ用のリレー。だからでっかい接点が付いている。
 こちらのレギュレータはフィールド電流制限用の抵抗が焼損していた。以前にやったラビットも焼損していたのでホーロー抵抗を作った記憶が有る。ここが弱点かも知れない。
 「あまりコストをかけずに」と言う依頼だったので、今回はホーロー抵抗を作ったりは出来ない。抵抗は外付けでも良いと言われたけど、なんとか探し回って内蔵できるセメント抵抗を探し出した。
08043  数カ所干渉箇所が有ったので、グラインダで削って何とか納めた。初めて知ったけど鋼材用の砥石ではセメント抵抗のケースは削れず、チップソー用のダイヤモンド砥石で溝を掘った。
 裏面の錆があまりに酷いとトラブルの元に成るので、簡単にマスキングしてブラストしてからさび止め塗装をした。外側もブラスト後に塗装。
 端子の螺子は手持ちが無かったけど、コストの問題が有るので錆を落としてオリジナル品を使った。継続的に入るようなら在庫しても良いけど、ラビットは旧JISなので小箱でしか取れないだろう。2,000個くらい入っていたら1台に5個として400台分も有る。日本中のラビットが修理できたりして(笑)。

 今日は家の廻りの作業に加えて、組合の草刈で公民館の草刈が有った。もう4日くらい連続で草刈とか剪定をしている気がする。
 たまたま草刈機にはナイロン紐のヤツが付いていたので、そのままの状態で行ってみた。予想通りに建物とか歩道の廻りとか、硬い刃物では躊躇するような場所でもガンガン切れて悪くは無かった。
 でも、ナイロン紐を使うと服と顔と頭に細かい草のチップが飛び散り、その後の選択やシャワーが大変。

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2013年8月 3日 (土)

マス エアフローメータの修理

08031 調子がだいぶ良くなってきたと感じるポルシェだけど、低速時に何とも言えない違和感が残っていた。パイロットジェットとパイロットエアジェットの組合せがもう一息・・・みたいな感じ。
 具体的な症状としては、5速の極軽負荷で走っているときに軽い「んご、んご」と言う走行感が有った。工学的に言うなら、意図しない不規則で軽度の加減速が発生しているとでも言えば良いのか。
 それと改善した後で気がついたのだけど、ゆっくりと発進したときに一瞬減速するような、いかにもクラッチワークとアクセルワークが下手なような症状。

08032  エアフローメータの洗浄でフィーリングが良くなったけど、やっぱりここに何かが有るような気がしていた。それでケーブルを外してテスターを繋ぎ、エアクリーナを外して細い棒でベーンを回転させて抵抗値の変化を見た。
 すると予想通りに素直なカーブじゃなくて、1/4開度くらいまでの範囲では抵抗値がベーン開度と逆に減少したりする部分が発見された。
 ボロは良いけど(笑)、異常を放っておくのは好きじゃない。エアフローメータを外して分解してみた。同じような事をやっている人のページとほとんど一緒だったけど、私の方が古いのか摺動子が2個しか無かった。
 上記の人は抵抗体の位置を変えているけど、ビスを2本も折っている。私よりも腕が有りそうな人が2/3折ったと言うことは、私なら3/3を折るかも知れない。そう考えて今回は摺動子側の長さを変えて新しい位置を滑る様にした。
08033  可変抵抗の両端に5Vを印加し、全閉時の出力が250mVで有ることを確認した。ベーンを開くと綺麗に電圧が上昇していく。
 全開時は4.5Vくらいだったと思うけど、ほとんど使わないのでどうでも良い。いや、フルスケールの校正をしているかも知れない。と言うことはしばらくは全開走行もやった方が良いのかもしれない。
 修理後は丁度プールに行くタイミングだったのでB&Gへ行った。発進時の挙動が全く違う事に驚いた。自分が下手だと思っていたけど、エアフローメータが劣化していただけだった。
 極軽負荷時の挙動もずいぶん良くなった。でも完璧とまでは言えない。何か他に悪いところが有るのか、一応はスポーツカーだからこんな物なのか??

 上にも書いたけどB&Gのスクールに行ってきた。楽なメンバーばかりなのでお気楽なレッスンだった。でもドリルはやっぱり出来ない。地道にやるしかない。
 途中でガソリンを入れた。今回が初めての満タン<->満タンに成る。計算したら8.14km/Lだった。3.2Lという排気量、試験でアイドリングとか空ぶかしが多かったこと、数キロから十数キロの移動が大半だったこと、タイヤがほんの少し大径な事、そんなことを考慮すると悪くないと思う。
 次回は8.5km/Lくらい、条件がよければ9km/Lくらい行くんじゃ無いかな?と期待中。

スイム 1.5km

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2013年8月 2日 (金)

DMEリレーのような物

08021 今日は少し焦った。今日の便で発送しようと思っていた部品のうちの一つがおかしい。良く見たらボルト穴が未加工だった。
 自分で修正する暇が無かったのと、その部品は全てが未加工で数が多かったので外注先の工場に持っていった。この分は今日の発送には間に合わないので月曜日に送ろう。
 でも、誤作じゃなくて良かった。誤作なら材料手配からやり直しに成るので、とても月曜日には間に合わない。加工の神様ありがとう。

 写真は今さっきまでやっていた電子工作。いつもの「ような物」シリーズでポルシェ用の「DMEリレーのような物」を作ってみた。
08022  1週間くらい前にオリジナルのDMEリレーに追加する形で燃料予圧タイマを追加した。これの具合が非常に良いので、勢いづいて機械式リレーのソリッドステート化に着手した次第。
 今回は適当なFETを使ったけど、このままだとボディーダイオードによって、バッテリーの逆接時にDMEユニットに逆電圧が印加されてしまう。
 オリジナルのDMEリレーだとコイル励磁回路にダイオードが入っていて、バッテリーを逆接してキーをオンにしてもDMEユニットは死なない工夫がしてある。この部分はダイオードの無いバイポーラトランジスタの方が良いかもしれない。
 取りあえず交換してエンジンの始動まではやってみた。でも夜が遅いので走るまではしてない。明日の明るい時間帯に、予備に本物のDMEリレーを持って試運転しよう。
 DMEリレーに関しては、検索したらいくらでもトラブル例が引っかかるくらい故障の多い部分らしい。BOSCH様は何をやっていたんだろう。
 「”駄目リレー”とも呼ばれていて交換しても再発する事も・・・」等と書けるほど、機械の不具合に関して私は気が長くない。2個目のDMEリレーをアスファルトに叩き付ける事に成る前に、自分で壊れにくいSSリレーを完成させよう。

 夕方は昨日の続きで生垣の剪定をやった。今日もツナギを着て作業したけど、昨日よりも日差しが弱くて風は強かったので少しだけ楽だった。後は切り落とした枝とか葉っぱを集めて燃やしたら生垣は終わりにしよう。
 盆前にもう一回くらい草刈をぐるっとやらないと駄目だろうなあ。。。ああ、田舎は草刈ばっかりだ。大鎌で刈らなくて良いだけ感謝しよう。

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2013年8月 1日 (木)

絶縁しましょう

08011 昨日の夜はポルシェの燃料センサを修理した。寝る前に色々と考えていたらふと思いついた。あの状態ではアルミの筒が抜けるじゃないか!!。
 仕方ないから朝一番に再修理。メカにとって再修理という行為は恥ずかしい。でも私はプロじゃないから許す(笑)。
 昨日は夜中から始めたので気持ちが急いでいて、電気的な回路は真面目に見て無かった。そこで電気的な回路もしっかりスケッチしてから再修理作業にかかった。ここでもミスが見つかった。ハハハ。
08012  キーをオンにする前に分解したから想像だけど、昨日のままだと燃料警告灯が常時点灯していた可能性が高い。詳細は左の素晴らしい回路図を見ると解る。
 昨日の作業だと鉄の支柱とアルミの外筒が導通状態に有ったから。純正では絶縁の為に底板は樹脂で出来て居るみたい。繋がる物の無い外筒を通電する意味は解らないけど、こちらをGNDにして耐ノイズ性でも上げようとしたのだろうか?
 樹脂の蓋を作るのは面倒なので、アルミの蓋に絶縁ブシュを咬ませて処理する事にした。ガソリンに侵されて割れたりしたら面倒なのでバイトンの板から切り出した。これは確か割りとまともなグループの変なオッサンに貰った物。
 昨日の蓋はコンパスでけがいてから切ったので綺麗だけど、今日のやつは全部フリーハンドの鋏作業なのでいびつだ。

 燃料センサの試験と、渋滞中の油温と油圧の変化のチェックと、仕事の鈑金屋さんの様子見と、変なオッサンと半分仕事の打合せを兼ねてぐるっと走ってきた。暑くて死にそうだった。
 帰ってから定時までは仕事をして、その後は家の廻りの生垣の手入れをした。チカチカするのでツナギを着て作業をしたけど、こちらも暑くて死にそうに成った。まだ半分くらい残っている。やりたくないなあ。。。

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