FUEL PRELOAD SYSTEM 搭載
車検は取ったものの昔で言うドライブ的に乗る時間が取れないので、日々の買い物とかにポルシェを使っている。ナフコに行ったりルミエールに行ったり、etc。
その過程で温間時の再始動性が悪い事が有るのに気がついた。標本数が少ないので明確では無いけど、ナフコで買い物をするくらいなら問題ない。午前中に乗って夕方に乗るのも問題ない。でも午後に2回目というか、1-2時間なのか2-3時間なのか3-4時間なのか解らないけれど、そのくらいの間を置いた時がかかりにくい。
最初は壊れたと思ってびびったけど、長めにクランキングしたら良いことが解ってきた。そしてその原因を想像しながら似た事例を探してみたら、燃料のパーコレーションの可能性が高くなってきた。
そしてBOSCH様はそれを把握していて、フューエルアキュムレータという蓄圧器が用意してある事も知った。でも私のカレラには付いてない。このモデルは付いてないのが普通なのか、今までのユーザーが外したのか解らない。でも買えば数万はするのが辛い。
と言うことで別の方法で取りあえず対応しようと思い、色々と考えてみた案の一つがこの画像のシステム。名付けて「FUEL PRELOAD SYSTEM」横文字にしたらカッコイイ?。
やっていることは単純で、安全のため?にクランク軸が回転しないと燃料ポンプが回らない様に成っているシステムを少し弄り、イグニッションキーをオンにしたら燃料ポンプが起動するようにした。
それだけでは事故って燃料ラインが破れた時にガソリンをばら撒いて危ないので、強制的にポンプを起動するのはキーをオンにしてから数秒間だけのタイマを入れた。その回路が悪名高い?DMEリレーの上に乗っている基板。
年式に依るとは思うけど、私のカレラはDMEリレーだけでは燃料ポンプは起動しない。DMEリレーの上段がオンに成るとポンプ以外へ電源が供給され、さらに燃料ポンプ用リレーコイルのプラス側に12Vが印加される。しかしこれだけではポンプ用リレーはオンに成らず、DMEユニット内の(たぶん)NPNトランジスタがオンに成って、コイルのマイナス側をGNDに落として初めてポンプ用リレーはオンに成る。
今回の回路はDMEユニット内のトランジスタと並列に入っている。少しカッコイイ(笑)言い方に変えると、ワイヤードオア接続に成っている訳だ。
今日はもう遅いので試運転は無しで、明日以降に色々な条件下で試してみようと思う。ただ基本的な問題として始動性は改善されて居らず、クランキング前に燃料ポンプをしばらく動かす事が出来るだけ。
駐車場で何秒間もキュルキュルとセルを回し、古いポルシェなんか買うから苦労するんだよね・・・と思われる事からは逃れられる筈。
そろそろ体を動かそうかな?と言う感じ。体調は以前から良いけど、何もしないのに飽きてきた。でも、もう少し休んだ方が良いのかもしれない。
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コメント
そう言えば、
最近の カブにも 同じような役割の
部品付いてるような。。。。。
あれで 良いのでは。。。(笑)
投稿: MASA | 2013年7月25日 (木) 02時31分
関係ない話ですが、レギュラーガソリン使えるんですか?
投稿: いとう | 2013年7月25日 (木) 07時05分
>MASA さん
最近のってインジェクションのやつ?配線図だけでも何処かから探してきて研究せねば。
>いとう さん
そのネタは近いうちに書こうと思っていたのですが、私のは日・米・カナダ仕様なので91オクタン指定です。JISのレギュラーが89以上なので私はレギュラーを使ってます。
投稿: みつやす | 2013年7月25日 (木) 07時58分
怒りも一晩寝たら治まりました(o^-^o)
今回の記事でも感じたことなんですが、車・バイクがスムーズに走るためには、ガソリンと電気の両方が必要なようですね。
投稿: ラ・モート | 2013年7月25日 (木) 09時14分
収まって良かったです。どうしようかとオロオロしてました(笑)。
現役整備士の方でも、「良い圧縮・良い混合気・良い火花」と口では言いながら、「俺は電気は解らん」と言う方が結構いますね。
今や火花だけでなく混合気も電気が司る時代に成っているのに、軽視しすぎのような気がします。
逆に私は妙な事をやりすぎですが、ハハハ。
投稿: みつやす | 2013年7月25日 (木) 09時58分