時々来るヤングSSのタコメータ
何年か前にここに書いたからか、時々依頼が有るスバル360 ヤングSSのタコメータ。テントウ虫の専門家じゃないから、この呼び方が正しいのかどうか不明だけど。
どうにもならない場合は中身をごっそり入れ替えるしか無いと思うけど、幸いにもメータの中枢部である微小電流計は生きていた。そして基板も小修正で使えたのでメインの作業は基板上の部品の交換。基板の痛みが酷い場合は基板を作って交換する。
これでオリジナルの状態を損なわずに、現在の相当部品を使って再生できた。30年後くらいに次の人が修理する時でも、一番最初の設計者の意図をきちんと伝える事が出来るのが嬉しい。
完成したら試験用の点火装置に繋いで校正作業。1000rpm毎にデータを取りながら基板上の可変抵抗を調整する。今回のメータは今までで一番素性が良くて、ほぼ全域で±100rpm以内に収まっている。
唯一8000rpmの時だけ8200rpmを示していたけどレッドゾーンの一番上なので、タコメータを見ながら常用する様な回転数じゃ無いから問題無かろうと思う。問題有ってもアナログ回路で電流計を振らせているだけなのでどうにも成らんけどね。
車載機器なので温度変化とか振動が激しい。こんな場所に私としては可変抵抗とか使いたくないのだけど、オリジナルがそうなっているし10年位して部品の定数が変化してきた時に調整出来るのは悪くないのかも知れない。
とは言ってもメータが動いている間は無条件に数値を信用し、動かなく成って初めて修理に持ち込むことに成るとは思うから、やっぱり固定抵抗に置き換えた方が性能的には良さそうな気がする。
昨日くらいから喉が痛くて鼻水が出る。急に暑くなったので毛布を蹴飛ばして寝冷えしたような気がする。昼間も何となく熱っぽい気がする。平熱だったらいやなので測定はしてないけど。
と言うことで今日はゆっくりして過ごした。雰囲気的に明日もスッキリはしていないような気がする。
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コメント
大丈夫!!
8000rpmまで回るエンジンじゃないから!!(笑)
昔 その 次のモデルの R2に乗ってたけど、、 フェローMAXのタコメーターも
同じ規格だったので 修理には ジャンク屋で フェローの買って 付けたっけ。。。
投稿: MASA | 2013年5月15日 (水) 00時25分
ど根性MAX(笑)の時代ですね、あの頃の軽が一番面白かった様な気がします。
ナローのポルシェよりも、ナローのN360とかナローのR2の方が楽しいかも知れません。
投稿: みつやす | 2013年5月15日 (水) 08時11分