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2013年5月 4日 (土)

鶏に牛刀

0504 今日は1日中、家の廻りの大がかりな作業をやっていた。かなりくたびれた割りにイマイチ捗らなかった様な気がする。自然の地形相手みたいな仕事はこんな物だろう。

 晩飯の後でMCP9801と言うI2C接続の温度センサを見ていたら、同じくマイクロチップの中にPIKkit Serial Analyzerと言う物を発見した。これはI2Cの初期の実験用に具合が良いかもしれない。
 今はイリジウムちゃんの温度計はアナログ出力のICを使っており、これをマイコンのADコンバータで数値化して送信している。これだと温度計の校正の際にマイコンのADコンバータまで入ってしまうため、全てのシステムを使って測定と校正データを取る必要が有る。
 これは面倒だしセンサ単体で交換とか出来ない。その為にセンサ内部で数値化してくれるヤツに変更しようと検討中で、その候補の一つがI2C接続のMCP9801だったわけ。
 で、シリアルアナライザの取説を見ていたら最後に回路図が書いてあった。構成はPIKkit2に似ていて使ってあるPICも同じだった。PIKkit2の様な物を作ったときに2個買っていたので余っている。回路もあのときより簡単そうなので作ってみることにした。
 PIC以外の部品は有ると思っていたけど、20MHzのクリスタルが無かった。セラロックは有ったのでこれで誤魔化すことに。取りあえずUSARTの速いのとかやらないのでI2Cなら良かろうと。
 次は小型のPch-FETが無い。有るのは-30Aのでかいヤツ。OPアンプの出力を増強してターゲットの電源を作る方はこれでも良いか?でも1Aも使わんよなあ・・・バスのプルアップ用にこれは無かろう・・・でも2SA1015とか使ったらVce分だけ落ちるのが気に入らんしなあ・・・
 等と延々と悩んでいたけど、夜も更けてきたので全部に-30A品を使って組み上げてしまった。この手の小さめのFETも常備しておきたいなあ、でも足付きは最近少ない気がする。
 こんな感じで組み立ててPCに繋いだら認識した。出力電圧とか測ったら少し低めだったけど、これはショットキーダイオードが入っている分だろう。これをVf低めのヤツに交換したら少し良くなると思う。

 と、久し振りにこんな事をして夜更かしをしてしまった。ターゲットを繋いで試験までしてみたかったけど、時間も時間だし眠たくなって来たので風呂に入って寝た。

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