FETプローブのような物
イリジウム関係のクロックで色々やっている関係で、小容量のプローブが欲しくなってきた。クロックの立ち上がりを見たり、発振の状態を確認する為に。
この辺りは10pFから33pFくらいのコンデンサが使って有るわけで、そこに同程度の容量を持ったプローブなんか繋いだら定常状態が解る訳はない。そのくらいは私でも解る。
そしてでっかい容量を繋いだ事を頭の中で想定して、オリジナルの状態を想像したり計算したりする能力も無い。しかも10万以上するようなFETプローブを買う金も無いし、今回しか使わないかも知れないのにビジネスとして買う意味も少々疑問。と言うことで、FETプローブのような物を作る事に成った。
参考にしたのは2SK241の次にftが1GHzくらい有るトランジスタを使って有ったけど、そんなのは手持ちに無かったので200MHzくらいのヤツを付けて置いた。確認するのは精々20MHzまでのマイコン用クロックなので良かろうと思って。
参考では入力に2pFのコンデンサが使って有ったけどこれも無かった。この部分はRG58の同軸の芯線を抜き、変わりに1mmの真鍮線を入れた物で代用した。
使えるけど少し不安定。微妙な世界なのでテクトロのヤツを買っても環境が悪ければ不安定かもしれない。ただシールドとかグランドを真面目にやるとか、色々と改善点も有るので少しずつ改善してみよう。
流石に今日は何も無し。脚が攣った段階で直ぐに止めたので筋肉痛もそこまで酷くは無い。今後もこんな感じで無理はしないで行こう。
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コメント
アクティブプローブも計るものを特化すれば自作が良いですね。
新品で5000ドル以上もするテクトロのプローブを飛ばしてから
トラウマ(涙)
未だにバルボル程度のレベルで間に合う私です。
投稿: 山向こうの住人 | 2013年4月17日 (水) 07時57分
今回のはレベルも怪しいし、根本的な問題としてDC成分はカットだし、問題点が多々あるのですが、目的の用途には使えたので良しとします。
入力が10MΩの5pFくらいで、表示がアナログメータ(映像でも可)で、更新がメチャ速い測定器が有ったら9割くらいの作業に使えそうです。
無意識のうちに、オシロの輝線をそんな感じで使っている事が有ります。
投稿: みつやす | 2013年4月17日 (水) 08時14分