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2013年3月27日 (水)

素人研削盤に駄目出しされるようでは。。。

03271 中学校の学習用旋盤に、高速電機の棒グラインダを取り付けた研削盤のような物。今日はこれで中国製のコレットチャックを削った。
 ドリドリ君の改良版であるスーパードリドリ君が良い感じに成って来たので、刃物の振れを測定していたときのこと。MT3-ER25のコレットチャックに付けたエンドミルがP-Pで0.05mmくらい振れていた。
 うちのドリドリ君は当たりなのか、主軸テーパのMT3の内側は0.01も振れていない。だからその先に原因が有ると踏んで測定していくと、上記コレットチャックのMT3のオスの部分と、ER25のメスの部分が0.05mmくらい偏芯している事が解った。
 ERコレットは6.6mmとかの中途半端なドリルでも掴むことが出来て便利に使っている。ただ、コレットまでセットで1万円くらいの中国製なので質は期待できない。そして私のヤツはその通りで外れだった訳だ。
03272  このまま使おうか悩んだけど、何事も経験なので自作の研削盤のような物で削ってみることにした。
 テーパはオリジナルに合わせて複式刃物台をセット。その状態でチーンと削ったのが2枚目の写真。
 削る過程で偏芯が体感できた。そしてしばらく削って95%くらい偏芯が解消されたとき、入口の方だけ偏芯が残っているようなチラチラした見え方に成った。回転を止めてみたらこんな風に成っていた。
 全体が偏芯しているだけじゃなくて、入口の3mmくらいは更に妙な削り方に成っていたと思われる。ダイヤルで測定したら削り残しの部分は0.03mmくらい凹んでいた。
 これまで削ると全体の軸方向の位置が狂いすぎるような気がしてきたので、他で把握されることを期待してこの部分は削らずに残すことにした。
 これで削った部分はP-Pで0.01から0.02くらいの振れに収まった。0.02は表面粗度が悪くて引っかかりがちに成っている様なので、後で摺り合わせみたいな事をしたら全体的に0.01くらいに収まりそうな感じ。
 この後コレットとエンドミルを付けて見たら、今度はコレットの精度にも問題が出てきたのだけどそれはまた後日。
 素人の研削盤の様な物に駄目出しをされるようではいかんと思うけど、工作機械屋さんでER25の10mmとか買うと、コレット1個でこのセット全体と同じくらいの値段がするわけで、安い値段で楽しませて貰ってありがとう(笑)、と考えるしかない。

 ランで脚が疲弊しているわけで、その状態でバイクは良くないような気がして今日はスイム。別の見方をするとスイムでキックを使わないつもりだな?とも言える。
 SKPSのアップの後は3000mを泳いでみた。とにかく無駄な力を入れないこと。後半になってもよい姿勢を維持すること。それだけを考えて泳いだ。今までの3000mの中で一番力を使わずに泳げたと思う。
 後はプルで色々なドリルをしておしまい。かなりの距離を泳いだので血糖値が下がってフラフラだった。帰ってから大手を振ってお菓子を食べた。

スイム 4.2km

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コメント

こんな物が欲しいと手書きのメモを機械の差し込み口に入れると、するすると吸い込まれて、機械が自動セット。あれよあれよ言う間に削りだしてくれる、素人研削盤の開発を期待してますよo(^-^)o

投稿: ラ・モート | 2013年3月28日 (木) 18時09分

 そう言うイメージなら流行りの3Dプリンタがイメージに近いと思います。
 ドリドリ君にヘッドだけ付けたら行けそうなのですが、押し出しの部分はノウハウの固まりでしょうから、簡単では無さそうです。

投稿: みつやす | 2013年3月28日 (木) 19時32分

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