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2013年3月13日 (水)

ミニ旋盤のチップ

0313 写真はグルグル1号でSS400の丸棒を削った所。所謂、中華旋盤の心間350mmクラスをベースにしたミニNC旋盤に成る。もう一回り大きな心間550mmのヤツも有るけど、刃先の選択に関しては大きな違いはない。
 結論から書くとミニ旋盤の場合、メーカの用途とか全く無視して「微小切り込み」「仕上げ」等と書かれて居る物から、刃先が尖ったヤツを選んだら良いと思う。結果的にネガチップのほぼ全てが候補から外れる。
 もう少し定量的に書くと、メーカの想定する切り込み量で片側0.5mm以下の想定が有る物、理想を言えば0.1mmとか0.05mm位まで行けるのがよい。刃先Rは0.2mmくらい。低切削力と書かれていると更に良い。
 何故ならミニ旋盤の場合、片側0.5mmくらいの切り込みすなわち直径で1.0mmくらいが安定して削れる限界になるから。心間が550mmのヤツはもう少し行けるけど、それでもプロ用の機械みたいに片側5.0mmとかは無理。
 それに対して今のスローアウェイチップは、「仕上げ~中仕上げ」等と書いてあっても、切り込み量の想定は片側で1.0mmから5.0mmだったりする。機械の剛性が全く違うのでメーカの言う「仕上げ」「中」「荒」等の言葉を基準にしても意味がない。
 剛性の問題なのでモータパワーだけでは解決しない。一見ガンガン削れている様に見えても、弱い機械が切れ味の悪い刃物を押しつけて居る状態なので、切削条件によって直径が0.05mmくらいは簡単に変化してしまう。また、仕上げ面も悪い。
 写真は京セラのTPGH080202R TN6020を使い、切り込み片側0.2mm、周速100m/min.、送り0.05mm/rev、ドライ、で削った物。このチップは0.1mmから0.5mmくらいまでの切り込みで使えるので、このクラスの機械の万能チップとして具合が良い。
 微小切り込み専用チップだとさらに小さな切り込みでも安定して切削できるけど、実売でも10個が1万円を超えたりするので価格の面で少し厳しかったりする。お金がある人は京セラで言うと、CFとかFSFブレーカのチップも追加で用意したら良いと思う。
 ミニ機にはハイス・・・と書かれているのを偶に見るけど、周速が得られるならコーティングやサーメットのチップを使った方が具合が良いような気がしている。

 脚の疲労感が酷い。休もうか悩んだけどダウン的に泳ぎに行くことにした。でも目的が目的なので1時間券にした。
 SKPSでアップの後は、適当にスイムで連続して泳いで帰っただけ。3/4くらいはクイックターンをしていたけど、最後の方の1/4くらいは目が回り始めたのか?タイミングが出鱈目に成ったのでタッチターンに変えた。

スイム 2.2km

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