万里の長城を修復する
昨日の夜持ち込まれた部品。古いトラクタのロータリの軸受け部品らしい。百姓関係じゃ無い人には解りにくいと思うけど、トラクタの後に付いている田んぼとか畑の土をグルグル掻き回す装置の事。
その装置は左右にシャフトが通っていて、そのシャフトに多数の鎌の刃のような部品が取り付けてある。その部品が土を掻き回すことで、人や牛が鍬や鋤でやっていたのと同じ効果を得ようとしている。
そんな部品なので環境が過酷で、オイルシールも泥水用の特殊なヤツだったり、その手前にもラビリンスで泥とか草の進入を防止している。そのラビリンスの一部と思われる円筒状の部品の修復をして欲しいと。
TIGならできんかねえ?との事だったけど、見た目は鋳物に見える。鍛造品ならなんとか成るかもしれないけど、鋳物でこの厚みでグリースが染みこんでいて・・・多分私には無理じゃ無かろうか?と思いながら受け取った。
で、今朝一番にやってみたら予想通りに鋳物だった。そして焼肉が出来るくらい油が染みこんでいた。オレに出来るわけ無いわ、と思いながら取りあえずトライ。十分溶かそうと思うと油で弾きながらトロトロ溶けていくので、尖った縁の上に泥団子を載せていくような感じで取りあえず盛り上げた。
今話題の?万里の長城が脳裏に浮かんだ。かなり急峻な峰に建造してある箇所が有る。その部分の修復をやれと命じられ、セメントと砂と砂利を手渡された様な気分だ。
何回かやり直して、これ以上やるとオイルシールの圧入面まで溶けてしまいそうなので止めにした。母材と肉盛部の間に隙間が有るけど、これ以上やり出したら私の技術では収集が付かない。割れ無かっただけで良しとしたい。ラビリンスなので許して貰おう。
今日もプール。XSのライトの接着剤が硬化したので取り付けてXSで行った。行きも点灯しているけど、まだ少し太陽の明るさが残っているのでライトの変化までは解らない。
今日は知っている顔は見なかった。毎日来ている嘉穂東高校?の水泳部が居たくらい。いつもの感じで自分のペースでトリルを繰り返した。
残り30分くらいの時にハイレグのお姉さん?が入ってきた。「おじゃましま~す」とか言いながら。ハイレグだし愛想が良さそうな人なので大歓迎だ。でも速そうな匂いがプンプンする。
予想は当たった。全力では無いけど私がスイムで泳いでいたら、キックでアップ気味に泳いでいる彼女が追いついて来る。お先にどうぞと言ったら後で良いという。プレッシャーを感じながら何本か先に泳いだ。
キリの良いタイミングで止めたら「次は何しますか?」と。向こうの方が圧倒的に速そうなので私が付いていくと言ったら、彼女の方が適当にメニューを決めて3種類くらい引っ張ってくれた。
ハイレグの脚を鑑賞する余裕なんか全くなかった。なんというか水の女王様にSMプレイで弄ばれて居るような気持ちだった。キツくて楽しむ余裕も無かったけど。
スイムキャップで解りにくいけど、それなりに美形で愛想もよかったので帰り際に少し話した。何処かのスクールの先生でもしているのかと思ったら、マスターズに出ている選手らしい。どうりで速いはずだわ。。。ありがとうございました。お腹いっぱいです。
XSのライトは悪くは無かった。ハイビームは明らかに明るくなった。ロービームは少し下向き過ぎた。こちらも配光は悪くない。以前のムラが無くなった気がする。マーシャイトが使い物に成りそうで嬉しい。
スイム 3.2km
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コメント
「女性の後を泳ぐ、スケベ社長!」 これは笑点の太平師匠のセリフですよ。私もやってみたいのですが、ついていけません♪(^-^)♪
投稿: ラ・モート | 2012年11月 8日 (木) 17時39分
私も付いていけませんでした。気を使ってメニューとかサークルタイムを合わせてくれたのに申し訳ないです。ニヤニヤ出来るくらいの余裕が欲しいですね。
投稿: みつやす | 2012年11月 8日 (木) 21時12分