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2012年6月 2日 (土)

蛇とミカンの木を切った

0602 普通に仕事をした。5月末のプレッシャーに追われる感じが無くなったからか、のびのびとした気持ちで仕事が出来る。結果的に集中して考える事が出来たのか、ずっと悩んでいたドリドリ君のLinux用の設定ファイルが出来てしまった。
 何事も集中して取り組まないと駄目だな。と、毎回同じ事を思う。

 今日は天神で長男の誕生日をするという。長男は博多に住んでいるので直行。嫁さんと三男は買い物を兼ねて昼飯後に出て合流。あなたどうする?と聞かれたけど、夕方になって博多に出て、天神の駐車場に止めるのは苦痛に感じた。
 それに明日はアクアスロン百道。練習の一環で刺激入れの位置づけと考えては居るけど、前日に変わった食事をしたり寝るのが遅くなったりは避けたい。
 父親としてどうなのか?とはちょっとだけ感じたけど、二十歳過ぎた息子の誕生日ならどうでも良かろうと思ってキャンセル。罪滅ぼしに夕方から山の筍倒しと家の廻りの草刈をした。

 家の廻りの草刈をするといつもの様に腹が立つ。どうしてこんなに石をおくかね!。どうしてこんなに沢山木を植えるかね!!。ああ、ここにもミカンを植えている!!!。てなぐあい。
 腹が立つのは私の徳が低いのが原因だけど、草刈の能率が悪くて仕方ないのは事実。これからどんどん歳をとってきて動きが悪くなってくるのに、今の調子で苗を買って植えられたら死活問題。
 そんな気持ちで草刈をしていたら草藪から出てきた蛇を切ってしまった。申し訳ない。御免なさい。殺気立っては居たけど、お前さんを殺そうとは思っていなかったのだよ。。。と思っても遅い。そして仕方ない。これも自然の営みの一つだ。なんか無理矢理だ。
 木の下に入ってしゃがんで草刈機を動かして、たまに木の幹に接触して驚いて、木の周囲に置いてある石に刃が当たって火花が出て、チップが飛んだなと悲しくなって、首の後がモゾモゾしてきて、顔の廻りに蚊がまとわりついて、なんか色々と鬱陶しい事が積み重なってぶち切れてしまった。
 ミカンの木というか正確には何なのか分からないけど、竹を切って広くした場所に爺さん婆さん達が植えて居た柑橘系の苗木を切った。1本切ったら吹っ切れて4本切った。それでもまだまだ沢山植えてある。。。
 明日にでも婆さんが見つけたら気狂いみたいに騒ぐと思う。「あんた達が食べると思って植えちょうとに!」と叫ぶと思う。そして悲しむと思う。私も悲しい。でも今のままで10年とか経過した後の姿を想像すると、もう手が着けられなく成っていると思う。悲しいけど今の方が悲しみの量は少ない。
 基本的に親がしてやりたい事と、子がして欲しくない事が一致していた場合、どう頑張っても双方が幸せには成れない。これは私の息子達も同じ事を感じる事が有るだろう。まあ、人生とはそう言うものだ。
 しばらくは気分が鬱で寝付きが悪くなるとは思うけど仕方ない。都会に住んで「両親は田舎で元気にしています」と言う生活の代わりに、田舎で同居していがみ合う(笑)生活を選んだのだから。

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