小物の加工
久し振りに自分用の工作の時間が取れた1日だった。何時も同じような行為をしているのだけど、主たる目的が仕事の方向を向いていたりするので、自分的にはちょっと違っていたりする。
最初の画像はXSのアクセルワイヤの調整金具。アウターとインナーは自転車用を使って作り替えているけど、90度に曲がっている金具とか長さを調整する金具はサビサビのままだった。ずーっと作りたいと思って居たけど、やっと着手した。
次の画像は依頼品の専用工具。シマノの自転車用工具に見えるけど違っていて、ホンダのCB500に使う物らしい。
熱処理出来ませんよ。と言ったら、相手部品はアルミだし、自分用で使用頻度が低いからS45Cの単純な削り出しで良いと返事が返ってきた。使用形態とか材料のこととか、良く解ってらっしゃる方で仕事がやりやすい。
1/2sqの角穴は12mmのキリで下穴を開け、四隅に2mmのドリルで逃がし穴を開けた後で細いエンドミルで加工した。スロッタが有ったらスロッタの仕事だろう。
固着時は穴にボルトを入れて逃げないように緩く締め、外周の対辺36mmの六角部にレンチをかけて弛める段取り。この六角はドリドリ君で削りだした。ちょっと無理して1回で削ったので少し表面が荒れてしまった。
下の方の4個の爪が特殊ナットの切り欠きにかかってトルクを伝える部分。本来ならこの部分を中心に焼き入れ・焼き戻しくらいはしたい所。これが入るくらいの電気炉は有るので、将来的には簡単な熱処理でも試して遊んでみようと思っている。
こうやって自分の事のようにサラッと書いて居るけれど、1割くらいはドリドリ君の宣伝も兼ねているわけだ(笑)。
ただ誤解して貰うと困るから追記しておくけど、汎用機の経験が有る様な特別な人を除けば、買って直ぐにこういう部品がガンガン削れる訳じゃない。
それぞれの作業に最適な刃物とか治具が必要だし、物質的な準備が揃って来ても剛性の低い小型機械なので、プロ用とは違った独自のノウハウが必要だったりする。
CNCなんだから良いCAMソフトさえ手に入れれば、好きな部品を自動的に削りだしてくれるはず・・・的な考えの人は挫折すると思う。
逆に、ホームセンターのボルトをドリルに咥えて一端をヤスリで細くして、ダイスを通してサイズ違いのスタッドボルトを作って・・・とかやっている人なら、旋盤とかフライスの経験が無くても何とか使いこなして行けるような気がする。
自分の作業が出来るのが嬉しくて、夕方まで色々と作業をやっていた。それと天気予報が外れて雨がずっと降っていた。と言うことで夕方のトレーニングは無し。
晩飯を食ってからも少しだけXSの作業をして、風呂に入る前に成ってエアロバイクをこぎ出した。強度とかトレーニングの内容とかは気にせずに、取りあえず動いて体に最低限の刺激を入れて、カロリーを消費するだけ。
テレビでレッツゴーヤングをやっていたので見ながら漕いだ。老けたアイドルを出すのなら、スクールメイツも当時の人達、すなわち今のオバチャン達にしてくれたら面白かったのに。
早見優とか参観日に来た東京外語大出のお母さんだ。まだ柏原芳恵の微妙さの方が許せる。どうでも良いけど太田裕美とキャンディーズ出せよ・・・とかブツブツ言いながら漕ぎ続けた。
バイク 39km
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コメント
アウターチューブ側
カシメてなかったっけ???
ロックナットも もう少し質感が、、、、
ユニクロじゃなくて クロームで
仕上げるとか!!
それと ついでに 最初期型の
R無しのタイプも作ったら、
どマニア 食いつくかも!!
CB500用も だけど、
XS用の ガバナプレートロックナット用
SST作ってよ~~~!!(笑)
投稿: MASA | 2012年5月 4日 (金) 01時41分
かしめて有ったような無かったような、記憶が曖昧です。でも回らないと行けないので微妙な作業に成りそう。
初期型の方がR形状のパイプが無いから製作は楽な感じがします。あのパイプと小さなプレートのろう付けをどうやろうかと考え中です。
ガバナの丸ナットもこんな工具で行けそうですね。フトコロがもう少し必要かも知れません。気が向いたら作ってみます。
投稿: みつやす | 2012年5月 4日 (金) 08時57分
予想以上の出来上がりで何よりです。
今から取りに行って良いですか?!(^J^)
ドリドリ君の宣伝にもなって何よりでした。明日、お邪魔します。今夜は寝れそうにないな (^。^♪
投稿: ラ・モート | 2012年5月 4日 (金) 20時57分
今日のブログも見てください。少しだけお化粧しました。
投稿: みつやす | 2012年5月 4日 (金) 21時23分