このブラシホルダは懲りすぎじゃ無いか?
1,000円のドリルを買ってきた。ドリル自体が欲しかったと言うよりも、その他の物とかそこの工場に興味が有ったので情報収集代金みたいな物か?
場所は意外と近かったしどんな所なのか解った。1,000円の価値はそれだけでも十分なのだけど、ドリルも動きそうなので少し弄ってみた。
雰囲気的に現行の13mmの一つ前の型らしい。さらに前の型になると丸っこいデザインに成るし。意外とまともできちんと使えそう。でもブラシだけは限度以上に減っていたので交換。減っていて怪しいけど番号は106番に見える。
宮田のナフコには日立のブラシが一式有ったので行ってみたら、全ての品番は無くなっていて41番のブラシが1種類だけおいてあった。マキタは数種類有ったので日立は仕入れないようにした感じ。
やむなく41番を買って帰ったらサイズが違う。付いているのは4.7x8.0くらいなのに41番は6.5x7.5。6.5を4.7まで削り、7.5は仕方ないのでそのまま挿入した。
コンミュテータは少しだけ段が有った。分解して旋盤で削るのは面倒だったので、チャックを手で回してロータを回転させ、ヤスリと紙ヤスリでそれっぽく修正した。あとはヘッドのギヤボックスにグリースを追加し、廻りの汚れを適当に落として完成。
ブラシの0.5mmのガタが気になるけど、1,000円の本体に大して400円も使ったので今さら調べて正規品を注文するのもバカらしい。それにガタは軸方向なので大きな悪さはしないと思う。減るまで待ったら私の寿命の方が先に終わりそう・・・。と言うことでこのまま使うことに決定した。
分解の時にホルダが少し欠けた。この設計者はブラシホルダのガタとか位置精度に拘りが有ったみたいで、テーパの座に楔によってホルダが押さえつけられる構造に成っている。
テーパの座も単純なダイキャストの型で成型できるし、凄く良いアイデアとは思うのだけど、テーパの角度が緩いためかしっかりと締まりすぎて分解が難しい。汚い現場とか戦場とかには向いていない纏め方のような気がした。
欠けたところはエポキシで補修したけど、ベークライト的なオリジナル材質に対して耐熱性が不足していると思う。でも私が使うのは数分間だけと思うので良いことにした。
昨日の強度がそれなりに有ったので、今日のトレーニングはお休み。
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コメント
そんな骨董品ドリルより
俺の依頼した部品どうなった?
もしかしてサーキットで現地取付けか??
投稿: 越前会長 | 2012年3月12日 (月) 22時04分
CDIを回すのが面倒やなあ。適当にチェンソーのハイテンションコードから拾って試験したら駄目か?
投稿: みつやす | 2012年3月12日 (月) 22時13分
ダメだなあ
テーパー軸が面倒ならクランク送るから軸だけ切って旋盤で回すか?
芸術的に仕上げてもらわないと俺のマシンが泣くわ
投稿: 越前会長 | 2012年3月13日 (火) 06時59分
面倒なヤツやなあ。。。
作っているけどテーパはあまり問題じゃなくて、クランクベアリングに相当する軸受けとか、クランクケースの側面に相当する取付穴の開いた壁とか、その辺りの最低限の剛性ととか、最低限の隙間を維持できる精度とか、タコメータの改造よりも何倍も面倒やわ。
まあ、最悪はサーキットで取り付けてくれ。「タコメータが来ていなかった」とかナレーション入れながら。
投稿: みつやす | 2012年3月13日 (火) 08時24分