喉元過ぎれば・・・
2週間前くらいまでは葬儀屋のパンフレットでも読んでおこうと思っていたけど、この2-3日で爺さんが急に元気になり始めた兆しが出てきた。傷は治っているのに口から全然喰えてなかったのが、バナナ2cmくらい食べたりとか、そう言うレベルで。
最近は病院側も必死で、長く居させて金さえ貰えばOKのスタンスではなく、特に理由のない患者が長期間居続けるのは困るらしい。
で、その流れの中で昨日くらいから急に「一時帰宅させて刺激を与えましょう」との方向が示されて、昨日の夜に具体的な日時が翌日(今日)に決まった。
そろそろ練習会にランだけから参加しようかな?とか、雨なら女子駅伝でも見に行こうかな?とか考えていたのだけど、まあ親なんで仕方ない(笑)。
朝行って連れて帰った。車で30分は堪えたみたいでしばらくは玄関でへばっていた。この様子じゃ1時間くらいで病院に戻すしか無いね。と思っていたのだけど、慣れてきたら急に動き出した。
昼飯の前にはスリッパ履いて雨でぬかるんでいる家の裏に出るとか言い出す。歩いているときに手助けしようとすると犬でも追い払うように「ケッ」と言う感じで振り払われたり、「しっきる!!」と怒る。でもヨタヨタ。
昼過ぎにお客さんと私が話していたら、その間に杖をついて下の畑まで行ったらしい。嫁さんが心配して付いていったら、耕耘機のエンジンをかけ出したとか。。。もうどうにでもしなさい!と言いたくなるけど、まあ仕方ないね(笑)。
夜になって嫁さんと病院まで送りに行ったけど、この調子で回復して帰ってきたら当日に山に行ったり運搬車で何処かに出掛けたりするね・・・と話した。常時監視しておく事は出来ないし、どうしたものか。ハハ
とりあえず解ったことは、私には介護の仕事は出来ないと言うこと。直ぐに腹が立ってしまう。いやあ、この手の仕事が出来る人をマジで尊敬します。看護師さん何時もありがとうございます。
写真はスーパーカブのフロントサスのリンクの車体側の支点ピン関係。ピンというかボルトが、錆びている筒状のインナーと一体で車体側に固定され、写ってないけどリンクに圧入された樹脂?のブシュとの間で滑る設計みたい。
でもこの車体はピンの外周部で無理矢理滑っており、ピンにかなりの摩耗による段差が出来てしまっていた。
定期的にグリースアップしていればこんな事には成らないのに、この様子ではたぶん工場を出てから一度もグリースアップされた事が無かったんじゃなかろうか?凄く不幸で不憫なピンだ。
フロントホイールの傾きの原因の一つが解った。右側のリンクの中央部のピン、すなわち右のショックアブソーバの下側支点ピンの部分がガタが多い。左はそうでもない。結果的に車軸の右側が上にあがり、ホイールが前から見て時計回りに傾く。
それ以外にも原因が有りそうだけど、今日見た感じでは直ぐには解らない。糸でも張ったら全体的な変形とかが見えてくるとは思うけど。
このピンの部分を綺麗にして組み直して走ってみた。傾きは治ってないけど走行時のキョロキョロと不安定な挙動はだいぶ消え失せた。50km/hで片手運転が出来るように成った。
あとはギヤの入りが悪かったので、クラッチ?を調整した。今まではシフトペダルを踏んでギヤが切り替わるくらいのタイミングでクラッチが切れていたけど、クラッチがもう少し速く切れるように調整。だいぶ良くなって乗りやすくなった。
トレーニングしてないけど、なんか。。。かなり疲れたよ。。。
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コメント
こりゃ落ち着かないですね>前輪。
ラビットの90ハイスーパーで同じ目にあってます。こっちはメンテフリーを謳ってるのでもっと始末におえません。旋盤が欲しい今日この頃です。多分ステアリングレースもおんなじなんでしょうねえ。
投稿: chanch | 2011年10月23日 (日) 23時15分
部品は出ると思いますが、やり出したらきりが無さそうで悩み中です。良く見るとブシュより先にタイヤがヤバかったです。
ラビットだと作るしか無いかも知れませんね。削るのは出来ても熱処理が難関です。
投稿: みつやす | 2011年10月23日 (日) 23時38分
うちの母親の場合もそうなんです。自分の視線の高さを、母親に合わせねばと、思うのですが、なかなか。
投稿: ラ・モート | 2011年10月24日 (月) 19時39分
頭では解っているつもりなんですが、現実に出来るかどうかは・・・。難しいですね。
投稿: みつやす | 2011年10月24日 (月) 21時05分