ハンドルとまな板を作った
昼間はこんなのを作った。割りと程度の良い小型のマシンバイスを手に入れていたのだけど、ハンドルが無くて使い勝手が悪かったから。
この作業は仕事の時間中にやったのだけど、6割くらいは仕事に使うバイスの付属品だし、作業的にドリドリ君の限界とか使い方を把握するという開発者としての業務でもあるから・・・と言う言い訳?
角穴の対辺は15mmだった。この手のヤツはインチ系と思っていたので何となく意外。JISに有るのだろうか?。
S45CのΦ32の丸棒が有ったので適当に外周を削り、15のキリで貫通穴を開けて突っ切った。溶接するので25CかSSが良かったけど無かった。
角穴をどうやるか悩んだけど、Φ6mmのエンドミルで四角く回し、次にΦ3mmのエンドミルで四角く回した。厚みが28mmも有るので片側からでは届かない。仕方ないのでケガキ線を頼りに裏返して同じ事を繰り返した。
どのくらいずれるか不安だったけど、一番ずれた所で0.05mmくらいだったので、ヤスリで段差を削るくらいで済んだ。
さらに隅をタガネかヤスリで追い込む必要が有るかと思ったけど、軸の角がC2程度面取りしてあったのでΦ3mmのエンドミルだけで角穴は完成。
あとはフラットバーと廃材から削りだした握りを溶接して出来上がり。一気にマシンバイスの実用性が上がった。そしてドリドリ君の新たな守備範囲も把握できた。なかなか有意義な作業だった。
仕事をピッタリに終わって婆さんの迎えを兼ねて爺さんの病院に行こうと思っていたら、16:00過ぎには婆さんが帰ってきた。「寝てばっかりで居っても時間が経たん」らしい。
今日は病院は止めにしたけど、何となくリズムが崩れてしまったのと自分自身の体調もイマイチ良くないことも有ってトレーニングは止めにした。代わりにまな板を作った。
材料は近所の御堂を壊した廃材。バチが当たりそうで気持ちが悪いから燃やしてしまうと言うのを貰ってきたもの。柱は薪にしたけど大きな材は置いていた。
近くに有ったらバチが当たると考えるのも良いし、有効に活用した方が神様が喜ぶと考えるのも良いと思う。神様は人の心の中に有るのだから、その人が思うとおりに反応をしてくれると思う。
まずチェンソーで切り出した。けっこう深い模様が彫ってあるので嫌らしい。両表面の1cm位はチェンソーで削るようにして整形した。これもカービングか?
あとはカンナで大まかに仕上げてから台所に持っていった。とりあえずこの段階で意見を聞いてから最後の仕上げをしようと思って。
嫁さんによると「凄く切りやすいけど動かす時が重すぎる」らしい。まあ予想通りか。うちの台所は素人の家にしては相当広いので動かす頻度はそんなに無いと思うけど、凹凸の整形を兼ねて上下面を5mmずつくらい削り込んで軽量化してみよう。
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コメント
善い作業ですねー
道具を作る道具は二次道具であれば
今回製作のハンドルはもとより
広義にはまな板も二次道具?
投稿: 山向うの住人 | 2011年9月16日 (金) 10時41分
まな板が作るのは道具と言って良いかどうか??(笑)。
嫁さんは最近毎日包丁を研いでいるので、切れ方に関しては満足度が高いようでした。後は取り回しですね。
製材的な使用法では、チェンソーのパワーが相当必要だと解りました。海外では製材用アタッチメントとか有るのでやってみたかったのですが、50ccくらい無いとまともに動かないような気がしてます。
投稿: みつやす | 2011年9月16日 (金) 12時38分
昼間、こんなことやってんですか。。。
ほなら、CB君の特殊工具もお願いしょうかな?!
投稿: ラ・モート | 2011年9月16日 (金) 20時04分
何てったって社長ですからね(笑)。羨ましいでしょ。ヘヘヘ。
ドリドリ君の性能検証とかPRに成りそうな案件なら作りますよ。マジで。でも能力が満たないときは御免なさいに成ります。
投稿: みつやす | 2011年9月16日 (金) 21時32分