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2011年7月23日 (土)

モアのエンジン

0723_2  朝一番にメッキ屋さんに部品を取りに行った。軽いトレーニングを兼ねて自転車で行ったら既に暑くて汗が出た。
 仕事の部品が数点と自作の工具と言うか治具とお友達依頼の部品がちょびっと。この辺りだけ自営業の小さな特権か?

 午後からやって来た変な機械がこれ。モアと聞いていたので肩掛け式の草刈機では無かろうと思っていたけど、予想通りにそれなりの大きさの「機械」と言えるサイズの草刈機だった。
 エンジンから火が出ない事が解って買ったらしい。変な親父だ。まあ気持ちは分かるけど(笑)。概略の話を聞いて修理の方向性を聞いて別れた。帰り道で鞍手町の怪しいガラクタ屋に寄っていくらしい。
 エンジンはロビンかと思っていたらシバウラ製だった。松本のシバウラでしばらく働いた事が有るだけに何か懐かしい。その時はエンジン技術部じゃなくてトラクタ技術部だったけど。
 ファンシュラウドに電子エンジンと書いてある。でも高圧コードはフライホイールの中から出ていてフライホイールマグネトーのイメージ。エンジンの横に小さな箱とキルスイッチが付いている。過渡的な時代だろうか?
 確かに火は出ない。カバーを外すとピックアップコイルが出てきた。抵抗はそれなりに有る。電池式のオシロで波形を見るとそれなりのパルスは出ている。
 もう一本の配線は多分メインの電源線。これが小さな箱に入っているので、コイツを箱の中のトランジスタがオンオフしているのだろう。この茶色からもそれなりの交流波形が出てくるので取りあえず生きている。
 頭の中で配線図を想像しながら残りをチェック。高圧コードとアース間は10kΩくらいはある。これは2次側としては悪くない値と思えるので、問題は小さな箱かな?
 確認の意味でフライホイールをはぐってみた。適当に爪式のプーラーを使おうかと思ったけど、急がば回れで廃材で専用のジグを作った。一瞬でパコーンと抜けた。
 中には干し草の綿が溜まっていたけど異常はない。一つ前のモデルまではポイントが付いていたであろう取付座が見える。1次側を兼ねた発電コイルと高圧の2次コイルが一体で中に付いていた。
 ここまで確認したら後は小さな小箱の確認。何となく想像通りの正常な動きをしているように思えるけど、オンの時の抵抗が高すぎる気がするし実際にコイツでは火が飛ばない。と言うことは中途半端に出力トランジスタあたりが死んでいるのだろうか?そう言うのが一番イヤラシくて嫌だなあ・・・とか考えた。
 さて、小箱以外が生きている事を簡単な回路を作って確かめるか、一気にシンプルな点火ユニットを作って試験するか。。。後者かな?
 構成的にはどうなるのだろう。コイルのエネルギは電流^2に比例するので、点火の瞬間は電流が最大のポイントに成っているのだろう。そこまではトランジスタをオンにしておけばよい。
 点火のタイミングでプラスかマイナスか解らないけどトリガが入ったら、今までオンにしていたトランジスタをオフにする。基本的にはこれだけか。
 細かい問題は、マグネットの配置的に点火前にも2個くらい電源のピークが来そうだけど、そいつをコンデンサに溜めて活用したりする必要が有るのか?とか、バッテリー電源が無い状態で上手に各回路を動かせるのか?とか、まあそのあたりだろうか。
 取りあえず回っていればその状態で波形が取れるのだけど、今は回らないし回路のお手本も無い。適当に想像してでっち上げて行くしかない。こう言うのは面倒くさいけど面白いから嫌いじゃない。

バイク 26km

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コメント

好きなことにのめりこむと、
もうからないような、気がしますが?
(浅はかな水晶玉占い師より)

投稿: ラ・モート | 2011年7月24日 (日) 08時43分

 そうなんですよ(笑)。でも嫌いなことを我慢してやっても儲かるとは言い切れない時代なので、もうどっちでもいいやとか。。。ね。
 XSのセミトラ記事がきっかけで知人とか仕事の幅が広がりましたので、まあ今回のも何か良い方向の変化が有るんじゃ無いかと勝手に期待してます。

投稿: みつやす | 2011年7月24日 (日) 13時30分

シバウラのハンマーモアFE750じゃないですか?エンジンはGED25RE でしょうか?
私のはダブルタイヤですが5年ほど前にオークションで近くの方から入手しました。
フライホイルに三菱のマークがありました。S56J (昭和56年?=1981年)
購入時やっぱりエンジンに持病を抱えており温もってくると火花が飛ばなくなるという現象でした結局ヤンマーに持ち込んでコイルの交換と相成りました。
結構な修理費を取られた記憶があります。
ハンマーモアは休耕田や荒地の除草に威力を発揮します、この機械なかなか使えます修理レポート書いてくれると参考になります。

投稿: 穂波の金子emap | 2011年7月28日 (木) 18時21分

 おっと、滅茶苦茶お久しぶりです。こんな変な機械でも繋がってしまうわけですか!たまりませんね(笑)。

 フライホイールにはマークは無いみたいですが、点火コイルには「☆デンキ」(☆はダイヤマーク)の浮き彫りが有りました。
 この機械はエンジンはシバウラですが本体はスター農機?と書いて有ります。

 今日のブログに書く予定ですが、取りあえずバラックでフルトラが出来てエンジンかかりました。

投稿: みつやす | 2011年7月28日 (木) 19時34分

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