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2011年6月20日 (月)

扇風機の修理

0620 2日前だったか、夜中に異音がするので恐る恐る原因を覗きに行ったら、扇風機から音が出ていた。
 うちの嫁さんは雨がちな時に室内に洗濯物を干し、それに向かって選択直後から扇風機をかけている事が多い。速く乾いて匂いが少ないとか。
 異音は首振り機構からみたい。この扇風機はコイン通りのイズミか楽々園のディックで買った安物。よくまあ今まで持ったと思いながら、火事にでもなったら大変なので止めてから寝た。

 今日の朝、嫁さんから「扇風機なんとかしといてよね!」と言われてしまったので渋々修理開始。構造は想像以上にメカメカした物だった。2,000円以下の商品の一部品とは思えなくて感動した。
 モータ軸のお尻はウォームに成っている。そして良くある首振りオンオフのつまみはウォームホイールの軸に成っていて、その上下動がウォームと軸を断続するクラッチに成っている。さらにそのクラッチはボールとスプリングを使ってLSD(笑)機構まで入っている。うーん、素晴らしい。
 そのシャフトの上側軸受けがギヤボックスのカバーを兼ねていて、そこは樹脂・樹脂の組み合わせだったからか、上側で油が切れたのか、極端に摩耗してしまった事が異音の原因。ちなみに下側の軸受けは亜鉛合金?と樹脂の組み合わせでほとんど摩耗は無い。
 ちょっと悩んで廃材から真鍮の丸棒を拾い出し、旋盤で削ってスーパーXで固定した。あとは仕事をしながら硬化を待ち、何となく雰囲気で15:00のお茶の時に組み立てて完成。

 昨日の段階で今日は休みにしようと思っていたので素直に休みにした。すると天気は少しずつよくなってきて、19:00頃には少しだけ青空まで見えてきた。くそ。。。

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