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2011年5月24日 (火)

良く確認しましょう

0524_2  先週末に燃えてしまった某モータドライバ基板。直ぐに使いたい機械だったので注文していたIGBTが来て直ぐに交換した。
 オリジナルはSPGP7NC60HDという600Vで14A品。同じ物が直ぐには無かったので、他社だけどIRG4BC20FDと言う600Vで16A品にした。
 ブートストラップ式のゲートドライブICの足をオシロで当たってみた感じでは、特に悪い感じは無かったのでIGBTだけを交換。そして電源を入れて回転数指令を入れて2秒くらいしたとき「パチンッ」と言う乾いた音が。。。
 絶望感と共に検証作業が始まった。今度はもうちょっと真面目に・・・「最初からそうやれよ」と人には言うけど自分では出来ない(笑)。
 犯人はゲート抵抗だった。100Ωのチップ抵抗が何回測ってもMΩの単位に成ってしまう。これだけでどうして上下フレームの短絡が発生するか最初は解らなかった。
 ゲート抵抗がMΩの単位に成ってしまうと、ゲート容量がpFとかnFの単位であったとしても、これはもうローパスフィルタとかPWMのパルス列を平均化するとか、そう言った領域に成ってしまいそう。いつもの様にカンジニアリングだけど。
 するとゲートは「スパッ、スパッ」とオンオフされる訳じゃ無くて、生ぬるく「9Vくらいかな?」と言った感じで中途半端にオンみたいな感じに成る。
 こんな状態が発生してしまうと、相手のIGBTがスパッとオンに成った瞬間に上下フレームの短絡が発生してしまう。。。んじゃ無かろうか。
 同じサイズの100Ωは無かったので、大は小を兼ねるという理屈で1/4Wの足を曲げて取り付けた。そして気持ち悪いからドライブICも手配していた新品に変えた。型番がちょっと違うけど(笑)。
 ここまでやってやっと動いた。はぁ。。。疲れたよ。あとで安全のために全部のゲート抵抗を1/4Wのヤツに交換した。

 午後になって天気がよくなったので、仕事が終わってから自転車で飯塚のプールに行った。どうもここ1週間くらい脚の疲れが取れない。ずーっと怠いまま。もう年だろうか?このまま死ぬまで疲労感が取れないんだろうか?まあ、それでも良くは無いけど仕方ないけどね。
 今日も武友さんが来ていた。練習をしてないしてないと書くくせに良く会う。多分私が来てない日にも泳いでいるに違いない。ウミウシ君よりも彼の方が狸だ。
 脚が怠いからプルブイ主体の練習にした。途中で50mを10本を入れた。サークルは1分10秒。かなりキツいけど死ぬ程じゃ無い。だいたい49秒くらいで戻ってきていた。せめて60秒サークルで回せるように成りたい。

 帰ってから晩飯を食べ、パソコンの調子が悪いと言っていた中学の同級生の家に行ってきた。何か良く解らん。症状は解ったけど原因と対策が良く解らん。真面目に追求したら夜が更けそうだったので、新しいバージョンを拾ってきて上書きインストールしたら治った。
 予定よりも早く治ったからか、CがキチキチでDが空いているとか、動作が遅いとか、色々と話が出てきた。なんか適当にやっていたら少しだけ改善したので許して貰った。
 いつの間にか奥さんにネットでレシピを拾ってくるやり方とか、別のタブを開いて行くやり方とか教えて居た。なんか良く解らん。でも奥さんは三谷幸喜の離婚の方に興味が有るみたいで、そっちのニュースをドンドン読み進んでいた。

スイム 1.2km
バイク 28km

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コメント

祝、システム回復

熱や振動の発生する傍のチップ部品は、
どうしても素子と端子やハンダなどに
緩みクラックで動作不安定に・・・
そう言う意味では手が掛りますけども
リードタイプの部品は熱も伝わり難く
振動も受けにくいのでは・・・

それでは、そのあたりのチップ部品で
浮くと大災害に為そうななやつを・・・

動いてればいいか・・・

投稿: 山 | 2011年5月25日 (水) 21時44分

 改めて見ると、チップ部品って機械的な冗長度が低い構造ですね。半田の熱とか収縮の応力とかで良く壊れないなぁと思いました。
 ここだけ3225?位の大きめのサイズが使って有って、手持ちの2125が使えなかったのですが、毎回ゲートを充放電するにはかなりのピーク電流が流れているんでしょうね。

 自社の実験用なので仰るとおりに動きゃぁ良いんです(笑)。ICドライブも型番違いのままですし、IGBTも2個だけIRのまま組んでしまいました。

投稿: みつやす | 2011年5月25日 (水) 22時17分

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