何故か低電圧化
仕事を始める前に昨日の廃材の残りを取りに行った。途中で「岡部マイカ」の工場の横を通った。そう言えば下の家の婆さんは昔ここで働いて居たはず。マイカ板とか何処かに落ちてないかな・・・とか考えた。
あっ、そういえば「日本タングステン」にはイートン先生が居たではないか。でも彼は中国に行ってしまったからもう会えない。日本にいるうちに極細のタングステン線を貰っておくべきだった。
今日の夜はガイガーカウンタ屋さんを再開。ちょっと改良してみた。まずはパイプ内面のアルマイトを削り取った。中心電極は昔買っていた0.30mm程度のステンレス線に交換。各部品はアルコールで洗浄。結果的にガスも交換した。
回路的には2.2MΩを10MΩに交換し、プローブの先にFETを付ける時間が無かったので、取りあえずインピーダンスが高そうな100:1のプローブに交換。この条件で試験したらずいぶん違った結果になった。
上の画像は印加電圧3200V程度の時。パルスのピークが大きくきっちり出るように成ったし、パルス以外の所がほとんど乱れて居ない。
2800Vくらいから低いパルスが出始めて、ああ比例計数管領域が始まったなと感じることが出来る。さらに電圧を上げていくと上図の状態になり、3500Vくらいを越すと無反応で静かに成ってしまう。
あまりに調子がよかったので何回も繰り返して居たら、こんな感じで滅茶苦茶なパルスが出るように成ってしまった。
そう言えば借りてきた本に、連続放電領域に持っていってしまうとクエンチングガスが劣化するだったか、あまり宜しくないような事が書いてあったような気がする。コピーしたかどうか不確かだけど、読み直してみよう。
仕事が終わった後のトレーニングは自転車。やっぱり走るのは少し膝に対して怖かった。前回と同じ様な感じで低負荷で走ってきた。エアロヘルにDHポジションと、強度以外は大会モードで。まずはポジションに慣れたい。
軽く漕いだつもりだけど、40km程度走ると少し疲れてくる。大会は100km以上有ってその後でフルマラソンも有るのだから、もしかしたらこの程度の強度の方がトータルタイムは良いかも?とか、色々と考えてしまった。
バイク 45km
| 固定リンク
コメント
連続てきに放電させたら充填ガスが短時間で劣化するみたいです。
10の何乗か忘れましたが製品のGM管に寿命が書いてあったらしいです。
連続的に放電させたら短時間で・・・
それに手の脂肪や汚れは絶縁抵抗が落ちて放電波形が乱れるとのことですからアルコールでの脱脂は必要みたいです。
それにしても物を作るのは教わることが多く死んでも習うことばかりです。
本を読んで理解したつもりが身に沁みます。
投稿: 山向うの住人 | 2011年4月 7日 (木) 22時10分
ああ~、やっぱそうでしたか。悪い意味で記憶の確かさが証明されました(笑)。
少しずつ前進していますので、気を取り直してガスを再充填します。あと電極の清掃も。
こうやって作るだけでも面白いです。理学部的な知識が有ったら、もっともっと面白いんでしょう。そっち方面も勉強しておけば良かった・・・今からすれば良いのか?
投稿: みつやす | 2011年4月 7日 (木) 22時30分