運動包囲線図の外側
ドリドリ1号を壊してしまった。壊れたのは主軸駆動モータのピニオンギヤ。
ナイロンか何かの樹脂製のギヤが、熱で柔らかくなっていたところを根こそぎ削り取られたと言う感じ。同じ材質に見える相手の大ギヤは何ともない。
この機械はうちに来てから丸々2年間酷使されてきた。特に最初の頃は限界が解らないので無理をさせて居たことも多々あると思う。それでも壊れはしなかった。
ネット上には同型機のトラブル例がいくつか挙がっていたけれど、うちのは壊れるそぶりも無いので安心というか少々拍子抜けしていたくらい。
丁度よいタイミングで?アルミを深さ何ミリくらいまで一気に行けるかな。と言う話が出てきたので、明らかに無理とは思ったけどこんな感じの切削をやってみた。
ドリドリ1号に付く一番長いエンドミルは、Φ10.0mmの長さ25mmのラフィングだったのでこれで試験切削開始。
最初は側刃で径方向に1mm切り込んで試したところ、全然問題なく削れてしまった。で、こんな感じに深さ25mmで縦横無尽のCNC的な切削を試してみることに。
切削面でも解るけど、径方向に半分の5mmくらいまでの切り込みならビビらずに削れている。それを超えるとコラムなどの剛性の問題でビビリが始まり、まともな切削には成らない。F値を下げても駄目だった。
一度はドライバからの過負荷信号でステッピングモータ制御盤が止まった。エラー処理がまともに働いていたのでニヤッとして、構わずにそのまま再起動した。
この段階でかなりの熱がこもっていたのだと思う。反対側の負荷の高い切り込みが始まった辺りで異音が発生して主軸停止でジエンド。情け無いと言うよりは、よくまあここまで削れたもんだというのが正直な感想だった。
墜落した機体の近くにパラシュートで降り立ったチャック・イエーガーの気分に成って「樹脂のままでも問題ないが、ご婦人の扱いを知らないヤツの為に金属のギヤを用意した方が良いかもな」と、心配そうな技術者に呟いて酒場に消えるというのが正しい対処法のような気がする。
自転車に乗るつもりだった。天気もよかった。でもちょっと思うところがあり、筋トレというかジャンプトレにしてみた。内容的には垂直飛びとか立ち幅跳びをを延々とやっただけ。
競輪学校の試験に垂直跳びが有ったと思う。と言うことは自転車の能力と垂直跳びの能力には或る程度の相関関係が有ると言うことか?と言うのが気持ち的なスタート。
さらに私は小さい頃からジャンプ系が苦手だった。肥満児で体重が重い物理的な加速度の問題に加え、動かないことから来る動きの神経系の未発達の問題が有るような気がする。
今は体重はだいぶ軽く成ってきたけど、筋力は大柄な選手に比べたら明らかに低い。そして調和的な動きとかリズムと言った神経系に関しては、毎回スイムで言われるように絶望的に(笑)悪い。
取りあえず軽くピョンピョンやった。必死でやると故障に繋がるのであくまでも軽く適当に。数年したら効果が出ると期待して。
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コメント
ジャンプはストレートに瞬発力の有無を見れるんですよ。デブかどうかもあまり関係ありません。重量挙げの選手とか相撲取りとか、体重150キロぐらいあってもとんでもない高さまで飛びますよ。
競輪選手に必要なのは瞬発力であり、競輪で活躍できる素質を持って生まれているかどうかシビアに見るにはジャンプさせれば一発です。
また、持久力の競技をはじめて強くなればなるほど、飛べなくなります。一生懸命飛んでも40センチぐらいまで下がってきたら、なかなか長距離は強い選手です(笑)
これが下手に飛べるようになるということは、持久的能力を削って瞬発系に振っているようなものなので、自転車競技でスプリントでもかますのでなければ、はっきりいって殴ってさするような意味のないものになっているかもです。
ただし、神経系の未発達という面を改善することはあるかもしれません。
ちなみにぼくはトライアスロンのバイクはそこそこですが、競輪のテストには絶対に合格しません。
投稿: 鬼 | 2011年3月 9日 (水) 19時57分
また、そうやって人を混乱させるような事を言う。。。
私の場合は20cmくらい飛べますから、かなり強い長距離選手ですね(笑)。
ちょっと悩ましいけど、動きの改善を期待してしばらく続けてみます。
投稿: みつやす | 2011年3月 9日 (水) 21時23分
動きの改善を目的とするなら、少ない回数で考えながらやればいいんで、それならマイナスにならんですよ!
投稿: 鬼 | 2011年3月10日 (木) 22時41分
考えながら・・・ちゅうのが苦手なんですよね(笑)。スイミングでも良く言われますけど、がむしゃらに必死に成る傾向が有って。
落ち着いてやってみます。
投稿: みつやす | 2011年3月10日 (木) 23時22分