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2010年12月20日 (月)

自分で試したら解る

12201 情け無いことに昨日の22km走の影響で脚が怠い。気分的にも少し怠さを感じる。体力的にかなり落ちているような気がする。
 無理はせずに軽めに動いて疲労を取ろうと思い、ガレージで1時間ほど3本ローラを漕いでお終いにした。強度が低ければ何ともないので、やはり単純な疲労感だろう。

 で、その後はずっとこれをやっていた。実際はローラを漕ぎながらも考えて居たのだけど、やっぱり手で現物を弄くり回さないと真の理解は出来なかった。
 色々と試してみたかったけど、取り合えず売っているドリルと同じ様な面にする為のセッティングにしてみた。再研磨せずに折れてしまった10mmが有ったので、それの研削面と砥石の間にコピー用紙を入れ、均一な当たりに成る角度を探った。
 機械をつくるときに頭で想像していたよりも、円錐の回転軸と砥石とのなす角度は小さかった。ここまで解ってから気がついたのだけど、「円筒研削法」とかも有ると言うことは、円錐であってもそんなに大きな角度である筈は無かった訳で。。。

 今夜のベストショットはこんな感じ。12202 木のベースにゴムコーティングされたRAMマウント、キリの固定はアングルの隅に指で押さえただけ、そんな仕様の段階でも私の手研ぎよりは綺麗に研削されている。
 ちょっと最後の方が逃げすぎていて、それに関連してかチゼルの部分が割合的に長いような気もするけど、シンニングしたら雰囲気が変わるかもしれない。

 これで大まかな雰囲気は解ったので、あとは剛性を高めてセットとか微調整が容易なVer2に進む目処が立った。今のままではガタが多くて剛性も低いので、mm以下の微小な変化とか解らない。
 頭の中で円錐面とドリルの円柱が具体的に交わる所が3Dでイメージできるように成った。もう一度本を借りてこよう。以前は全く解らなかった切削理論の図が、今なら解るような気がする。

バイク 30km

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