解りやすいレギュレータ
今日は色々と細切れの仕事ばかりしていた。その中の一つが写真のレギュレータの試験と調整。
これはBOSHのDCダイナモ用レギュレータで元々は6V用。これを12V用に改造するという仕事で、改造後の試験と調整の段階の写真。
このレギュレータは構成が凄く解りやすく、カットイン(アウト)リレー、カーレントリレー、ボルテージリレー、と3個のリレーが順に並んでいる。
2個の方がシンプルで解りやすいような気がするけど、2個の方はボルテージリレーとカーレントリレーの機能がミックスしてあるのでかえって解りにくい。
機械でもそうだけど、見た目で一見単純に見える機構は無理をしていたり理解するのが難しかったりする。反対にプリミティブな機構を積み上げていくと複雑で冗長な構成に見えるけど、そっちの方が解りやすい事が多い。
旋盤で鋳鉄のプーリを加工する必要があって、加工自体は鋳鉄なのでサクサク終わった。でもその後で各部の動きが悪くなった。
私が使っているのは学校の技術家庭課用の旋盤なので、シールとかワイパとか実戦的な配慮は何もない。一応新聞紙をひいては居たけど隙間に黒い粉が入っている。
最近は使いっぱなしで各部が汚れてきていたのもあって、上の方から順に分解して掃除していたらきりがなくなってしまった。途中で嫁さんと散歩に行ったけど、帰ってからもさらに作業をした。
一気に組み上げてしまおうかと思ったけど、要所要所にフェルトかゴムでワイパを追加しておこうと思い立った。今日はもう23時を過ぎたので明日か明後日にでも。
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