一夜城
朝から昨日の続きで薪ストーブの炉台作り。昨日の段階で支柱的なブロックの設置まで済んでいるので、今日はその上にコンクリの面を作り、タイルを貼っていく工程。
支柱の上にモルタルを載せ、その上に120mm標準ブロックを平らに並べていく。120mmにしたのは少しでも上に載せるコンクリの体積を減らしたかったから。
貰ってきた左官道具の中に、三角形のブロック用鏝が有ったのでそれを使った。ブロックの縁にモルタルを載せるのに都合がよい。
高さ調整とタイルの下地を兼ねたコンクリを流し、大まかに平らにした。ちょっと水が足りない感じだったけど、上にモルタル塗るからまあいいやと。。。
この段階でタイルを並べて寸法とイメージの確認。計算が間違ってなくて良かった。
ここで電話が入った。「鰤が1匹あるから取りに来い」と。どうしようか迷ったけど、食い意地が張っているので津屋崎まで取りに行った。
セメントを多めのモルタルを作り、タイルの裏にたっぷり載せて張り付けていった。何の基準も無しに、三男と一緒に同時進行でやったので、目地の幅が滅茶苦茶。まあいいか。
はみ出したモルタルをニトリル手袋をはめた指で目地に押し込んでいった。十分に詰まるように多めに塗ったけどこれが後で大問題に。
ちょっと置いたらタイルが落ち着いたので、目地からはみ出したモルタルを拭き取っていった。でもこれが手強い。
表面がツルツルのタイルなら簡単に取れたと思うけど、今回のタイルは表面に自然石のような凹凸があり、そこにセメントが詰まって取れない。何回拭き取っても乾いたら白い色が浮かび上がってくる。
何回も止めようと思いながら、後になるともっと大変だからと自分に言い聞かせてバケツの水を交換しては拭き取りを続けた。
23:00頃までやって流石に大腿四頭筋と腰が死にそうに成ったので止めにした。垂水峠を6本走ったよりも疲れたと思う。それでもまだ白っぽい。こんなんなら先にマスキングしておけば良かった。一つ学習した。
出来栄えはともかく、土日だけでコンクリート製の炉台が出来た。今までのヤツは木のフローリング材の上に、耐火ボードとか隙間を開けるための金属部材とかを組み合わせていたけど、なんか本物じゃ無いような気分だった。今日からは違う。この上なら直火でたき火が出来る(笑)。
来週末くらいまでにはコンクリが硬化すると思うので、フローリング材との隙間の板を取って、そこにシーラントを充填したら完成。
背面の壁は土壁にモルタル塗りなので、化粧的に漆喰でも塗っておいたらよい。悪い高さに貫的な横梁が通っているので、これが焦げないようにケイカル板か金属板で遮熱対策をしよう。
横の壁はどうでも良い間仕切りの壁なので、ストーブ側の合板を剥がしてケイカル板に張り替えてしまおう。上に漆喰を塗ったら土壁の漆喰塗りと見分けが付きにくい。
延べ日数では2日だけど、とりあえず一夜を鋏んだだけで炉台が出来た。でも滅茶苦茶疲れた。もうしません。
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