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2010年11月18日 (木)

ドリドリ1号 実用例 バイトを削る

11181 久し振りにドリドリ1号のネタ。モノタロウで買ったバイトは13mm角。それに対して我が家の旋盤の刃先高さは約11mmと2mmほど高すぎる。
 私が使っているドリドリ1号はプロトタイプなので市販品では無いけれど、表面仕上げとか制御盤のデザインが違うだけで他は市販品と同じ。市販バージョンでもまったく同じ事が出来る。
 剛性の低い機械なので、コラムは極力短く使わないといけない。本当はバイスなど使いたく無いけれど、小さなバイトをテーブルに装着するのは大変そうなので少しだけ妥協してバイス使用。
 刃物もモノタロウの安物超硬4枚刃。直径は8mm。超硬の8mmだと切削速度を50m/min.で計算すると、主軸が丁度2000rpmと240CNCの最大回転数に一致する。
 240CNCの主軸制御はサイリスタによる位相制御だし、冷却のファンもそれほど大きい感じでは無い。と言うことは最大回転数で使ってやった方がモータは楽なはず。。。と考えて2000rpm(Lなら1000pm)でめいっぱい使える刃物が具合がよい。
 これをZ軸方向に0.5mmずつ切り込み、横方向の送りはF20!と極低速で送って作業している。「F20なんて日が暮れる」とか、「そんなオモチャフライスなんか要らんわ」と言う意見が聞こえて来そう(笑)。
11182  そう言いたい気持ちは解るけど、実際にやってみると2本のバイトの下を2.0mm削る作業は午前中には終わる。しかも超硬の軽ーい切削なのでドライでもいけて、別の作業をしながら時々見に行くだけで良い。
 8mmのエンドミルで繰り返し削るので、カッターマークがどうしても汚く残ってしまうけど、この写真の反射の具合を見たら解るように、全体的な平面度とかは実用的な範囲には仕上がる。
 前にも書いたけど、小型で低剛性の機械は使うのが難しい。軽ーく使えば十分に金属が削れるけど、今度は付きっきりの時間とか手間が我慢の範囲を超えてくる。その部分を埋めて実用品にするのがCNCだと思う。

 今日は自転車にでも乗ろうと思っていたら、どうも左の尻の横が痛い。背筋も痛い。昨日の900mを5本が堪えたのだろうか?身体も全体的に重いし。。。
 無理しては意味がないけど、動かないと晩飯を食うときに何となく罪悪感が有る。気持ちよく晩飯を食うために軽くジョギングすることにした。
 強度を上げすぎないように、上下ともウインドブレーカを着た。結果的に少し暑すぎた。汗が結構出た。かといってこれ以上強度を下げたらかったるい。
 西中からトヨタグランドに行き、今日は給水とトイレだけ借りて倉久経由で帰ってきた。トヨタ工場を横断する坂道で、二人組のランナーとすれ違った。暗くて解らないけど雰囲気から実業団?と言う感じ。そう言えばもうじき駅伝がある。

ラン 11km

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