ドリドリ1号 意外な効果
Z軸のリフト機構が予定通りに動き始めたので、性能以外の部分も考えながら1次試作の図面を書いて部品を作った。
コストとか見た目とか意外にも、「本体に傷を付けない」事を重視した。これはキット販売も予定に有ったため。
本体に穴を開けたりタップを立てたり・・・となると、それだけ敷居が高くなる。個人用のフライスを買うような人は普通では無いけれど、それでも敷居は低い方が良い。
そしてそれ以上に穴を開けたりすることへの抵抗感が大きいんじゃ無かろうかと考えた。安くなったとは言ってもフライス盤はまだ高い。その高価なフライス盤に穴を開けて取り付けましょう・・・とやってしまうと、その行為自体が凄く嫌われるんじゃ無いかと考えた。
そこで構造的に少し無理をしたり、コストアップに目をつむってボルトオン出来る構造に纏めた。
そんな中で手動とか自動とかで何回も試験切削を繰り返して居たけれど、面白いことにリフト機構付きの方が明らかに綺麗に削れる。ビビリなどがはっきりと少ない。最初はガスダンパの減衰力のおかげかと思っていたけど、別の原因で有ることが解ってきた。
それはアリ溝の調整。リフタが無いとどうしてもアリ溝を緩くしてしまう事が解ってきた。逆に言うとリフタが有るとアリ溝をキツく調整出来るように成る。キツいというかX軸Y軸と比べると、リフタ付きの状態がX軸並なのだろう。
あとはリフト力の水平力をわざと出し、アリ溝の斜め面ではなくてコラムの平面部分に押しつけるような方向に持ってきた事も多少は貢献しているかもしれない。
こんな感じで、モータのトルク対策として追加したリフト機構だけど、切削能力の向上という副次的な効果がおまけで付いてきた。
今日はプールの日。今日も自転車で行くことにした。まだ少しだけ不安が有るのでゆっくりと漕いで行った。距離は稼ぎたかったので如来田越しで。
スクールが始まる前はバタフライを重点的にやってみた。水面から、出る、頭が突っ込む、手が追いかけて入水する、このリズムが少し解りかけた感じが有ったので、何とかしたいと繰り返した。かなり疲れた。左の肩が少し痛くなった。
その様子を先生が見ていたからか、スクールの前半は個人メドレーだった。ガツガツ泳ぐんじゃ無くてしっかり伸びながら泳ぐ。右手だけとか左手だけとか両手とか。
後半はクロールのドリル。パドルを付けて100mx10本、15秒レスト。最初は手の掻き方を言われていたけど、ある時から呼吸のことを言われ出した。水面から口が出たら直ぐに吸えと。
今までは水中で少し吐いては居たけど、水面から口が出るときは閉じていた。そのあとで一旦吐いてから吸っていた。それでは遅いらしい。口を開けた状態で横を向いてそのまま吸う位の事を言われる。
難しい、かなり水を飲んだ、でも後半に成って少しだけ出来る時間が長くなってきた。そしてそれに比例するかのように、泳ぐのが滅茶苦茶楽に成ってきた。
そうか、私の泳ぎは呼吸がかなりのボトルネックに成っているのか。そしてそれを修正するだけでこれだけ楽に成る。またはその分をキツサに変換すればもっと速くなる。フフフ。
ちょっと目の前が明るくなった。来年の皆生ではスイムで1時間を切ろう。
スイム 2.0km
バイク 20km
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