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2010年8月26日 (木)

ドリドリ1号 取りあえず動かせ

08261 色々と制限はあるし送り速度は絶望的に遅いけど、手動操作で金属が削れるところまで確認できた私は気分が明るくなっていた。
 丁度その頃は自分用に基板加工機を作っていたりした時期なので、ガレージのパソコンにはMACHが入っていたし、バラック基板のステッピングモータドライバも繋がっていた。
 手持ちの中で一番大きなSPMを探し出してきた。これは大昔にデジットのジャンクで買ったもの。500円の値札が付いていた。住金和歌山の出張帰りだったか?
 他人の自作例を見ていると元が同じなので良く似た構成にしか成らない。同じ様な位置にモータが付くわけだけど、機械屋の気持ちで少しだけオリジナル色を持たせてみた。
 モータブラケットはトルクに対する剛性が大事なので、伸ばしたボルトとか丸棒で保持せずに板を使うことにした。
 樹脂やゴムが入ったカップリングの回転方向の剛性は意外と低かったので、ダイヤフラムタイプのカップリングを自作して装着した。買えばよいのだけど直ぐに動かしたかったから、夜中に旋盤で作った。
08262  ここまで組み立てて主軸にボールペンを付け、MACHに繋いで動かした時の画像がこれ。まだZ軸は手動で動かしている。
 たったこれだけの事だけど、目の前のオモチャみたいな機械が自分で渦巻きを書いていく様は感動した。
 絶対に物になると思った。剛性の低いオモチャみたいなフライスだけど、CNCと組み合わせることによって軽切削を繰り替えす事が可能に成る。
 長穴を1個明けるのに5回往復させろと言われたら嫌になるけど、パソコンでGコードを書いておけばCNCフライスは、5回でも10回でも同じ動作を繰り返す。剛性の低い機械こそCNC化で使えるマシンに生まれ変わるんじゃ無いのか?そんな気持ちが強くなってきた。。。今日はここまで。

 今日も走った。昨日と全く同じコースを、全く同じ場所で給水を繰り返して走ってきた。強度は相変わらず低い。そのせいか2日連続の22kmにしてはキツくない。
 走りながら考えた。もしかしたらこんな強度で20kmオーバーを毎日走った方が良いんじゃ無いのか?と。そして気が向いたときだけ、刺激入れ程度にちょびっと頑張る。

ラン 22km

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コメント

冬はそれでいいと思いますがシーズン中それだと頑張る日が少なすぎるでしょうねえ。

投稿: 鬼 | 2010年8月27日 (金) 07時54分

 うーん、頑張りすぎるとキツいしなぁ(笑)。じゃあ、オフは1週間に1回頑張って、シーズン中は2回頑張る。

投稿: みつやす | 2010年8月27日 (金) 09時08分

ドリドリ1号完成の暁は、CB500Fくんの部品発注も可能かと。期待してます。ドリドリとは、ユーモアと好奇心をくすぐるものがあります。どれどれ、これは何じゃのおじさんより

投稿: OKSTC | 2010年8月27日 (金) 09時18分

 弊社は鉄工所じゃなくて「総合エンジニアリング企業」(笑)なので、弊社開発の機械をご購入いただき、ご自分で自由な加工をお楽しみ下さい。

投稿: みつやす | 2010年8月27日 (金) 10時14分

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