30年ぶりが重なる不思議
土曜にしては滅茶苦茶に電話が多い日だった。そしてやり残していた小さな仕事が
沢山あってそれも片付けた。車関係の修理品を取りに来る人も居て渡したり、なんか久々にバタバタ飛び回るような1日だった。
その電話の一つが30年ぶりくらいに声を聞く友人からだった。仕事絡みの話だったけど、関係のない話ばかりしていたような気がする。
ヤツは馬鹿でかい加工をしている。何メートルも有るような加工の話を聞くだけでもワクワクするのに、中国から中古の五面加工機仕入れてきて、何とかと組み合わせて専用のNC機をでっち上げたとか、そんな話が出ると夢中になって話し込んでしまった。
やっつけるべき仕事は少し残っていたけど、雨が降りそうな気配だったので16:30頃にお終いにして走りに行った。昨日の背泳ぎの余波で鼻づまりが酷く、寒いのか暑いのか良く解らん。
いつものコースをぐるっと回って帰ってきた。帰って来て作業場の片付けとかしていたら晩飯。メニューは鍋だった。鼻づまりが一気に酷くなり、涙まで出て来て食べるのが苦しいくらいだった。
コーヒーを飲みながら明日の用意でもしようかと思っていたとき電話が鳴った。嫁さんが出てなんか騒いでいる。代われと言うから代わったら、これまた懐かしい30年くらいは会っていない大学時代のクラブの友人からだった。
正確には友人ではなくて友人"達"からだった。その頃のメンバーの一人がやっている店に集まっているらしい。声も聞き取れないくらい騒々しい雰囲気の中から、懐かしい奴らが代わりばんこで電話に出てくれた。
記憶と声が変わっていて解らないヤツも居たけれど、学生時代そのままの声で直ぐに解るヤツも多かった。話をしたら30年前と全く同じノリで、時間と時間帯を忘れて大声で喋りまくってしまった。
夜中にしてはあり得ないくらいアドレナリンが出まくった。電話を切ってからもしばらくは気分が高揚していた。
不思議な感じがする。30年くらい全然会ったり喋ったりしていない奴らなのに、午前と午後で全く関係の無い流れから同じ日に電話がかかって来た事実。単純な確率の問題だとは思うけど、なんか面白すぎる。
「ミツヤス君はこんなん読みなさい」と言って塩狩峠を渡した女の子も居た。記憶が鮮明によみがえってきた。御免なさい。そんな生き方はまだ出来てません。もっと人様・世の中のために成る生き方をします。。。と小さく心に誓った。
ラン 13km
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